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海へ釣りに行くと、数多くサバが掛かっているシーンに遭遇することがあります。 沖合いから大きな群れが、接岸してきたのでしょう。 常に岸際に定着しているタイプの魚ではありませんか…
FISHING JAPAN 編集部河川に生息するアユカケという魚を、見たことはありますか?
スーパーや魚屋さんに並ぶことはほとんどないので、河川に足を運んで探すのがイチバン確実な出会い方かもむしれません。
独特の風貌と習性で、淡水魚ファンの間では隠れた人気者になっていますよ。
ここでは、珍しいアユカケについてご紹介しましょう。
目次
アユカケとは、スズキ目カジカ科の魚のことで、卵や稚魚のときは海の岩礁帯で生息しています。
成長して3センチを超えると、河川へ向かって淡水で暮らすようになりますよ。
鮎釣りをしている人が、ときとぎ釣れると話していましたが、実はネイティブトラウトやバスを狙ってミノーやシャッドをキャストしていると、食い付いてきたことがありました。
最初は巨大なハゼが釣れた!と感じるほど、重い引きだったことを覚えています。
夏場は河川の中流域に生息していて、産卵時期の秋から冬を迎えると、海の岩礁帯へ移動するようです。
海でアユカケを釣った経験はありませんが、ロックフィッシュゲームのアプローチでも掛かってくるのでしょうか?
アユカケの好む水温は、22℃ぐらいまでですから、あまり高い水温になるとそれを避けて移動するでしょう。
河川の水は常に流れているので、池のように30℃を超えることはまずないでしょうから、アユカケが夏場に河川に棲むのは納得できますよね。
砂底や岩・石が転がっている河川をチェックすると、アユカケが動かずにじっとしているところに出会えますよ。
石化けと呼ばれる行動で、まるで自分が石になったかのようになります。
当然それを石と見間違った魚は、不用意に近づいてしまいますから、アユカケの捕食されてしまうのです。
ちなみにアユカケという名前の由来は、エラのフタ部分に付いている突起で、泳いでいる鮎を引っ掛けて捕食するところから来ているとのこと。
そんな器用なことが本当にできるのか、じっくり観察してみたことがあります。
岩陰に隠れて石化けしているアユカケのそばに、ウグイや鮎などが近づいていきますが、エラの突起は使わずにそのまま食い付いていました。
なんとか動画に収めたいものですが、ずいぶんと時間がかかってしまいそうな気がします。
アユカケが石化けしているときは、手を差し伸べてつかまえることが可能です。
もっと俊敏に逃げてしまうのかと思ったら、結構のんびりした性格なのかもしれません。
いや、つかまえられても石化けを押し通せば、いつかは解き放ってくれると考えているのでしょうか。
他の魚にはない特徴的な行動をとるので、より一層興味の湧く対象ではありますね。
ちなみに産卵を済ませると、アユカケのメスはその一生を終えてしまいます。
オスは卵を外敵から守りながら、その孵化が完了するとメスの後を追うように命尽きます。
アユカケが釣れたら、試しに食べてみましょう。
唐揚げや塩焼き・刺身にして食べることができますが、甘露煮を郷土料理として出しているところもあります。
あられがこの甘露煮(3,300円)で知られていて、福井県吉田郡永平寺町のさぎり屋さんで味わうことができますよ。
ただし、アユカケそのものの数が減ってきていますから、もし釣れたらリリースしてあげるのがいいかもしれませんね。
アユカケを河川で釣り上げたりつかまえたりしたら、ぜひじっくりと観察してください。
そのためにおすすめなのが、透明の水汲みバケツです。
水を溜めた中に解き放って、身体の構造や模様・特徴的な行動などを間近で観てみたいですよね。
長時間つかまえておくと弱ってしまうので、リリースは早めを心がけましょう。
プロックスから発売中の、水を汲むのに便利な透明仕様のバケツです。
サイズは、W24.5×D24.5×H26センチもありますから、アユカケを1匹解き放つのに適しているでしょう
ボディの材質はEVAで、背面部分に付いているブクポンプホルダーによって、エアーポンプを取り付け可能です。
フタはメッシュ地を採用し、ダブルファスナー式になっているので、アユカケを入れたまま水の交換や水切り作業をすることができますよ。
実際に使ってみると、折り畳み式ではないので、しっかりとした剛性感のあるものに仕上がっています。
透明ですから水中のアユカケの様子を観察しやすいのがいいですね。
実売価格は千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっていますよ。
これに加えてランディング用のネットがあれば、アユカケをつかまえやすくなります。
岩と岩の間などに潜んでいるので、上手くネットのところまでおびき出してみましょう。
そういうときはルアーよりも餌のほうが効果的で、ミミズをハリ先に付けて誘いをかけると、隙間から出て来てくれるかもしれませんよ。
アユカケの特徴や習性、おすすめの観察アイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
海で釣りをしていてアユカケを釣ったことはありませんから、河川で20センチぐらいのものをとらえてみたいものです。
透明度の高い河川なら、見つけやすいかもしれませんよ。
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