サバ釣りの仕掛けを知りたい!防波堤でのサバの釣り方とおすすめ仕掛けを紹介
サバは、春から秋にかけて接岸してくる青物のひとつです。 回遊のタイミングは、マズメ時から昼間で、夜はほぼ釣ることができません。 足場のしっかりした場所である防波堤などで釣るの…
FISHING JAPAN 編集部
海へ釣りに行くと、数多くサバが掛かっているシーンに遭遇することがあります。
沖合いから大きな群れが、接岸してきたのでしょう。
常に岸際に定着しているタイプの魚ではありませんから、接岸の情報をゲットしたら足しげく釣り場へ通いたいですね。
ここでは、サバの特徴や釣り方についてご紹介します。
「でもサバには寄生虫が付いてるんじゃないの?なぜ付いてるのかな?」
サバに寄生虫が付くのは、食べている生餌のせいという説があります。
アニサキスなどの寄生虫は、そうやって棲み処を広げていくわけですから、調理する際にしっかり見て除去しなければなりません。
加熱すればだいじょうぶなので、刺身などの生食をする際に気をつけましょう。
サバとは、スズキ目サバ科の海水魚のことです。
毎年5月ぐらいから、岸近くで釣れるようになりますよ。
水温の上昇により、餌を求めて近づいてくるのでしょうから、それを待ち受けて釣るようにしたいですね。
サバの生息域は、北海道の南部エリアから本州全域に広がっています。
海外では、フィリピンやハワイといった暖流海域にもその姿を見かけることができますよ。
マサバと一緒によく釣れるゴマサバは、もう少し高い水温のエリアに集まる習性があります。
「ゴマサバがやたら釣れちゃうんだよな~、マサバを釣りたいのに・・」
確かに食感がパサパサしている印象のゴマサバですから、食べることを考えて好き嫌いが出るのは仕方ないでしょう。
でも味噌煮付けや焼き魚に仕上げると、結構美味しいので試してみてくださいね。
サバの体長は、50センチ程度にまで成長します。
釣れるのは、30センチ平均ぐらいでしょうか。
とにかくよく引くので、釣って楽しい対象魚であるのは間違いありません。
ブルブルと小刻みで激しい振動が手元に伝わってきたら、まずサバが掛かったと判断してかまわないでしょう。
産卵の時期は、早いところで2月ぐらいから始まり、夏の8月ごろまで続きます。
孵化したら6年程度の寿命を、さまざまな海で過ごすことになります。
サバはプランクトンや小魚・甲殻類などを食べて生きていますが、逆に食べられる対象になることも。
大型の青物やシーバス・ヒラメ・マゴチ・マダイなど、海に棲むフィッシュイーターならサバの群れを追いかけるでしょう。
ということは、サバの接岸情報をゲットできたら、大型魚もそばに居て狙えるはず。
釣りの幅を大きく広げてくれるきっかけを与えてくれるのも、サバの特徴といえそうですね。
サバの釣り方について、チェックしてみましょう。
最もポピュラーなのは、サビキ釣りになります。
防波堤などからのアプローチで、カンタンに大量に釣り上げることができますよ。
サビキ仕掛けや撒き餌に至っては、簡易タイプが豊富にリリースされているので、どこでも手軽にサビキ釣りを始めることができるようになりました。
またウキを付けたカゴ釣りも盛んにおこなわれていて、こちらは少し沖合いを回遊するサバの群れを直撃できるでしょう。
そして今おすすめしたい釣り方が、メタルジグを使ったライトショアジギングゲームです。
サバは小魚を追う習性があるので、5グラム程度の小さなメタルジグをキャストして泳がせるだけで、すぐにフッキングに持ち込むことが可能です。
群れに遭遇すれば、ワンキャストワンヒットも夢ではありませんよ。
あまりによく釣れるので、クーラーボックスは大き目サイズのものを用意しておきたいですね。
サバの食べ方は、締めサバや煮付け・竜田揚げなどがおすすめです。
生食の刺身で食べる際には、アニサキスなどの寄生虫が付いていないか、しっかり目視して調理するようにしましょう。
どうしても捕食している餌から感染する可能性があるので、できれば加熱して食べるほうが安全といえそうです。
アニサキスはサバの内臓に潜んでいることが多いので、身に移る前に釣り場で捌いて内蔵を取り除いておくと、危険度を減らせるでしょう。
それでは接岸してきたサバを釣るのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
前述の通り、ライトショアジギングでアプローチすると楽しいですよ。
軽めのメタルジグをロングキャストして、リトリーブを繰り返しながら誘ってみてください。
アタリはとても明確なので、しっかりロッドを立てて引き寄せるようにしましょう。
あまり強くフッキングすると、サバの口が千切れてしまいますから注意してくださいね。
シマノから発売中の、シーバスゲーム用スピニングロッドです。
本格的なショアジギングロッドを用意しなくても、これくらいの調子のロッドのほうが扱いやすく、サバ釣りに向いているでしょう。
全長は2.90メートルとさほど長くはないものの、ロングキャストするにはじゅうぶんな長さ。
2ピース仕様で、仕舞寸法は148.6センチになりますから、釣り場まで持ち込むのに便利ですね。
自重は147グラムとガッチリした感じに仕上がっていますよ。
先径は1.8ミリとやや太目、適合するジグウェイトは、最大で45グラム程度まで背負えます。
これならさまざまな種類のメタルジグを試すことができますよね。
適合するPEラインは、0.8号から2号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、93.3パーセントです。
実際に手に取ってみると、とても軽くて振り込みやすい印象を持ちました。
ブレはすぐに収まりますし、曲がり込みもスムーズでベントカーブも美しいですね。
風のあるシチュエーションでも、メタルジグを気軽にロングキャストできるので、広範囲から活性の高いサバを獲っていくひとが可能です。
鉄板系のバイブレーションルアーでも、メタルジグと同じようなアプローチでサバを掛けられますよ。
実売価格は1万円前後と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
購入しやすくて長く使い続けたくなる使用感に、納得するアングラーは少なくないでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ストラディック 4000MHG サーフ シーバス サクラマス ライトジギング ロックフィッシュ
シマノの汎用型スピニングリール・ストラディックシリーズの4000番です。
ギア比は5.8対1で、ハンドル1巻きにつき95センチのラインを回収することができるようになっています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、6.0/11.0キロもありますから、大型のサバが掛かっても余裕であしらえますよね。
自重は280グラムなので、重過ぎて疲れてしまうという展開にはならないでしょう。
スプール寸法は、直径が52ミリでストロークが19ミリ。
ラインキャパは、PEラインなら2号を150メートル巻けます。
実際に使ってみると、ラインの放出が滑らかでスムーズにおこなえる印象ですね。
飛距離が安定しますから、手返しよくさまざまなポイント・エリアを探れます。
ローターの回転も軽やかなので、リズミカルなリトリーブを繰り返すのに向いているでしょう。
実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっていますよ。
サバのライトショアジギングはもちろん、他の釣り方にも転用できるので、1台持っておけば重宝するのは間違いなさそうです。
水洗いメンテナンスを常に施すようにして、ラインローラーやスプールから塩気を取り除くようにしましょう。
拭き取りと乾燥を丁寧におこなっておけば、長く使い続けられるリールになるでしょう。
サバの習性や釣り方・食べ方、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
サバの群れは移動を活発におこなうので、先週釣れていたからといって今週も釣れるとは限りません。
常に釣り場情報に対しアンテナを張るようにしながら、ベストのポイントを探り当てられるようになりましょう。
空振りに終わることがあっても、めげずに釣り場開拓に足を運んでくださいね!
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