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メガマウスってどんな生き物?日本近海にも現れる巨大サメの正体

FISHING JAPAN 編集部

これはかなり大きな魚の画像ですよね!

鼻から目の辺りがサメにそっくりですから、間違いなくサメの一種でしょう。

でもあまりシャープなイメージではなく、どこかおっとりとした雰囲気を醸し出しています。

その名は、メガマウス。

いったいどんな特徴や生態をしているのか、詳しくチェックしてみましょう。

「この魚は外洋に棲んでいるの?」

いえいえ、日本近海で遭遇することもある魚なんですよ。

メガマウスとは

メガマウスとは、ネズミザメ目メガマウス科に属しているサメの一種です。

それにしても、大きな口ですよね!

でもよく見てみると、サメにあるはずの狂暴そうな歯がありません。

実はこのメガマウス、身体や口はビッグサイズなのですが、荒々しく魚を襲う肉食タイプではないのです。

「おっ!とすると、大きいけどプランクトンを主食にしているジンベイザメと似ているのかな?」

確かに似ているといえるかもしれません。

メガマウスは、海中に漂うプランクトンを大きな口で吸い込み、濾過して捕食しています。

本来のサメの特徴であるギザギザ歯は、とても小さいものになっていて、しかもギザギザではなくヤスリ状の列で口の中に並んでいます。

また口の内壁が、光が当たると銀色に反射するように見えますし、上顎に付いている歯の部分が蛍光色に輝くようにも見えます。

どうやらプランクトンを誘い込む効果があるのかもしれませんね。

過去にニュースで水揚げや捕獲が話題にのぼるたびに人気となり、可愛いキャラクターグッズまで販売されるようになっていますよ。

海に棲む巨大生物は、子供たちの夢を膨らませてくれますからね。

メガマウスの全長は最大で7メートル!

メガマウスの生態について、詳しく見ていきましょう。

まずは、その全長ですが、なんと最大サイズで7メートルを超えた個体が確認されています。

7メートルって、縦にすれば立派なビルと変わらない大きさですよね。

そんなサイズの生き物が、悠々と海中を泳いでいるわけです。

昼間は、水深100メートルから200メートル程度の層を泳いでいることが多く、夜になると浅い層まで浮上してくるようです。

1976年の11月に、アメリカ海軍の調査船がハワイ沖で作業している際、その船のシーアンカーに絡まったのが最初のメガマウスとされています。

日本では1989年に静岡県の浜辺で、波に打ち上げられたメガマウスが見つかっていますよ。

捕獲はもちろん、死体が打ち上がることも稀なので、幻のサメと呼ばれるようになりました。

定置網に捕獲されたメガマウスが泳いでいる動画はこちら

生きたメガマウスをとらえた動画に感動!

メガマウスが、生きている状態で発見された最新の情報をチェックしてみましょう。

2020年の6月、千葉県館山市の沖合いに仕掛けられた定置網に、生きた状態で掛かっていたとのこと。

地元の漁業関係者が見つけた個体は、サイズがなんと約6メートルもあったそうです。

健康の状態が良好だったので、すぐに逃がしてあげたようですよ。

動画は定置網から救出する前に撮影したもので、とても貴重ですよね。

水族館に出向くと、骨格標本としてメガマウスが展示されているところがあります。

ナマズのような地震予知に関する都市伝説もあるようですが、そもそもメガマウスをずっと観察できる状況ではないので、予知は困難でしょう。

ちなみに、同じ名前のお菓子も販売されているのですが、どこから見てもサメ感はありません。

メガマウス人気に乗っかったものではないと推察されます。

スプレーして口の中にメガ広がるキャンディ味、なんとも神秘的です。

メガマウスを見つけたい!海の観察におすすめのアイテムをピックアップ

メガマウスのような海の神秘を発見したい人、結構多いでしょう。

海などの自然観察を実践するのにおすすめのアイテムをご紹介します。

まずは、カメラ。

最近の機種は高性能で、動画の録画時間も格段に長く伸びていますよ。

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット EOSRP-24105ISSTMLK

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カメラメーカーとして世界的に知られているキャノンから、扱いやすいミラーレス一眼レフカメラがリリースされています。

