リールのアップ写真

ジリオンTW HDを使い続けてみた!実釣インプレとマッチングのいいおすすめロッド特集

FISHING JAPAN 編集部

ジリオンTW HDがリリースされて数年が経過しましたが、その間実釣シーンで使い込んでみたインプレをご紹介します。

豊富なラインキャパによって太いラインを操れることは、かなり大きなアドバンテージを生み出してくれていますよ。

濃いカバーや複雑にな地形変化を果敢に攻めたいアングラーに、ベストマッチなベイトリールといえるでしょう。

「ハンドルも大きいよね!」

100ミリの長さでアルミ製ですから、何の躊躇もなくゴリ巻きできます。

しかもラウンドノブなので、がっちりつまんでチカラを込めることができるのがいいですね。

ジリオンTW HDとはどんなベイトリールなの?

ジリオンTW HDとは、ダイワから発売中のマルチパーパスなベイトリールのことです。

バス釣りはもちろん、シーバスゲームやチニング・ロックフィッシュゲームなどにも幅広く使うことができるように仕上げられています。

注目したいのは、スプール。

G1ジュラルミン製の深溝仕様になっていて、直径は36ミリもありますよ。

当然ラインキャパもそれに合わせてアップしていて、なんとモノフィラメントラインの20ポンドなら100メートルまで巻けます。

これならロングキャストで、濃いカバーを直撃しながら撃っていけますよね。

そしてここに装着されているブレーキシステムは、マグフォースタイプ。

いわゆるインダクトローターが出入りするのではなく、固定されているタイプになります。

実際にマグフォース搭載リールでキャストしてみると、最初から制動が強めに掛かっているような感触を受けますが、ジリオンTW HDに関してはいい感じに抜けていて、ルアーがイメージ通りの放物線を描いてくれますね。

このG1ジュラルミン製深溝スプールに、とてもマッチしているのかもしれないですし、そういうセッティングになるまでメーカー側が煮詰めたのかもしれません。

とにかくよく伸びて扱いやすいブレーキに仕上がっているのは、釣りをする上で大きなメリットになるでしょう。

高比重ワームのノーシンカーリグやチャターベイト・スピナーベイト・中空フロッグ・スイムベイトなどとの相性がよく、カバーから引きずり出したい魚を見つけたときなどに重宝します。

またボールベアリングにはマグシールドを採用しているので、海などで使う際に躊躇なく海水まみれにできるのが嬉しいですね。

使用後のメンテナンスも、水道でじゃぶじゃぶ洗えますから、とてもカンタンに済ますことが可能です。

きっちり拭き取りをして、日照の当たらない場所で自然乾燥させてみましょう。

ジリオンTW HDをバス釣りで使ってみた!

ジリオンTW HDをバス釣りで使っています。

ギア比の低いクレイジークランカーモデルで、水深4メートルのエリアをディープクランクベイトでトレースしていますが、大きな負荷が掛かっているにも関わらず、滑らかな巻き心地をキープしてくれます。

ウィードに引っ掛かっても、ハンドル早巻きで外せますし、魚をフッキングしてからも安定した引き寄せをおこなうことができます。

EVAラウンドノブもひと役買っていて、パワフルな巻きを実践したいときに、そちらに振りやすいですね。

アルミ製のボディフレームハウジングが、剛性感を高めているので、巻き心地が変わらないのでしょう。

ジリオンTW HDをシーバスゲームで使ってみた!

ジリオンTW HDをシーバスゲームで使っています。

キャストするのは、スイムベイトやビッグベイト。

コンクリート護岸されたポイントへタイトにキャストして、引っ掛けたり擦ったりしながらリトリーブを繰り返します。

スロー引きではなくアップテンポで素早く引き続けるので、ラインがカバーと擦れるのは日常茶飯事。

そんな状態のところにシーバスが掛かるのですから、太いラインは欠かせませんし、ドラグ力やボディ剛性も求められます。

ジリオンTW HDなら、強引なやり取りになっても魚の顔をこちらに向かせることができますよ。

ジリオンTW HDと組み合わせて使ってみたいおすすめロッドをピックアップ!

