アジングの初心者におすすめのタックル特集!どんな道具を揃えればいいの?
ライトソルトゲームで最も人気な釣り方といえば、やはりアジングになるのでしょうか。 でもサビキでアジを釣ったことはあるけど、ルアーでアジを釣るにはどうすればいいの?という人も多い…
FISHING JAPAN 編集部多くのアングラーから支持されているアジングですが、どんな時期にアジが釣れるかご存じですか?
アジの習性をしっかり理解して、アジングを実践するのに有効な時期を絞ってみましょう。
ここでは、アジング初心者の人におすすめのタックルもご紹介します。
「アジって定着しているタイプと回遊するタイプがいるのかな?」
アジの体色でそういう仕分けをするケースがありますよね。
定着しているはずなのに釣れない時期がありますから、①水温②餌の2点からアジングに適した時期を考えてみましょう。
目次
アジングとは、極小・軽量のリグ=ジグ単などを用いて、アジをルアーで獲っていく釣り方のことです。
飛距離は短めですから、アジが接岸していないと成り立たない釣りといえるでしょう。
キャロやフロートリグの誕生で、ずいぶんと飛距離は伸びたものの、他の釣りと比較すればかなり短いですよね。
ルアーが届けばアジングが成立する!とすれば、アジングに適した時期・適さない時期があるのは、至極当然なのかもしれません。
水温に注目してみると、12℃あればなんとかアジを釣ることが可能ですが、それより下がるとぱったり姿を見かけなくなってしまいます。
時期でいえば、12月の終わりぐらいから1月・2月・3月ぐらいまでは、12℃を超えることは稀ではないでしょうか。
3月になったら海水温を常にチェックして、アジングに出かける準備をしておきたいですね。
低いほうの水温の目安は12℃程度なのですが、高いほうの水温も気にかけなければなりません。
例えば、30℃に至ってしまうような真夏では、接岸していたアジが深場へ落ちてしまいます。
最高で26℃ぐらいが、ギリギリアジングをおこなえる水温といえそうです。
とすると、アジングを楽しめる時期として知られている夏場でも、水温によっては釣れない時期になってしまうわけです。
遠征してアジングを楽しむ場合、気象に関するサイトをチェックして、海水温の上がり・下がりを必ず確認しましょう。
「なるほど、水温をチェックするなんて気づかなかったな!」
釣り場に水温計を持っていて、自分で測ってみるのもいいかもしれませんね。
アジがよく釣れたときの水温、あまり釣れなかったときの水温を控えて統計を作っておけば、あなたのアジングスタイルに厚みや説得力が出てくるのは間違いありません。
アジングに適した時期は、アジが捕食している餌にも左右されます。
餌の無いところには接岸してきませんから、常にアジの餌の存在を確認するようにしたいですね。
アジは、魚食性の魚ですから、群れているさまざまな稚魚を追いかけています。
アジング用のワームが、稚魚そっくりにデザインされていることからも分かりますよね。
ただし、稚魚ばかり食べているわけではありません。
夜になると常夜灯の下に集まってくるプランクトンも、アジの捕食対象なのです。
プランクトンをじっくり観察してみると、稚魚ほども活発に横移動しません。
というより、ほぼ定位置で止まっていますよ。
食べる対象が止まっているのに、活発に動くルアーを放り込んでも、バイトしてくるわけがないのです。
アジの釣れない時期があるのは、もしかするとあなたのアジングアプローチが誤っていたからかもしれませんね。
夜のアジングでは、捕食対象のプランクトンを意識して、その場にピタッと静止できるルアーでアプローチを組み立てましょう。
ジグ単のウエイトを軽くしていけば、ラインテンションのみで沈下をストップすることも可能です。
そういう繊細な釣り方をマスターしながら、プランクトンらしさを表現すれば、一気に好釣果へと転じられるでしょう。
アジングに適した時期が、ここでも拡大することになりますね。
アジングのスキルを向上させたい!考えているなら、まずは1ヵ所に通い込んで、そこに棲むアジを確実にとらえられるようになりましょう。
釣れる時期や時間帯に、水温や餌といった要素を絡めながら、自分なりに分析していくのです。
ロングキャストしてリグが届いたから釣れた!を繰り返していては、アプローチの内容が薄過ぎます。
すぐに釣れない状況に陥って、釣れている場所情報にすがってしまうでしょう。
適水温でなおかつ餌の存在をつかめれば、そこでじっくり粘ってアジを釣り上げてみてください。
とても大きな自信につながりますし、どんな釣り場へ行っても対処できるアングラーになれますよ。
ちなみに、水温8℃でもアジを釣ったことはありますが、1匹止まりでした。
30℃では未だにアジの姿を見たことはありません。
それではアジング初心者のアングラーに使ってもらいたい、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
まずは、ロッドから。
集中力を持続させるためには、バイトを弾いてしまわないような、しなやかで曲がり込みの良いものを選ぶといいでしょう。
短過ぎると飛ばないので、ある程度の長さは必要になってきます。
流行りのジグ単専用ショートレングスロッドは、最初から手を出さないほうが無難ですよ。
シマノ(SHIMANO) 19 ソルティーアドバンス アジング S64UL-S
シマノからリリースされている、アジング専用のスピニングロッドです。
全長は1.93メートルと、やや長めに設定されていますから、軽量リグを手軽にキャストするのに向いていますよ。
2ピース仕様で、仕舞寸法は99.0センチ。
コンパクトになるので、釣り場への持ち運びがとても便利でしょう。
自重は65グラムと、かなり軽めに作られています。
これなら長い時間アジングを続けても、手首やヒジ・腕・肩などが疲れてしまう心配はなさそうですね。
先径は0.8ミリと細めで、よく曲がり込んでくれます。
適合するルアーウェイトは、0.3グラムから6グラムまで。
適合するPEラインは、0.1号から0.4号までです。
エステルラインも同じ号数で試してみてください。
ブランクスのカーボン素材含有率は、86.3パーセントです。
実際にフィールドで使ってみると、とても振り抜けがよくて扱いやすい印象です。
ガイドシステムがKガイドになっているので、ガイドにラインが絡み付くトラブルを上手く抑えていますよ。
実売価格は8千円前後と、とても安い価格帯に収まっています。
初心者アングラーのさまざまなアプローチに、しっかりと応えてくれる出来映えで、必ず頼りになるでしょう。
グリップの握りやすさも、集中力の持続に役立ちますよ。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ストラディック C2000S ライトソルト全般 管釣りトラウト グレー
シマノから発売中のスタンダードな機能を持ったスピニングリール・ストラディックシリーズです。
ギア比は5.1対1に設定されていて、ハンドル1回転につき69センチのラインを巻き取ることができるようになっています。
ということは、ジグ単をキャストしてただ巻きリトリーブを、よりスローに展開できますよね。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、2.0/3.0キロ。
自重は185グラムと、軽めですね。
スプール寸法は、直径が43ミリでストロークが13.5ミリ。
ラインキャパは、PEラインなら0.6号を150メートル巻けます。
実際にアジングで使ってみると、安定した巻き心地がアジの微細のアタリをハッキリ拾ってくれますよ。
ローターの回転は滑らかで軽やかで、剛性・耐久性も高いほうですね。
スプールからのライン放出も美しく、ライントラブルは今のところ発生していません。
0.4号のエステルラインをメインに使っていますが、ドラグの利きの良さでラインブレイクも抑えてくれます。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。
長く使い続けたいアジング用スピニングリールを探しているなら、ぜひこれを手に取って検討してみてください。
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