アカメ釣り特集!幻の巨大魚はどこで釣れる?注目の動画やおすすめアイテムをピックアップ
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FISHING JAPAN 編集部巨大なカレイとも称される「オヒョウ」。
その大きさは、畳や座布団に例えられるほどのものです。
普段あまり目にすることのない魚だからこそ、実態が気になりますよね。
今回は、謎に包まれたオヒョウの生態を紐解き、オヒョウにまつわる雑学をご紹介します。
オヒョウは寒い地域を好み、北極海やベーリング海に多く生息しています。
日本では、特に北海道北部のオホーツク海周辺、水深30~2000mほどの幅広い領域で確認されています。
オヒョウは漢字で「大鮃」と書きます。
その名の通り、大きなヒラメという意味ですが、実際はカレイの仲間です。
一説によると、昔、日本ではカレイとヒラメは明確に区別されていなかったため、その名がついたと言われています。
アメリカ史上最も偉大な市長のうちの一人とされるフィオレロ・ラガーディア(1882~1947/ニューヨーク市長)とオヒョウ。ラガーディアの身長(150cm)をゆうに超える大きさであることが分かる。
オヒョウを初めて見た人が一番に驚くのは、その大きさです。
通常でも全長1~2mほどにまで成長しますが、大きいものでは全長4mを超え、体重も300kgを上回ります。
畳に例えられるオヒョウですが、実際の大きさはなんと、キリンの全長約4.2mと同じほどにもなります。
さらに驚くべきは、その寿命です。
一般的には30~40年くらい生きるとされていますが、これまでには100年以上生きた個体も確認されており、最も長寿な魚種とされるサメに匹敵するほどの長さです。
平均的にはオスよりもメスの方が大きく、寿命も長いとされています。
オヒョウの寿命と大きさは関連しているという説もあり、長生きすればするほど、大きく育つ傾向にあるようです。
また、オヒョウは1年で10cm程度しか成長せず、1mに成長するまでにはおよそ10年の歳月を要します。
成長が緩やかな性質も、オヒョウの特徴の一つです。
オヒョウは、その大きさを見て穏健な生物だと想像するかもしれませんが、実際には肉食性で非常に獰猛です。
この大型個体が水鳥を襲い、食べてしまうこともあります。
人間にとっても危険な生物で、オヒョウが逆上するとなかなかコントロールできず、怪我を負う可能性があるため、釣り上げる際には十二分に注意が必要です。
オヒョウを釣り上げるシーンは、2:40~ご覧いただけます。
登録者数55.8万人の人気釣りチャンネル『釣りいろは』では、オヒョウ釣りを紹介しています。
実際に釣り上げるシーンには、勢い良く動くオヒョウの姿が映っています。
竿のしなりや、オヒョウを水からあげるシーンを見て分かる通り、その力強さと重さは明白です。
臨場感溢れるカメラワークにより、オヒョウ釣りの面白さを実感できるでしょう。
さて、これまでオヒョウの生態についてご紹介しました。
読者のみなさんの中にはきっと、「こんなに興味深いオヒョウを実際に見てみたい!」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
しかし、普段身近なところで見かけることのないオヒョウ。
実物と出会うためには、自分で釣り上げるしかないのか…と諦めてしまった方に朗報です。
実は、北海道小樽市にある『おたる水族館』では、生きたオヒョウを見ることができるのです。
おたる水族館であれば、貴重なオヒョウの泳ぎ姿を、間近で、安全に、心ゆくまで観察することができます。
ぜひ一度、オヒョウに会いに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
おたる水族館の外観。ここでオヒョウを見られます。
おたる水族館は、北海道小樽市に位置する、自然に囲まれた水族館です。
屋外のプールは海を仕切って作られており、そこではトドやアザラシが伸び伸びと暮らしています。
自然に近い環境だからこそ、生き物の野生の姿を見ることができ、まるで海の中に入り込んだ気分になれます。
また、オヒョウの他、世界最大級のタコや巨大なホッケなど、体の大きい生き物に出会えるのも、広大な北海道ならではの楽しみです。
大自然の中にある、魅力満載のおたる水族館は、他にはない思い出づくりをしたい方にとてもおすすめです!
〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目303番地
巨大なオヒョウも、私たちが普段口にする食用魚の一種。
実物の大きさには驚いてしまいますが、実際は切り身の状態でスーパーの鮮魚コーナーに置いてあったり、ヒラメの代用魚としてお寿司屋さんで提供されていたりと、意外と身近にあり、安価で手に入る魚です。
特に、えんがわの部分はコリコリとした食感が特徴的で、回転寿司などでも使われているため、みなさんの中にも、知らず知らずのうちにオヒョウを口にしている方がいるかもしれませんね。
オヒョウの身は、ヒラメと同じくクセのない白身で、淡白な味わいです。
しかし、ヒラメやカレイと比べると肉厚なため、魚料理に向いています。
オヒョウ本来の味を楽しむ料理としては、刺身のほか、鍋やカルパッチョ、ソテーなどがあります。
白身魚特有の食感や、脂が少なく淡白な味わいが苦手な方には、加熱調理したうえで、味付けを工夫した料理がおすすめです。
定番の煮付けやムニエルはもちろん、ブイヤベースに入れる食材にしたり、唐揚げにすると美味しくオヒョウを楽しめるはずです。
船釣りに慣れている方におすすめしたいのが、オヒョウ釣りです。
1m以下の個体も多く、うまく狙えれば釣り上げられる可能性は十分にあります。
日本ではやはり、オヒョウの生息域であるオホーツク海周辺、北海道での釣りが盛んです。
オヒョウはエサで狙うこともできますが、ジグを使ったルアー釣りがメジャーです。
使用するジグは、200g前後がおすすめです。
オヒョウを釣り上げる際、1m以上の個体ともなれば抵抗力が大きく、獰猛な性格も相まって暴れる危険性があります。
ヘビー級のジギング用ロッド、中型以上のリール、4~6号のPEラインを用いるようにすると良いでしょう。
メタルジグ 4個セット スロージグ (200g(15cm))
オヒョウは深場にいることが多いため、釣り方にも工夫が必要です。
ジグで底をとったらハンドルを2~3回巻き、そのままロッドを小さく動かして、ジグにアクションを加えます。
派手なジャークではなく、スロー気味に、小刻みに誘うことがポイントです。
普段私たちが目にする魚とは無縁のように感じるオヒョウですが、カレイの仲間であったり、回転寿司で味わえたりと、意外と身近な存在だということが分かっていただけたでしょうか。
今回、ご紹介したオヒョウと出会える水族館や、オヒョウの釣り方などを参考にして、ぜひ実際に、みなさんの目でオヒョウを見て、その存在を肌で感じてみてください。
きっと新しい体験ができるでしょう!
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FISHING JAPAN 編集部この記事に関するよくある質問
オヒョウは、カレイ科に属する海水魚の一種で、別名ハリバットとも呼ばれています。
平べったい外見や、眼が右側に寄っている姿が特徴的です。
はい、食べられます。
オヒョウの身は、淡白な味わいが特徴的な、クセのない白身です。
えんがわの部分はヒラメの代用魚として、回転寿司などでも使われています。
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