それではジリオンTW HDを装着して使ってみたい、おすすめのロッドを取り上げてみましょう。

まずは、バス釣り用ベイトロッドから。

ビッグサイズのクランクベイトは負荷が掛かりますから、ガッチリしたブランクのものが求められます。

でも硬過ぎると、バスの吸い込みバイトを弾いてしまう可能性が出てくるので、ロッド選びは慎重になります。

ダイワのブラックレーベルシリーズなら、豊富なラインナップからお気に入りの1本を選べるのが嬉しいですね。

ダイワ(DAIWA) バスロッド ブラックレーベルLG 741MHRB 釣り竿

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ダイワのバス釣り用ベイトロッド・ブラックレーベルのLGシリーズです。

全長は2.24メートルありますから、通常のバスロッドよりも長めの設定になっています。

ディープクランクベイトなどをロングキャストするのに向いていますよ。

継数は2本ですが、グリップジョイント方式を採用しています。

仕舞寸法は191センチなので、クルマに積み込む際にはロッドティップに注意しましょう。

自重は131グラムと、このスペックにしては軽めに作られています。

先径/元径は2.6/17.4ミリで、やや太目な仕上がりですね。

適合するルアーウエイトは、7グラムから42グラムまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら10ポンドから20ポンドまでとなります。

ブランクのカーボン素材含有率は、98パーセントです。

実際に手にしてみると、MHパワーのブランクではあるものの、よく曲がり込んで魚からの負荷を吸収してくれます。

ロッドティップだけが入り込むのではなく、ベリーからバットにかけてキレイに曲がってくれるのがいいですね。

キャストの際も、ディープクランクベイトのウエイトをしっかりと受け止めて曲がりに変え、それを打ち出す感じに変換できています。

全体的に無理がなく、ひとつのバイトを丁寧にランディングまで持ち込めるようにロッドデザインされているのが秀逸です。

実売価格は3万円台とやや高めの価格設定ですが、価格に見合ったハイスペックを搭載しているので、納得のいくロッドといえそうです。

ガイドバランスも曲がりの抵抗にはなっておらず、ラインの絡み付きも抑えられていますよ。

実はこのロッド、このままシーバスゲームに転用しても、何ら使い心地に違和感はありません。

スイムベイトやビッグベイトをフルキャストして、人工のカバーやストラクチャーからシーバスを引き出してみましょう。

ダイワ(DAIWA) ロックフィッシュロッド HRF 81HB 釣り竿

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ダイワからリリースされている、ロックフィッシュゲーム専用のベイトロッドです。

全長2.46メートルで2ピース仕様、仕舞寸法は127センチですから、持ち運びはとても便利でしょう。

岩礁帯から防波堤エリアまで、あちこちをくまなく歩き回りやすいですよね。

自重は160グラムとやや重めで、先径/元径は2.5/13.9ミリとやや太目に仕上がっています。

適合するルアーウエイトは、最大で40グラムまで。

テキサスリグやフリーリグをキャストしてボトムトレースするのに向いていますよ。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら最大24ポンドまで対応できるようになっています。

根ズレの多そうな場所なら、できるだけ太いラインをスプールに巻いてキャストしたいですね。

実際に手にしてみると、長めに感じるものの振り抜けはスムーズなので、軽く振っても飛距離を伸ばすことができました。

ラインはガイドにほぼ絡まず、フッキングパワーはしっかりとルアーに伝わっています。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されていますよ。

ジリオンTW HDのハイスペックをソルトウォーターゲームで活かせるシチュエーション、ぜひ見つけ出してくださいね。

ジリオンTW HDを使いこなしてビッグフィッシュを釣り上げよう!

ジリオンTW HDの特徴や実釣インプレ、おすすめのロッドを取り上げてみましたが、いかがでしたか?

ヘビーデューティーなイメージの強いベイトリールは、まだまだユーザーからの需要があります。

ソルトウォーターゲームにも活用しやすい新しいジリオンTW HDも、近い将来手にしてみたいですね!

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