赤身魚にはどんな種類がいるか知ってる?白身魚と何が違うの?
お寿司屋さんへ行くと、さまざまなネタが用意されていますよね。 マグロは赤くて、マダイやヒラメは白い身。 それが当然だと思って口にしていますが、なぜ身の色に違いがあるのでしょう…
FISHING JAPAN 編集部見た目が平たくて薄い体格をしている海水魚・カイワリ。
メッキによく似ていて、実際にライトソルトウォーターゲームをしていると、日本の沿岸部でよく釣れます。
いったいどんな特徴を持っていて、生態はどうなっているのか気になりますよね。
ここでは、カイワリについて詳しくご紹介しましょう。
カイワリとは、海水に棲むスズキ目アジ科の魚のことです。
日本全国の沿岸部から沖合いにかけて、広く棲息しているので、ショアからのライトタックルによるアプローチでも、沖に浮かぶ船釣りでも、ハリにかかることがよくあります。
「おっ、なんだ?平たくて銀色に光ってるぞ!」と、ちょっぴり期待させてくれる魚の代表格かもしれません。
水深200メートルくらいまでなら釣れる可能性がありますし、ボトムが砂質ならいつ掛かっても不思議ではないでしょう。
アジ科特有のおちょぼ口で先端が伸びるようになっていて、砂底を掘って=砂ごと吸ってエサを探していますよ。
がっちり肉食性の魚ですから、水棲生物を片っ端から口に入れるタイプかもしれませんね。
体長は、平均すると20センチから30センチほど。
たまに40センチを超えるものも釣れますが、かなりレアで船頭さん曰く、「それなら高級魚の部類やな!」のひと言をもらえます。
カイワリの産卵期は、毎年9月ごろから秋の終わりまで。
産卵後の卵が海表面を浮遊する、分離浮遊卵であることが知られています。
孵化した幼魚は、クラゲなどに寄り添って一緒に過ごしていますよ。
これは、他の肉食魚から我が身を守るための知恵ですね。
ロックフィッシュにもまとわり付いていることがありますが、いつか食べられてしまいそうでドキドキします。
外観がメッキアジやイトヒキとよく似ているので、メッキゲームでポッパーなどをキャストしているとカイワリが混じることがあり、見分けがつきにくいことも。
狙って釣るのは難しいものの、いつもの釣りにたびたび混じって釣れてくれるのが、カイワリ。
だから馴染み深いと感じているアングラーが、結構多いかもしれませんね。
カイワリの釣り方は、至ってカンタンです。
ゴカイや青イソメなどの虫エサを、砂地エリアへちょい投げしておくと、食い付いてくることがあります。
またアジングゲームを実践する際に用いるジグ単で、ボトムまで落とし込んで探っていると、いきなり吸い込みバイトが発生することも。
40ミリ前後の小型ミノーやシャッド・ポッパーなどをキャストして、沿岸部を広くサーチすれば掛かってくるケースも多いでしょう。
これは余談ですが、口の中に奇妙な形をした寄生虫を飼っていることがあります。
無毒で食べてもかまいませんが、できれば取り除いてから調理したいですよね。
カイワリを食べるのであれば、新鮮なものは刺身が特においしいです。
身を薄く切るときは、三枚におろし、腹骨を除去するのが良いでしょう。
皮を剥ぐ前に、ウロコとゼイゴを丁寧に取り除きましょう。
丁寧な作業により、一段と美しい刺身に仕上がり、味わい深く食べることができます。
別の調理法として、塩焼きや煮付け、フライなどもおすすめです。
身が硬くなりにくいので、いろんなレシピに挑戦してみてくださいね。
それでは、カイワリを釣るためのおすすめタックルをご紹介しましょう。
ショアからのキャスティングゲームで狙うなら、アジングタックルを転用するのがイチバン。
6フィート以上の長さのあるロッドに、軽めのスピニングリールを装着。
飛距離を伸ばしたいなら、細目のPEラインにマイクロサイズのメタルジグや小型トップウォータールアーを結ぶのがいいでしょう。
Major Craft(メジャークラフト) アジングロッド スピニング ファーストキャスト アジソリッド FCS-S682AJI 釣り竿
メジャークラフトから発売中の長めブランクスを搭載したアジングロッドです。
全長は6.8フィートでソリッド穂先を標準で装備していますから、かすかなアタリにもしっかり曲がり込んでくれますよ。