キャノンEOSシリーズには、さまざまな機種がラインナップされているのですが、このRPは初心者がカンタンに扱えるタイプ。

専用のスームレンズがセットになっているので、広角から望遠まで自在に被写体を追いながら撮影することができます。

海に出向いて水面に何か変化が現れないか、じっくり観察するところから始めてください。

24ミリから105ミリまでをカバーするこのセットは、RFマウントならではの光学設計を採用していて、高画質をキープしながらも全体的にコンパクトなサイズに収まっています。

EOS RP本体とのトータルウエイトは、たったの約880グラムしかありません。

バッテリーやカードを含んでもこのウエイトですから、素早く被写体に反応し、撮影をスタートさせることができるでしょう。

静止画はもちろん、動画撮影も可能なので、ダイナミックなシーンを数多く残せるはずです。

このカメラを保持した状態でもカバンに収納した状態でも、自分のスマホからカメラ内の画像を閲覧することができます。

また新しく撮影した画像だけをデータとして取り込めるので、スマホとの連携を楽しめるでしょう。

パソコンのそばへ持って行けば、自動的にバックアップがおこなわれる機能も付いています。

実売価格は17万円前後と、ズームレンズセットの一眼レフとしては納得の価格帯でしょうか。

高画質な画像をきっちり残したい人、おすすめの高性能カメラです。

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オリンパスから出ている携行性の高い双眼鏡です。

カメラでとらえたい被写体を探すのに、俯瞰状態からこの双眼鏡でターゲットを絞り込むことができますよ。

自重170グラムとかなり軽めの作りになっているので、バッグやポケットに入れて持ち歩いても、あまり負担にはならないでしょう。

この双眼鏡に設置されている全てのレンズとプリズムには、コーティングが施されていてクリアな視界で景色を眺めることが可能です。

UVプロテクションを採用していますから、紫外線をカットして目に優しい仕様になっています。

視度調整機構も搭載されていますし、指が触れるグリップ部に滑りにくいラバー素材を配置。

これなら積極的に観察をおこなうことができますよね。

また合焦距離が短いので、アート鑑賞などの室内観賞用としても転用できるのが嬉しいところ。

実売価格は4千円前後と、大変リーズナブルな価格帯に設定されています。

水面にボイルなどの変化を見つけたら、じっくり確認してカメラにバトンタッチですね。

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シマノから発売中の大型ダッフルバッグです。

サイズは外寸でW56×D30×H36センチもありますから、カメラ機材はもちろん、防寒ウエアやその他タックルまで余裕で収納することができます。

自重は1.8キロで、ボディ素材はPUレザーを採用しています。

表地には、タフな防水素材を使っているので、高い耐久性を誇っていますよ。

太番手のファスナーにより、塩ガミなどのトラブルを未然に防いでいます。

またD環が6ヵ所に設置、ショルダーベルトを装着して持ち運びすることも可能です。

開口部がかなり広いので、取り出しやすく収納しやすいのが大きなメリットといえるでしょう。

実売価格は1万円前後と、収納量を考慮すると比較的安価な価格設定ではないでしょうか。

完全防水ではないので、雨や波飛沫に晒されるような場所には置かないようにしてください。

こういったバッグが1つあれば、クルマから積み出せる道具が増えますよね。

釣り用タックル以外に、カメラ機材などを多めに釣り場へ持ち込みたいときに重宝しますよ。

ライフジャケットやレインウェアなども、一緒に入れておきたいですね。

メガマウスのような魅力的な海洋生物に興味を持とう!

メガマウスの特性や習性、海洋生物を観察する際に使える便利なアイテムについて紹介しました。いかがでしたでしょうか?

普段の釣りでメガマウスに出会う機会は少ないでしょうが、海には多種多様な生物が生息しています。

これまで目にしたことのない生き物に出会った際に備えて、カメラ類をいつも携帯しておくと良いかもしれませんね。

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