ベイトリールの選び方!人気メーカーのダイワ・シマノ・アブガルシアからおすすめ10選
さまざまな釣りを楽しむ上で、ベイトリールを使うケースが増えてきました。 ひと昔前までは、バックラッシュトラブルを引き起こすことが要因で、上級者が用いるイメージの強かったリールで…
FISHING JAPAN 編集部いよいよ発売になったジリオンSV TW、2021年度注目のベイトリールです。
明るめのシルバーベースカラーを採用しているので、これまでの印象は完全に払拭された感じに仕上がっていますよ。
その特徴や、シマノの人気アイテム・20メタニウムとの比較をご紹介しましょう。
「新しいジリオンSV TWは、すごく小さくなったよね!」
確かに旧モデルとは明らかにボリュームが変わっていますね。
パーミングもしやすくて、クラッチレバーへの親指のかかりもスムーズ。
キャスト動作からグリッピングへの切り換えも、楽にこなせるようになっています。
目次
ジリオンSV TWとは、2020年12月にリリース開始された、ダイワのマルチパーパスなベイトリールです。
軽量なルアーやリグのキャストも難なくこなせますし、15グラム以上の定番ハードルアー、例えばバイブレーションプラグやスピナーベイト・クランクベイト・ジャークベイト・ペンシルベイトなどを、ビュンビュン軽快に遠投できるようになっています。
ルアーが着水した後、滑らかに軽やかにリーリングをおこなえるのは、ボディ剛性がガッチリと固められているから。
ハイパードライブデザインと称して、メインドライブギアの見直しやピニオンギアの支え方変更、そしてフレーム周りにアルミを採用して、剛性・耐久性を引き上げています。
旧モデルのジリオンSV TWと比べると、巻き心地の差はしっかり体感できるレベルに仕上がっていますから、旧モデルユーザーはぜひ巻き比べてみてください。
ダイワが公式にアップしている、ジリオンSV TWのデモンストレーション動画をご覧ください。
どこが変わったのかは、一目瞭然です。
シマノの人気ベイトリール・20メタニウムも、ボディの剛性・耐久性をイチ押しにしていますよね。
ユーザーが求めているものが、そこに集約されていることにメーカーが気づいた証しでしょう。
使い込むほどにリールは劣化していきます。
それを自らメンテナンスしながら、滑らかなキャストフィールや巻き心地を維持することができれば、リールの評価は格段に上がります。
そのベースとなるものを分かりやすく提供することが、メーカーに求められているのです。
良いものほど、長く手元に置いて使い続けたい。
そういうユーザーの願いをかなえられるリールなら、ジリオンSV TWの存在意義も明確になるに違いありません。
20メタニウムがすでに作り上げている、剛性・耐久性に優れたリールに対する評価基準を、次のステップへ移行させる起爆剤になるかもしれませんね。
自重175グラムは2台とも同じで、実売価格も似通っています。
徹底した比較が、今後も続いていくはずです。
ジリオンSV TWに搭載されているスプールに注目してみましょう。
SVブーストスプールと名付けられたこのスプール、なんと2段階にインダクトローターが可動して伸び縮みするようになっています。
分かりやすく説明すると、マグネット=磁力によってスプールの回転を制御する仕組みを採っています。
その磁力が発生している中へ、手を伸ばすように差し入れるパーツが、インダクトローター。
インダクトローターはマグネットそのものに接触しませんが、磁場の中へ入っていくことによって磁力に引っ張られ、回転しようとする動きが制御されるのです。
当然磁場から引き抜けば、制御する力からも解放されます。
この制御・非制御を2段階実施することにより、飛距離を伸ばしたいキャストの後半部分に、あまり制動のかからない状態を作り出していますよ。
まるで飛距離延長にブーストがかかったような状態になるので、SVブーストスプールと命名されたのでしょう。
手を引っ込めて飛距離を伸ばす、制動の必要なタイミングでは手を差し入れている、と考えてください。
既存のSVスプールでもインダクトローターは存在していましたが、磁場に差し入っている状態がキャスト後半まで続き、結果として飛距離の伸びを阻害していました。
