12月のメバルを釣るにはどうすればいいの?おすすめプラグ+ワームをチェック
沖の深場に定着していたメバルは、12月に入ると接岸を開始します。 理由は、水温が下がるから。 抱卵した尺メバルに出会えるのも、この時期の特徴なので、なんとか釣り上げたいものです…
FISHING JAPAN 編集部スーパーや魚屋さんで見かける、白身っぽい魚の切り身。
ラベルをチェックすると、銀ダラと書いてあります。
タラは釣りの対象魚として人気が高いのですが、銀ダラって釣った経験かありませんし、専門誌でもほとんど見たことがありません。
いったいどんな魚なのでしょう?
目次
銀ダラとは、カサゴ目ギンダラ科に属している海水魚のことです。
ここだけ見ても、タラ目タラ科に属しているマダラとかスケトウダラとは異なる魚だと分かります。
外観シルエットは、スリムで似ている感じに思えますが、全く別物と考えてください。
銀ダラは、水深のある深場に生息していて、水深300mよりも深いところが漁場となっています。
2000m近い深海にも居るらしいですから、もうほとんど深海魚といっていいのではないでしょうか。
日本の近海なら、北海道・青森県辺りがギリギリの生息地で、ほとんどはカナダ・アメリカ北部の寒いエリアで捕獲されています。
アラスカ原産のものや、カナダで漁獲されたものが、日本の市場に入ってきているのが現状です。
冷凍の状態で輸入されるので、加工調理しやすい切り身で売られているのかもしれません。
銀ダラの販売価格は、さほど高くはなかったのですが、日本での需要の高まりとともにアップしつつあります。
理由は、銀ダラの身にあります。
他の魚とは違い、脂のノリがかなり強烈だからです。
湯に入れて煮詰めると、一気に脂が溶け出す感じで、濃厚で強いものといえるでしょう。
こういう脂を帯びたものを、最近の日本では好まれる傾向があります。
嗜好の対象になれば、取り扱われるケースも増え、その結果値上がりの対象になるというわけです。
以前、料理屋さんで鍋物を注文したとき、ずいぶんとコクのあるものが提供されました。
調理担当の方に聞いてみると、入っている魚が銀ダラだったのです。
一緒に煮込まれている野菜などにも、銀ダラの脂が染み渡り、独特の旨味を生み出していました。
他の料理屋さんでは、汁物の具に銀ダラが使われていました。
少量しか入っていないのに、独特の濃厚な脂によって、あの魚が入っているんだな!と分かるレベルの仕上がりでした。
しかし、この脂の濃さは、ムツなどの危険な脂を想像してしまうのですが・・。
これはスケトウダラで銀ダラとは別種
ホッケは銀ダラに近いかも
銀ダラは、冷凍輸入モノ以外はなかなか入手しにくいのですが、日本の北部エリアでは鮮魚を並べるお店もあるようです。
刺身で食べると、やはり脂が胃にもたれる感じになるようで、どうやら脂の正体は、中性脂肪のようです。
中性脂肪は、摂り過ぎるとお腹を下してしまう危険性を含んでいます。
健康に良いといわれているDHA・EPAとは異なるので、食べ過ぎには注意しましょう。
当然刺身以外の、加工された切り身でも要注意です。
西京焼きなどにして食べるケースが多いので、すでに味付けされた銀ダラの切り身が販売されていることもあります。
銀ダラを釣りに出掛けた!という人や、北海道で銀ダラの大物が釣れた!という話も、あまり耳にしません。
釣りの対象魚というより、美味しく食べる魚として認識し、多くの関連情報を取り入れるのがベターだと感じます。
もし鮮魚の状態で販売されている銀ダラを見つけたら、購入して持ち帰り、焼き魚などに調理してみましょう。
細かいウロコがびっしり付いているので、金たわしや包丁を活用して丁寧に剥がしてください。
刺身は、中性脂肪の影響が出やすいので、止めておくことをおすすめします。
銀ダラを西京焼きに調理していく動画を見つけましたので、ぜひ参考にしてください。
銀ダラを偶然鮮魚店で見つけたら、持ち帰って食べてみたくなる気持ちを抑えられないでしょう。
クルマに大型のクーラーボックスを積んでおけば、銀ダラをまるごと保管して、自宅まで運ぶことができます。
