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ワイルドサイドってどんなロッドなの?レジットデザインがリリースする人気バスロッドをチェック

FISHING JAPAN 編集部

レジットデザインといえば、日本のバストーナメントで優勝しまくっている北大佑プロが愛用していることで知られていますよね。

彼のように強いトーナメンターになりたい!とか、さまざまなシチュエーションで確実にバスが釣れるアングラーになりたい!と思ったら、レジットデザインのバスロッド・ワイルドサイドに手が伸びるでしょう。

実際に釣具店に並んでいるものを握ってみると、価格が飛び切り高いわけではなく、ただ軽いだけのブランクに仕上がっている印象も受けません。

黒い!シンプル!そして釣り道具としてのオーラが漂っていることに気づきます。

ここでは、レジットデザインがリリースしているロッド・ワイルドサイドについて、インプレも絡めながらご紹介しましょう。

レジットデザインとは

レジットデザインとは、神奈川県川崎市に拠点を置く、総合釣具メーカーです。

ロッドに関しては、バス釣り用とソルトウォーターゲーム用を展開していますが、飯高博文さんと鬼形毅さんが関わってきたのがバスですから、やはりバスロッドやバス関連アイテムが気になりますよね。

レジットデザイン・インターナショナルも立ち上がって、海外市場を睨んだ展開にも注目が集まっています。

ユーザーは、既視感のあるものには満足しません。

バスロッドという切り口が、さまざまな角度から試されてきたという経緯を知っている二人ですから、新しいものを作り出してほしい!純粋にそう願う人は多いでしょう。

素材はもちろん、工法や設計・コスメに至るまで、常識を覆すようなバランスのロッドを、どんどん発表してくれることを期待します。

ワイルドサイドのビッグベイト用ロッド

レジットデザインのバスロッド・ワイルドサイドには、ビッグベイト専用タイプがラインナップされています。

かなり高評価で、中古市場に出てもすぐに売り切れている売り切れているケースをよく聞きます。

機種名は、WSC65XXH。

6.5フィートって、ビッグベイト用にしては短いですよね。

でもギルフォルムのフラット系ビッグベイトのアクションをイメージしてください。

ユルユルとS字を描いて泳いでくるのではなく、その場で逆向きにターンするものがほとんど。

となると、リアクションでバイトしてくるバスが増えますから、ロッドワークのしやすさが重視されます。

つまり、アクションさせてすぐにバイトかあった場合の、ロッド側のレスポンスが問われるわけです。

長めでキンキンに硬いだけのロッドでは、バラシ連発でしょうから、このWSC65XXHにたどり着いた理由がよく見えてきます。

この見えやすさ=分かりやすさが、ワイルトサイドというロッドが狙っているものではないでしょうか。

ワイルドサイドのショートロッド

WSC62MLというモデルは、現行バスロッドと比較すると短い=ショートロッドです。

どのメーカーも流行りにしたがって、7フィート前後のロッドを中心にラインナップを組み立てるようになりましたが、本当にショートロッドの需要はないのでしょうか?

例えば、カヤック・フィッシング。

これは上半身のみであらゆる操作をおこなわなければなりませんので、ロッドが長いと掛かったバスを取り込むのもひと苦労です。

当然扱いやすいショートロッドが要るわけですが、現代ではその選択肢がほぼ無いに等しい。

そこに一石を投じたことは、とても意味のある行為であり、ユーザーを振り向かせるにじゅうぶんです。

本音を言うと、6.2フィートよりもっと短くてもよかったのですが、それは今後の開発に期待するしかないでしょう。

ワイルドサイドからおすすめのロッドをピックアップ!

それでは、ワイルドサイドの豊富なラインナップの中から、おすすめのロッドを取り上げてみましょう。

まずはグラスロッドから。

クランクベイト好きが高じてロッドにもこだわりを持つアングラーに、ぜひ使ってもらいたいですね。

レジットデザイン(Legit Design) ワイルドサイド WILD SIDE WSC-G68M

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6.8フィートで100パーセントグラス素材のベイトロッドです。