その改善に着手したのがSVブーストスプールですから、20メタニウムが高評価を得ている後半の伸びに、対抗できるかもしれませんね。
ジリオンSV TWの旧モデルと飛距離・使用感の比較をおこなっている動画を見つけました。
とても分かりやすく丁寧に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
飛距離の伸びが明らかに異なるという印象は、動画からは受けませんでした。
巻き心地の滑らかさは、かなり向上しているようですね。
実際に手にしてハンドルを回してみると、しっとりとした上質な巻き心地を味わうことができます。
すでにネット通販サイトでは、売り切れのところが出ていますから、入荷待ちの人も少なくないでしょう。
新発売のジリオンSV TWにマッチする、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ダイワのリールにはダイワのロッド!では、ちょっぴり面白味に欠けるので、他メーカーのものからあえて選んでみました。
幅広いルアーを使いこなせるリールなので、ロッドも適合範囲の大きなものがベターでしょう。
メガバスからリリースされている1ピース仕様のベイトロッドです。
ブランクの素材から見直しをかけて、マルチパーパスな使い方ができるアイテムに仕上がっていますよ。
全長6.6フィートと取り回ししやすく、オカッパリでさまざまなポイントを巡るのに邪魔にならない長さです。
自重99グラムは、この長さと比較して破格の軽さを誇っています。
手首やヒジ・肩などに過度な負担がかからず、1日中キャストし続けられるのがいいですね。
実際に使ってみると、ガイドリングも小さいFujiのSiC-Sリングを採用。
ガイド足を留めているスレッド幅も抑えられているので、ブランクの曲がりにもほとんど影響を与えていない印象です。
実売価格は4万円前後と、メガバスロッド群の中ではやや高めな設定。
ハイスペック満載のロッドですから、ジリオンSV TWをじゅうぶんに活かせる可能性は高いでしょう。
VARIVAS(バリバス) フロロカーボンライン ガノア アブソルート 100m 5号 20lb ナチュラル
バリバスから発売中のフロロカーボンラインです。
こちらは20ポンドですが、ジリオンSV TWなら12ポンド前後がおすすめですね。
とても感度が良く、ボトムにタッチした瞬間から手元でその感触を把握できますし、根ズレ・擦れに対してもバツグンの強さを発揮してくれます。
さまざまなハードルアーや、各種リグにも順応可能なのが強みで、攻めたいポイントを発見したら、どんどん撃ち込んでいきましょう。
ノットも弱い印象はなく、断裂するトラブルも未だ経験したことがありません。
スプールにもしなやかに馴染んでくれるので、キャストの際の膨らみが抑えられ、遠投につながりやすいですよ。
実売価格は千円台と、スペックに対して安い価格に収まっています。
ハイレベルで信頼の置けるフロロカーボンラインを探しているなら、ぜひこのアイテムを使ってみてください。
ダイワ(DAIWA) ナイロンライン STEEZ デュラブラ1500 14lb. 150m スチールグレー
ダイワから発売されているナイロンラインです。
スチールグレーカラーという珍しい配色が採用されていて、釣り場の水や背景によく馴染みますね。
余計な刺激を魚に与えずに済みますから、キャスト数をコンスタントに増やしながらのアプローチを実践できるでしょう。
ナイロンなのにあまり伸びない印象で、その分手元に伝わってくる情報量は多め。
ゴツゴツとしたボトムの地形変化すらも、きっちり感じ取りながら釣りを展開可能です。
実売価格は千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に。
巻き換えを想定して、常に複数個タックルボックスに入れておくといいでしょう。
ヘビーカバーの奥の奥へリグを投入して、パワフルに引き出す釣りに使ってみてください。
ジリオンSV TWの特徴や、おすすめのタックルをピックアップしてみましたが、いかがでしたか?
暖かい季節になれば、実釣で使われるケースが増えてきます。
ソルトウォーターゲームでの使用感なども、ぜひ特集してみたいですね!
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