保冷力の高いものなら、しっかり冷やした状態になり、鮮度をキープできるのではないでしょうか。
各釣具メーカーから豊富な種類がリリースされているので、クルマに積み込みやすいサイズを考慮して選んでみましょう。
ダイワ(DAIWA) クーラーボックス ビッグトランク2 S8000 ブルー 釣り 大型 80リットル 発泡スチロール
ダイワからリリースされている大容量のクーラーボックス・ビッグトランクⅡシリーズのラインナップから、S8000を選んでみました。
ウエイトは11.6kgとやや重めで、容量はなんと80Lもあります。
クーラーボックスの内寸は、325×795×270mmなので、体長70cmクラスの銀ダラを保管することができます。
外寸は、440×930×400mmとなっています。
ボディ内部に設置されている断熱材は、発泡スチロールです。
2Lサイズのペットボトルなら、16本を立てて収納することができます。
標準装備されているものとして、底部分にふんばるマンが4個付きです。
これにより、船内やクルマ無いでの横スベリをしっかり抑えてくれます。
その他上ブタメジャー(800mm)や、持ち運びに便利な大型車輪が付いています。
実際に保持してみると、持ち運びはとても楽で、大型車輪によって安定した転がしをおこなえます。
上フタやボディは頑丈そのもので、剛性・耐久性に優れているといえるでしょう。
これなら長く使えるので、クルマに常駐させておけば、いつでも魚を運搬することに活用できます。
実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。
ウインチでの引き上げに使えるベルトも付いているので、船釣りに活用しやすいです。
またアウトドアイベントやキャンプにも持参して、飲み物・食べ物をたくさん保管するのに使ってみましょう。
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 釣り用 大型 65L スペーザ ホエール ライト 650 NS-465T ピュアホワイト
シマノから発売されている大型サイズのクーラーボックス・スペーザホエールライトシリーズの中から、650番を選んでみました。
容量は65Lで、ウエイトは10.7kgになっています。
クーラーボックスの内寸は、295×860×255mmなので、体長80cmの銀ダラを収納することができます。
外寸は、405×1000×370mmです。
断熱材には、発泡ポリスチレンが使われていて、I-CE値は70hに設定されています。
このクーラーボックスに搭載されている機能として、ハンドル・水栓・取り外し可能フタ・滑り止めゴム・サイドロック・キャスターが挙げられます。
真っ直ぐに入る魚の最大全長は、85cm。
500mlサイズのペットボトルなら、48本。
板氷3個+500mlペットボトル42本や、オキアミ10枚などを収納できます。
実際に活用してみると、ラックトップレバーRやセーフティーロックの付いた上フタは、とても便利でした。
抗菌処理も施されているので、安心して魚を持ち帰ることができます。
実売価格は4万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
でもこのクーラーボックス1台あれば、かなり大きな魚でもしっかり保冷して運べるでしょう。
銀ダラの特徴や食べ方・調理方法、おすすめの運搬用クーラーボックスをご紹介しましたが、いかがでしたか?
銀ダラの鮮魚には、なかなか出会えないですから、まずは冷凍から切り身加工されたものをゲットしましょう。
煮付けや西京焼きに調理してみて、食べて美味しいことを体感してください。
その上で、鮮魚を求めて日本の北エリアへクルマを走らせるのも楽しいかもしれません。
もし鮮魚状態の銀ダラに出会えたとしても、中性脂肪が豊富に含まれていることを考慮して、食べ過ぎにはじゅうぶん注意しましょう。
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