ショアジギング用PEラインの選び方!人気メーカーのおすすめアイテム10選
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FISHING JAPAN 編集部釣りにはさまざまなラインが使われています。
リールに巻いているのは、ちょっと太目でカラフルなタイプになりますよね。
それと比べて釣り針に巻いている、というより結んでいるラインは、細くて透明のものが多く感じます。
この釣り針に直接結んでいるライン=ハリスについて、詳しくご紹介しましょう。
釣り方によっては、透明なモノフィラメントラインだけでなく、撚り糸のポリエステルラインやポリエチレン=PEラインを用いるケースもあります。
「どれを選べばいいか分からないよ?」
その辺も含めて、ハリスのことを紐解いてみましょう。
ハリスとは、釣り針に直接結んでいるラインのことです。
ちなみに、リールに巻いているラインのことを、道糸と呼んでいますよ。
ハリスは道糸よりも細いのが通常で、逆になるとキャスティングの際や魚が掛かったタイミングで、カンタンに破断してしまうかもしれません。
それくらいハリスの太さは、細くなるように設定されています。
「なぜハリスはそんなに細いの?」
理由は明確で、魚に最も近いラインになるからです。
釣り針には餌が付いていますから、食い付こうと近づいてきた魚は、そこに連なっているハリスに気づくわけです。
何だこれ?と感じても、警戒心が膨らまなければそのまま餌を釣り針ごと口に含んでくれるでしょう。
もしハリスが太過ぎると、その側面がギラリと光って魚が怯んでしまうかも。
また口に入れた瞬間に違和感を感じるようなら、すぐに吐き出してしまうかもしれません。
そうならないために、さまざまな魚種・さまざまなシチュエーションに応じて、ハリスの太さ=号数を換えられるように、豊富な種類が設けられているのです。
長さを変えることでも、魚の食い付きは違ってきますよ。
釣りのハリスに用いられている素材の種類にも、注目してみましょう。
最も使われている素材は、フロロカーボンではないでしょうか。
吸水率がほぼゼロですから、水が染み込むことによる劣化を気にしなくてかまいませんし、比重が高いので水に沈もうとします。
仕掛けを投入した際に、水と素早く絡んでくれるのがいいですね。
結節強度が弱めといわれていて、しっかりと丁寧に結ぶようにしないと、結び目から切れてしまうことがあります。
最新のフロロカーボンハリスなら、その点もずいぶん改善されているので安心です。
釣りのハリスには、ナイロン素材も使われています。
よく伸びるのでクッションの役割を果たし、掛かった魚がバレにくいメリットがあります。
その代わり吸水率が高いので、劣化が早く取り換えを気にしながら釣りをしなければならないでしょう。
根ズレや擦れには滅法強いので、濃いカバーエリアや岩礁帯なとで重宝しますよ。
またイシダイやコイなどの大型魚を狙う仕掛けでは、ポリエステルやポリエチレンといった撚り糸をハリスに用いることがあります。
雑な結び方をするとすっぽ抜けてしまうので、丁寧に結び作業をおこなうようにしたいですね。
それでは、おすすめのハリスについて取り上げてみましょう。
かなり多くの種類がリリースされていますから、選ぶ際に迷ってしまいますよね。
実際に使ってみたハリスの中から、これならだいじょうぶ!というものをご紹介します。
シーガー(Seaguar) ハリス シーガー グランドマックスFX 60m 3号 クリア
クレハからは、豊富に釣り用ハリスがリリースされています。
このグランドマックスFXの使用感は、ズバリ!しなやかさ。
フロロカーボン素材の特性は活かしながら、ソフトな使い心地が対象魚を増やせるメリットにつながっています。
フロロカーボンの泣き所である結節強度もアップされているので、魚との大胆なやり取りを楽しむことができますよ。
こちらは巻きスプールの直径が大きい、船釣り専用のハリスです。
太い号数のものは、仕掛けの幹糸にも使えますよね。
水中に入れてみると、溶け込んで存在が分かりにくくなるような、クリアベースの配色が施されています。
魚も警戒心を膨らまさずに近づいてくれるでしょう。
吸水率が極めて低いので。長い時間水に浸けていても安心です。
エックスブレイド(X-Braid) ハリス 海藻ハリス フロロカーボン 50m 0.6号 グリーン
