バンタム ザンバーノ95SPフラッシュブーストでフィーディングバスを釣りたい!2023年シマノの新ジャークベイト
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FISHING JAPAN 編集部ベイトフィッシュパターンと呼ばれる釣り方が、バス釣りにはあります。
秋になると、ベイトフィッシュの群れをバスが積極的に追いかけるようになるからです。
いったいどんな釣り方なのか、効果的なルアーを織り交ぜながら、分かりやすくご紹介しましょう。
目次
ベイトフィッシュパターンとは、小魚の群れを襲うバスの習性を活用した、効率のいい釣り方のことです。
バス以外にも、シーバスやチヌ・青物・フラットフィッシュ・ロックフィッシュにベイトフィッシュパターンは存在します。
小魚の群れを襲うという点で、使うルアーはまさに小魚そっくりのものに寄せるのがセオリーとなります。
真っ先に頭に浮かぶのは、ミノーでしょうか。
でも実際にミノーをラインに結んでキャストしてみると、あることに気づきます。
ミノーには頭部アゴ下からリップが突き出していて、そこに水流が当たらないとアクションが始まりません。
つまり、着水したところにバスが潜んでいる場合、少し離れた場所からアクションによる誘いが発生してしまうのです。
バスの活性が高ければ、ゆるりとミノーを後追いして、口を使ってくれるでしょう。
実際にフィールドに立つと、そんな甘い状況に遭遇できる機会は少ないです。
バスがそこに居るのに、離れてからのアピールでは、バイトにつながらないのです。
となれば、着水即キレのあるアクションを発生させる、別のルアーを用意する必要が出てきます。
秋のバス釣りにおいて、ベイトフィッシュパターンを攻略するカギは、まさにここに集約されているのです。
ミノーの代わりに活躍してくれる、ベイトフィッシュパターン用のルアー。
それはズバリ!細身で背中面の広い、フローティングのペンシルベイトです。
細身シェイプだと、バスの反応がとてもよくなります。
ベイトフィッシュそのものに見えているのかもしれません。
バスは、自分の喉(ノド)を通り抜ける対象物なら、バイトするケースが多いので、細身であることは重要です。
それから、ペンシルベイトの背中面が広いと、水没させたときに左右へダートアクションしやすくなります。
移動距離を抑えたハイレスポンスなアクションこそ、リップに頼らないペンシルベイトの真骨頂ですから、背中面にはこだわりましょう。
フローティングのペンシルベイトなら、水面に浮かんで静止することができます。
水面での静止も、無防備な状態を演出していることになるので、バスは強く引き付けられます。
さまざまな要素が色濃く盛り込まれていることを理由に、ミノーの代わりが務まるのだと考えてください。
実際にフィールドでペンシルベイトをキャストしてみました。
岸際のカバーに触れるぐらいの水面へ、丁寧に着水させます。
着水したら放置せず、いきなりアクションさせます。
急にラインを引っ張られると、水中に潜ることになり、広い背中面に水流を受けてナチュラルなダートアクションを発生。
そのまま水面へと浮き上がってきます。
一連の動きは、移動距離が短く、バスがじゅうぶん追いつける距離でもあります。
バイトに至る確率は高めで、もしバイトが無かったら素早く回収。
すぐに次のキャストへ移れるメリットも、兼ね備えています。
手返しのいいアプローチは、秋のベイトフィッシュパターン攻略に、間違いなくプラスに働くでしょう。
ベイトフィッシュパターン攻略におすすめの、フローティングペンシルベイトをご紹介しましょう。
ひとつは、バスデイからリリースされているシュガペンシリーズ。
豊富なサイズ設定がありますが、ベイトタックルでキャストしやすいのは、95Fタイプでしょうか。
ハイレスポンスで、水中でのダートアクションが得意ですから、バスを誘うのに効果的です。
もうひとつは、タックルハウスから発売中のクロナッツシリーズ。
こちらは2種類のサイズ設定があるので、好みのものを選んでキャストしてみてください。
短い移動距離の中で、しっかりとアクションしてくれるように作られています。
シュガペンもクロナッツも、ルアーとしての完成度が高く、タフコンディションでも納得の釣果を叩き出すのではないでしょうか。
Bassday(バスデイ) ルアー シュガペン 95F MH-128 ナチュラルベイト.
タックルハウス(TackleHouse) ペンシルベイト レジスタンス クロナッツ 67mm 6.5g ホワイトタイガー #06 CR67 ルアー
ベイトフィッシュパターン攻略用のペンシルベイトを操るのに適している、おすすめのベイトタックルを取り上げてみましょう。
ロッドは、ある程度長さがあって、硬過ぎないブランクスのベイトロッドがマッチします。
リールは、14lbのモノフィラメントラインを100mほど巻けるベイトリールなら、ロングキャストしやすいでしょう。
ダイワ(DAIWA) 21 ブレイゾン C66M-2 2ピース ベイトキャスティングモデル
ダイワからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・ブレイゾンシリーズの中から、C66M-2を選んでみました。
全長は1.98mなので、扱いやすいブランクスの長さといえるでしょう。
継数は2本で、仕舞寸法は103cmにまで縮まります。
ウエイトは107gと軽めで、ブランクスの先径/元径は、2.0/9.8mmです。
適合するルアーウエイトは、5gから21gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、88%になっています。
実際に手に取ってみると、とても軽くてしなやかに曲がるブランクスに仕上がっています。
継目部分もスムーズに曲がりますから、バスを掛けてからきっちり曲げて、バラシを防ぐことができるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
河川のシーバスゲームやチニングゲームにも転用できますから、積極的に使ってみてください。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 19 タトゥーラ TW 100HL(2019モデル)
ダイワから発売中の汎用型ロープロファイルデザイン系ベイトリール・タトゥーラTWシリーズの中から、100HLを選んでみました。
ギア比は6.3対1なので、ハンドル1回転につき67cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
ウエイトは195gで、最大ドラグ力は5.0kg。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを115m巻くことができます。
ハンドルの長さは90mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。
実際に手に取ってみると、とてもコンパクトで扱いやすい印象です。
キャストフィールは、ダイワオリジナルのTWSが搭載されていますから、バックラッシュトラブルを抑えた軽快なものになっています。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
水面で柔軟にアクションさせようと思ったら、水に浮くナイロンラインをスプールに巻いて使ってみましょう。
ペンシルベイトを意図的にダイブさせたり、移動距離を抑えたいと思ったら、比重の高いフロロカーボンラインをスプールに巻いてアプローチしてください。
秋のベイトフィッシュパターンの攻略方法や、おすすめのベイトタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
カバーの直近にペンシルベイトを着水させて、即アクション。
これでバスの反応が無ければ、素早く回収して次のキャストへ移ることで、手返しの良さが際立ってきます。
アプローチの回数に、釣れるバスの数が比例して増えてくれば、大物が混じる可能性も膨らんでくるでしょう。
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