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アタリが出た時にいつでもアワセとけばいいって思っていませんか?あなたのその考えは間違いだった!?
海釣りや湖沼の釣り、川釣りなどどんな釣りをしていても、必ず出てくるのが「アワセ」という言葉ですね。
簡単に説明すると、アワセとは、魚がエサを食べたときにウキや竿先に出るアタリがあったときに、素速く手や竿を動かして、しっかり魚の口にハリを掛ける行為のことです。
では、どんな釣りでも、どんな釣り方でも、どんな魚でも、アワセなければ釣れないのでしょうか?
キス釣りを例にとると…
答えは、NOです。
しっかりアワセが必要な釣りもあれば、合わせなくても勝手に魚が掛かる釣りもあるのです。
たとえば船からのキス釣りを考えてみましょう。
水深は少し深くて30mほど。
道糸はナイロンの3号で、半月テンビンを使って2本バリ仕掛けです。
もちろんポイントを広く探るために船は流し釣りです。
待つほどもなく竿先をぴくぴくと震わせる小さなアタリが出ました。
このとき、待ってましたとばかり大きく合わせてリールを巻き始める人が必ずいますね。
このようなシュチュエーションで、本当にアワセが必要なのでしょうか??
大きなアタリのタイミングは…
水深が30mもあるのでナイロン3号の道糸は潮の抵抗を受けて大きくフケます。
フケるというのは道糸にゆるみができることです。
そんな状況の中、水深が30mもある海底でキスが食った瞬間に竿先に大きなアタリが出るとはとても思えませんね。
キスの活性が高くて食った瞬間に横走りしたときなどは、かなり明確なアタリが出ると思いますが、こんな状況ばかりではありません。
キスが食い渋っていてアタリが小さいときには、キスが食ってからワンテンポもツーテンポも遅れてアタリが出るはずです!
こういう場合、竿先に現われるアタリというのは、すでにキスがエサを食って向こうあわせでハリに掛ってしまい、暴れているからではないでしょうか??
竿を立てるだけがベスト
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