曲がりは申し分なく、20グラム前後までのクランクベイトやチャターベイト・スピナーベイトなどを操るのに適していますよ。

155グラムという自重も、グラス素材であることを考慮すれば当然でしょう。

とにかく価格が安いのにビックリで、こんなに丁寧に作り込まれているのに、よくぞこの価格で販売できているなという印象。

キャストフィールも安定していて、ボトムやカバーをとらえたときのティップの入りと解放感が、ギリギリで引っ掛かりトラブルを生まない方向で仕上がっています。

特筆すべきはグリップ長で、なんと225ミリしかありません。

ライフジャケットのお腹周りが接触することもなく、リトリーブを支えるにはじゅうぶん。

細部に渡って配慮が素晴らしい名竿といえるでしょう。

ブランクのカラーは、好みの分かれるところです。

レジットデザイン(Legit Design) ワイルドサイド WILD SIDE WSC-63MH

レジットデザイン(Legit Design) ワイルドサイド WILD SIDE WSC-63MH

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6.3フィートでMHもパワーがあれば、テキサスリグや高比重ワームのノーシンカーリグをカバーに向けて連射してしまうでしょう。

昔はこういうショートロッドが多く存在していたのです。

特にフェンウィックなどの海外ロッドブランドが、日本市場向けにリリースしていましたよね。

使い勝手がよく、1投して次の1投に入るまでのロスタイムが抑えられるのがたまりません。

バスとのやり取りも迫力があって、グリップ内でブランクが曲がっているんじゃないかと感じるほどのダイレクト感。

それがこのWSC63MHにもしっかり含まれています。

アキュラシー精度の高いキャストにつながるので、自分のスキルがレベルアップしたのかと勘違いするほどですね。

レジットデザイン(Legit Design) ワイルドサイド WILD SIDE WSC-610H

レジットデザイン(Legit Design) ワイルドサイド WILD SIDE WSC-610H

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キャロにちょうどいい6.10フィートのHパワーベイトロッドです。

長いので、テキサスリグやラバージグには、踊りと糸フケが出過ぎる印象を持ちました。

それを利用して、キャロ仕様のフリーリグをセットしてみると、これがドンピシャハマります。

ロッドをリフトしてシンカーのみをウィードから離し、リーダーとワームをウィードに抱かせたままにできます。

そういう水中の様子が、しっかりと伝わってきてイメージできるのです。

「あっ、ワームもウィードから外れちゃったな!」という瞬間が判別できるのは、誘いをかけているアングラーにとって大きなメリットといえるでしょう。

レジットデザイン(LEGIT DESIGN) ワイルドサイド WILD SIDE WSC-67L+ ベイトフィネス

レジットデザイン(LEGIT DESIGN) ワイルドサイド WILD SIDE WSC-67L+ ベイトフィネス

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ワイルドサイドのベイトフィネスロッドです。

グリップ長が、これまた225ミリしかないので、ロッドをリフトアップしたときも寝かせたときも、胸やお腹に接触しないのが素晴らしいですね。

そういうちょっとしたストレスを解消して、さまざまなアクションをルアーやリグに飛ばせるので、釣れる確率は必然的に上がります。

ずいぶんと高弾性なブランクだな!という印象でしたが、2キロクラスを掛けて暴れられても、曲がりがブレることなく安定していました。

これはキャストのために曲がるようにしてあるのかな?と感じましたが、掛けてから魚の往なしにもじゅうぶん効果的。

バランスの取れた高弾性カーボンロッドに、久々に出会いましたね。

レジットデザイン(Legit Design) ワイルドサイド WILD SIDE WSS-59UL+

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アジングのジグ単に使いたくなるような、操作性の向上を目的に作られたスピニングロッドです。

ジグヘッドというより、ネコリグなどのダイレクトにボトムを取るタイプのリグで、上のハンプに引っ掛けてから崖を少しずつ落としていくような、足を滑らせてもどこかで引っ掛かり、その引っ掛かった瞬間まで感じ取れるロッドに仕上がっています。

リザーバーの15メートルライン辺りまで、一緒に降りているような感覚。

途中でバスに襲われたら、そりゃあ分かるでしょ!みたいな、丁寧で柔らかいボトムトレースを実践できますよ。

ワイルトサイドを駆使してビッグバスを釣り上げよう!

ワイルドサイドの特徴や、おすすめのアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?

購入しやすい価格帯が、ユーザーの輪を広げているのは確かでしょう。

そして一度このロッドを手に取ったアングラーは、別のアングラーにその感動を伝えようとするでしょう。

真っ当な釣り道具が、真っ当な評価を受けるとき、それは長く人の手にとどまる道具になるはずです。

もっと短いロッドを作ってもらえませんか?

もっと分かりやすいロッドを作ってもらえませんか?

要求は尽きることなく、支持も同じペースでレジットデザインを取り巻いていくに違いありません。

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