ラインのカラーが緑色をしているハリスです。
海中に生い茂っている海草をイメージした配色ですね。
これなら藻の中に棲んでいる魚も、ハリスに違和感を感じずに食い付いてくれるでしょう。
アジ・メバル・カサゴ・アイナメ・ソイ・カマス・チヌ・シーバスなどに使える、フロロカーボン素材のハリスです。
デュエルからリリースされている、大判スプールのフロロカーボンハリスです。
糸グセが付きにくいので、漁業者用と銘打って販売されていますよ。
当然漁師さんでなくても購入できるので、自分の釣りスタイルに活かしてみてください。
引っ張り強度や結節強度が高めなので、さまざまな釣り方に活用できるのが嬉しいですね。
ダイワ(DAIWA) フロロライン ディーフロン船ハリス 4号 120m ナチュラル
ダイワからも船釣り用フロロカーボンハリスが発売中です。
太くなるほどにしなやかなイメージで、糸グセを気にせず使えるのがいいですね。
120メートルと糸巻き量が多いので、お得感も備わっていますよ。
仕掛けを自宅で多めに作ってから釣り場へ向かう人におすすめです。
ダイワ(DAIWA) フロロライン タフロングレイト Z カスタム 2.25号 70m ステルスグリーン
ダイワから磯釣り専用にリリースされている、フロロカーボン素材のハリスです。
ステルスグリーンというカラーが配色されていて、スレた尾長グレなどを狙うのにとても便利です。
通常のクリアカラーのものより、光の乱反射を発生させないので、グレが素直に食い付いてくれる効果があります。
連結型のスプールケースが付いているので、収納しておくのに重宝します。
やはり扱いやすいハリスのほうが、釣り場ではありがたいですね。
こちらはダイワから発売されている、ナイロン素材のハリスです。
直線強力や結節強力が素晴らしく、ヒートセット処理で結び目の強度も上がっていますよ。
スプールにどこでもストッパーを装備しているので、使ったところでラインを止めて保管しておくことができます。
ナイロン素材を使いたいケースが必ず出てきますから、常に携帯しておきたいですね。
フロロカーボン素材との特性の違いを体感しておくことも、とても重要だと感じます。
サンラインから出ているナイロン素材のハリスです。
カラーはブルーグレーを採用していて、魚から見えにくい要素を付加していますよ。
表面コートにTRP加工を施しているので、ナイロンの弱点である吸水性を抑え込んでいます。
劣化していくのが遅くなりますから、釣り場でしっかりと使い込むことができますよね。
耐久性と耐摩耗性はバツグンですから、根ズレの心配のあるような岩礁帯エリアでも、果敢に攻めることができるでしょう。
ゴーセン ホンテロン ナチュラル 50m 5号 GS260N50
素材がポリエステルで出来ているハリスです。
高硬度で低伸度・高結節強力が揃っているので、船釣り用の仕掛けなどに活用できるでしょう。
抜群の張りによって糸グラセが発生しづらく、絡みにくいのが特徴です。
ポリエステルは復元性が高いですから、引っ張れば糸グセは解消してくれますよ。
ゴーセン(GOSEN) ライン 巨鯉伝説 茶 10号 GK-603C GK603C100
PE=ポリエチレン素材を使った、コイ釣り専用のハリスです。
コイの吸い込み仕掛けに用いてください。
とてもしなやかで高強力ですから、さまざまなシチュエーションで使うことができますよ。
吸水性も抑えていますから、安心して長時間使い続けることが可能なのが嬉しいですね。
メーター級のコイと格闘するには、強いハリスが不可欠です。
号数の大きな釣り針にしっかり結んで、大物レコードを更新させてみませんか?
釣りに用いるハリスは、しっかりと釣り針に結んで使えるようになりたいですね。
外掛け結びなどオーソドックスな結び方は、慣れてしまえばとてもカンタンです。
釣りに行かずに自宅でいるときなどに、小さな釣り針にも結べるよう練習してみましょう。
細い号数のハリスで結ぶのも、なかなか慣れるまで大変ですから、失敗しながら繰り返しトライすることを面倒に思わないでください。
ハリス付きの釣り針セットも販売されていますが、頼りにするのは初心者のときだけ。
全ての仕掛けを自作できるようになれば、釣りスキルはおのずと上がってくるでしょう。
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