カイワリの吸い込みバイトに、上手く追従してくれるので、弾いてバラシてしまうケースを防げるでしょう。
適合するルアーウエイトは、0.6グラムから10グラムと結構幅広くなっています。
流行りのジグ単はもちろん、それをフロートリグでロングキャストすることもできますし、ポッパーなどのトップウォータールアーで広範囲をチェックすることも可能です。
0.6号までのPEラインにマッチしているので、ショックリーダーラインを結んで飛距離を稼ぐアプローチに徹してみましょう。
実際に使ってみると、エクストラファーストなアクションの割りには、キャストしやすい印象です。
アキュラシー精度がブレてしまうことなく、イメージしたポイントへルアーを届けやすいですね。
実売価格は5千円台と、とても安い価格帯に収まっているのが特徴。
これはメジャークラフトのロッド全般に施されているコスパ優秀な設定で、釣りを始めたい初心者に対し、大きな門戸を開いていることになります。
ハイスペックなロッドは、釣りそのものに慣れてからで全然OK。
それまではベーシックなロッドで、釣りをじゅうぶん満喫したいですからね。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ストラディック C2000S ライトソルト全般 管釣りトラウト グレー
シマノからリリースされている、耐久性の高いスピニングリールです。
ギア比は5.1対1とノーマルギアなので、ハンドル1巻きで69センチのラインを巻き取ることができます。
最大ドラグ力は3.0キロで、自重は185グラムと軽めの設定になっていますよ。
スプール寸法は、直径が43ミリでストロークが13.5ミリ。
ラインキャパは、0.6号のPEラインなら150メートル巻けます。
Xプロテクトを搭載しているので、ボディ内部に浸水することを防いでくれています。
したがって巻き心地は、長く使っていてもさほど変わらずに、シルキーで滑らかな感触を維持してくれますよ。
ローターの回転も軽やかで、ラインスラックを素早く丁寧に巻き取ってくれるのがいいですね。
魚が掛かってからのやり取りもスムーズで、ドラグの出だしも止めも、バラシにつながるようなぎこちなさはありません。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に設定されています。
これなら購入しやすいですし、ライトソルトウォーターゲームに興味がある人の最初の1台として、役割を果たしてくれるでしょう。
釣行後は水洗いしやすく、ラインローラー付近を中心に塩気が残らないようにメンテナンスしておきましょう。
34ブランドから出ている、アジングゲーム用のジグヘッドです。
さまざまなウエイトが用意されているので、釣り当日の風や潮の流れに合わせて使い分けてみましょう。
独特のフック形状をしているのが特徴で、ショートでオープンになっているゲイブが、吸い込みバイトを確実にとらえてくれますよ。
ヘッドには両サイドに溝が刻まれていて、それが水をつかんで抵抗を発生させます。
まるで水をとらえているかのような感触になりますから、レンジをキープしながらのアプローチを実践しやすいでしょう。
ピンテール系やシャッドテール系のワームを付けながら、その場におけるベストセッティングを導き出して、カイワリを釣り上げたいですね。
実際にフィールドで使ってみると、キャストしやすくて操作性が高いのが実感できます。
バイトに対するフッキング効率も上々で、数釣りを楽しみたいアングラーに向いているでしょう。
実売価格は400円台と、とてもリーズナブルな価格に収まっています。
ウエイトのバリエーションを複数手元に保持しながら、シチュエーションに応じて使い分けができるようになりたいですね。
カイワリの生態や特徴、釣るためのおすすめタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
実際に掛かるとよく引いてくれますし、釣り対象魚として申し分のない魚です。
群れていることが多いので、1匹釣れたらそのポイントで粘ることをおすすめします。
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