シマノのボーダレスシリーズで釣りを楽しみたい!人気ラインナップからおすすめアイテムをチェック
シマノからリリースされているロッドの中に、ボーダレスと呼ばれるシリーズがラインナップされていますよ。 ボーダーとは境界のこと。 それを無くす、もしくは超える意味が込められてい…
FISHING JAPAN 編集部シマノから20ツインパワーがリリースされて、すぐに手に取ってみた番手が、4000XGです。
以来1年以上フィールドで使ってみたインプレを、ここでご紹介しましょう。
15ツインパワーとどの辺が変わったのか、時間をかけてチェックしてみました。
ちなみにハイエンドスペックの18ステラも使っていますが、そこと比較するべきではないと考えています。
実売価格3万円台というコストパフォーマンスは、20ツインパワーにしか成し得ない領域だと感じるからです。
目次
20ツインパワー4000XGは、シマノから2020年にリリースされた汎用型スピニングリールです。
ウエイトが260gなので、ロッドワークをテンポよくおこなえると判断し、ライトショアジギングやシーバスゲーム・サーフゲームに投入しています。
15ツインパワーも同じような釣り方で使い込んでしたので、比較しやすいでしょう。
新旧モデルの大きな違いは、ローターの素材にあります。
15ツインパワーは、ローターが樹脂で出来ていました。
強い負荷が掛かっても、しっかりと巻き取ることはできましたが、滑らかなでスムーズな巻き取りであったか?と振り返ると、必ずしもそうではなかったと感じます。
例えば、青物のブリクラスを掛けたとき。
横走りされてロッドを立てながら耐えていると、ブリが時折息切れするタイミングがあります。
その瞬間をとらえて、止めていたハンドルを回しにかかるのですが、一瞬魚のほうに持っていかれるような感触に襲われます。
1秒か1秒半ほどの、巻き取りたいのに巻き取れない感触。
これが樹脂ローターによるたわみではないでしょうか。
1秒程度の短さならどうってことない!と考える人がいるかもしれませんが、バラシに直結する要因だと感じます。
ラインテンションが張り詰めているのに、そこを置いてけぼりにしてしまうような、とても危険で無駄な雑味なのです。
これを解消するには、ローターの剛性をアップするしかないだろうと想定していましたが、素材を樹脂から金属に変えるだけで解決するものなのかは、体験していないので分かりませんでした。
いよいよ新しい20ツインパワーが発売されると知ったとき、その明確な答えが得られると喜んだものです。
そして実際に、20ツインパワー4000XGで大型青物を狙ってみました。
20ツインパワー4000XGから、ローターは金属素材に切り換わっています。
見た目では、ラインローラーの位置が少し短くなって小振りな感じがしますが、気のせいでしょうか。
早速釣り場に持ち込んで、青物を掛けます。
フッキングが、タイムラグ無しに決まります。
ラインテンションが、こちらのイメージ通りにキープできます。
青物とのやり取りに、雑味が発生しません。
たわみが全くない!とは言いませんが、魚とのやり取りの邪魔になることはありません。
これって、スゴイことではないでしょうか。
進化を遂げたさまざまなスペックが、きっちりと落とし込まれているわけです。
それを実売価格3万円台で実現し、明らかに15ツインパワーと違うリールに仕上がっています。
20ツインパワー4000XGには、マイクロモジュールギアⅡが搭載されています。
滑らかで軽やかな巻き心地を、高い負荷が掛かっている状態でも実現してくれますよ。
防水機能のXプロテクトも、20ツインパワーから新規採用されています。
ロングストロークデザインのスプールは、ライントラブル解消にも役立っていると感じました。
ドラグのカーボンクロスワッシャーだけは、不採用の番手が発生していますが、仕方のないところでしょうか。
シーバスゲームやサーフゲームでも使いやすいので、これからも20ツインパワー4000XGの使用を重ねていくつもりです。
メーカーのオーバーホールには一度も出さずに、セルフメンテナンスでやり過ごしていますが、今のところ一切トラブルは発生していません。
ハンドルノブだけ交換してみようかと模索中です。
20ツインパワー4000XGを装着して使い心地のいい、おすすめのロッドを取り上げてみましょう。
他社メーカーのものになりますが、とても扱いやすくてさまざまな釣り方に応用できます。
ライトショアジギングがベースになりますから、釣れる対象魚も幅広いですよ。
Major Craft(メジャークラフト) トリプルクロスショアラバージギング TCX-922ML/SRJ
メジャークラフトからリリースされている、ショアラバージギング用のスピニングロッドです。
ライトショアジギング全般に使えるので、さまざまな釣り場へ持ち出せますよ。
全長は9.2ftで、ブランクスはMLパワーですから、もう少し重いルアーをキャストしたい人は、Mパワーのほうを選ぶといいでしょう。
適合するルアーウエイトは、最大で30gまでです。
適合するPEラインは、最大で2.0号に設定されていますよ。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に設定されているのが嬉しいですね。
20ツインパワー4000XGの特徴や実釣インプレ、おすすめのロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
じっくり使い込めて長く付き合えるスピニングリールを探しているなら、ぜひ一度手に取ってみてくださいね。
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