釣り場のアップ写真

東京湾をぐるり巡って釣りを楽しみたい!どんな釣り方をすればいいの?

FISHING JAPAN 編集部

東京湾の周辺エリアには、しっかりと護岸されていて、安全用の柵を設置しているところが増えてきました。

気軽に立ち寄ってロッドを振ってみると、意外な場所で魚に出会えたりするものです。

遠出をしなくても釣りができる、そんな東京湾の楽しみ方をご紹介しましょう。

東京湾でどんな魚を釣ることができるの?

東京湾は、人口が密集している関東エリアの中心に位置していて、比較的穏やかな海が複雑な護岸に合わせて広がっています。

私有地や工場地帯などには立ち入ってはいけませんが、釣り禁止指定されていない場所なら、ふらりと気軽に立ち寄って、釣りをしてみませんか?

スマホを開いてグーグルマップをチェック、東京湾に流入する河川が何本も存在していることが分かります。

海の魚たちは、淡水の河川から流れてくるエサを待っていることが多いので、まず足を運ぶなら、河口域の絡んだエリアがおすすめ。

時間帯は夕暮れのほうが、強い直射日光に晒されずに済むでしょう。

魚の活性も、この時間帯のほうが上がります。

夜行性であることも理由のひとつですが、日照による眩しさがなくなることで、表層付近まで浮き上がりやすいのかもしれません。

エサとなるエビなどの甲殻類や、ゴカイ・アオイソメなどの虫系の生き物が、たくさん集まっている場所なら、より効率よく釣りを楽しめるはずです。

クルマに乗って接岸できる場所は限られているので、自転車を用意してあちこち走り回るのは、とても東京湾向きといえそうです。

電動アシストの自転車を使えば、移動はラクチン。

景色や緩やかに流れる風を満喫しながら、目的の釣り場へ向かってみてください。

その途中で釣具店やエサ屋さんがあれば、立ち寄って必要なものを購入します。

よく釣れている魚や釣り方のレクチャーも、購入の際に受けるといいでしょう。

自転車で移動するときの注意点ですが、ロッドは振出式にして、収納した状態でデイパックなどに入れて持ち運ぶようにします。

ロッドを伸ばしたままの移動は、通行するクルマやバイク・人に干渉してしまう恐れがあるので、絶対に止めてください。

自転車にカゴが付いていれば、デイパックを背負わずにカゴに入れて移動するのもありでしょう。

時折安全なスポットに自転車を停めて、スマホで目的地を確認しながら進んでください。

東京湾で釣れる魚って何?

東京湾の釣りで狙える魚は、季節によって移り変わります。

春から夏にかけて、水温が上昇するタイミングなら、アジやイワシなどの回遊性の高い小魚を釣ることができます。

河口域に近づくと、ハゼやシーバスなどが出迎えてくれるでしょう。

寒い季節なら、シーバスやチヌなどの大型魚を狙えます。

実績の高い場所には、たくさんのアングラーが集まってきますから、大勢居るようなら密状態を避けて別のスポットへ移動するように心がけたいものです。

東京湾の釣りで用いる釣りタックルはどれ?

東京湾の釣りで用いるタックルは、アジングやメバリングをおこなうライトソルトウォーターゲーム用のものがおすすめです。

軽く振るだけでルアーや仕掛けを飛ばすことができますし、さまざまな魚を狙えるからです。

ロッドは振出式のモバイルタイプにして、小型のスピニングリールを装着するようにしましょう。

キャストの際は、自分の背後や両隣りに人がいないか、必ず確認してからロッドを振るようにしたいものです。

それからキャストする先に橋か架かっているいる場合は、キャストする向きを変更してください。

橋げたに魚が潜んでいるかもしれませんが、もしキャストの最中にラインが切れてしまったら、その先に結んでいたルアーや仕掛けが、橋の上を通行している人やクルマを直撃してしまう危険性があります。

事故を未然に防ぐためにも、キャストする対象は危険の無いところに限定しましょう。

東京湾での釣りを自分のペースで気軽に楽しんでいる動画はこちら

東京湾の釣りで使ってみたくなるおすすめのロッド&リールを選んでみた!

それでは東京湾の釣りで使うのに向いている、おすすめのロッド&リールをご紹介しましょう。

ライトソルトウォーターゲーム全般に使えるものなら、多くの釣り場で活躍してくれるはずです。

振出式モバイルタイプの中から、こちらを選んでみました。

トラギア(Trgr) ロッド TIPTOP ティップトップ S666L

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アルファタックルからリリースされている、振出式のスピニングロッドです。

全長は6.6ftなので、とても取り回しがよく、振り抜きやすい長さに仕上がっています。

淡水のバス釣りはもちろん、東京湾周辺でよく釣れるアジやハゼ・シーバス・チヌ・カサゴなどにもマッチするでしょう。

継数は6本で、仕舞寸法はなんと40cmにまで縮めることができます。

これならタックルバッグやデイパックの中に収納して、自転車に乗ってさまざまな釣りスポットを巡ることが可能になるでしょう。

自重は90gと軽めで、先径1.2mm・元径11.3mmと細めの設計です。

適合するルアーウェイトは、3gから10gまで。

錘負荷は、3号から15号までとなっています。

実際に手に取って伸ばしてみると、シャープで張りのあるブランクスに作られている印象でした。

継目部分は安定していて、曲がり込みもスムーズです。

30cmクラスのシーバスが掛かっても、ロッドを立ててきっちりと水面まで浮かせることができました。

実売価格は6千円台と、とても低価格な設定に収まっています。

とにかく仕舞寸法が短いので、自転車の機動力を活かしたランガンアプローチを実践しやすいです。

このロッドシリーズには、もっと短いタイプや長いタイプがラインナップされているので、自分の釣りスタイルに合わせて買い揃えてみてはいかがでしょうか。

継目部分に海水が付着したままだと、収納時に塩気が邪魔をして、上手く縮まらないかもしれません。

使用後はきっちりとタオルなどで拭き取りをして、キレイな状態で縮めてから持ち帰るようにしたいものです。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 セドナ C2000HGS アジング メバリング 初心者向け

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シマノから発売中のコスパ優秀なスピニングリールセドナシリーズのC2000番です。

ギア比は6.0対1ですから、ハンドル1回転につき79cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力/最大ドラグ力は、2.0/3.0kgです。

自重は215gと軽めで、スプール寸法は直径が42mmでストロークが12mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを100m、PEラインなら0.6号を150m巻けます。

ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは3個搭載しています。

実際に手に取ってハンドルを回転させてみると、とても滑らかに回り続けてくれます。

ローター回転も軽やかで、ラインスラックをカンタンに巻き取って、ラインにテンションを与えます。

実売価格は5千円前後と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

ドラグの滑り出しもスムーズなので、ライトラインを用いた釣りでも、破断を気にせずに魚とのやり取りを楽しめるでしょう。

ラインローラーに付着したゴミなどは早めに取り除くほうが、糸ヨレ等のトラブルを未然に防ぐことができます。

東京湾の釣りを満喫するためにあちこち出かけてみよう!

東京湾での釣り方や、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

通行している歩行者が多いのも、東京湾近郊の特徴です。

釣り場専用エリアではないので、周囲に配慮しながら釣りを楽しむことを心がけるようにしてください。

釣り場で発生したゴミは、必ず自宅まで持ち帰るようにしましょう。

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