ショアジギングリールの選び方とおすすめ10選!人気のダイワやシマノからご紹介
ショアから沖に向かってメタルジグをキャストし、マダイや青物などの強い引きを楽しめるショアジギング。 岸から狙う釣りの中でも特に大型の魚種をターゲットにするため、使用するタックル…
FISHING JAPAN 編集部大型の回遊青物を釣り上げるために、ショアジギングロッドを握っている人は多いでしょう。
その手元で輝くスピニングリールには、じゅうぶんな量のラインが巻かれていますよ。
でもどんなラインをどれくらい巻けばいいのか、初心者アングラーには分かりにくいですよね。
釣具店へ出向いても、びっくりするほど多くのアイテムが並んでいますし、ラインシステムを組まなければキャストは難しいと店舗スタッフに言われて、ますます混乱するばかり。
そこでここでは、ショアジギングに適したラインの選び方や、おすすめアイテムをご紹介しましょう。
全く難しいことでないので、ひとつずつ理解を深めるようにしてくださいね。
目次
ショアジギングに適したラインとは、ズバリ!PEラインのことです。
ナイロンラインでは伸びてしまいますし、フロロカーボンラインの硬さでは飛距離を稼ぐことができません。
それら2つのデメリットをクリアできるのが、PEラインの特徴といえるでしょう。
すなわち、①伸びがほとんどなく高感度で、②しなやかさがあり細いので飛距離が稼げるのです。
「でもなぜ感度が高くないとダメのなの?」
「飛距離を出さないとショアジギングでは釣れないの?」
その辺の疑問にも、ひとつずつお答えしていきましょう。
ショアジギングにPEラインを選ぶ理由のひとつに、飛距離が出ることがよく挙げられています。
なぜ飛距離が必要なのか?
それは対象となる青物が、沖から岸へ捕食対象である小魚を追い込む習性があるからです。
相手が沖にいるのが分かっているのに、手をこまねいて何も準備をしないのはおかしいですよね。
150メートルから200メートルのライン量を用意しておけば、それ以内の沖合いなら余裕で届きます。
逆にそれ以上離れてしまうと、目視するのが厳しくなるので、リールに巻くラインの量はこれぐらいでOKでしょう。
そのラインキャパに応じたラインを用意しようとすれば、径の細いPEラインが該当することになるわけです。
ショアジギング用のラインには、高い感度が必要になります。
その理由は、遠く離れた位置での魚のバイトを、アングラーの手元で敏感に感じ取らなければならないからです。
そのためには伸びがほとんどないラインが求められますから、PEラインが適しているということに。
ただし、PEラインには致命的な欠点があって、強度はあるものの擦れなどの摩擦に弱いのです。
それをカバーするために、先端に直接メタルジグを結ぶのではなく、擦れに強いフロロカーボンラインをリーダーにして、ラインシステムを組む必要が出てくるわけです。
FGノットなどの結び方を駆使してラインシステムを仕上げれば、ようやくショアジギングをスタートできますよ。
ちなみに飛距離を稼ぎたいなら、PEラインの太さは0.8号から2号程度に抑えておくようにしましょう。
ショアジギングに適したPEラインを取り上げてみましょう。
長さは150メートルから200メートルあればじゅうぶんです。
カラーリングは、マーカーが施されているほうが、リトリーブスピードの調整や飛距離の目安を把握するのに便利ですよ。
バリバス(VARIVAS) PEライン アバニ ショアキャスター 10×10 マックスパワー 200m 0.6号 MAX14.5lb ステルスグレーベースのマーキングライン
バリバスのショアジギング用PEラインです。
8本撚りでとてもしなやか、しかも強さがハンパなく、安心して使い続けることのできるラインですね。
ステルスグレーカラーがベースになっていますが、マーカーもきちんと入っていて扱いやすい印象です。
200メートル巻きなので、飛距離を伸ばしても余裕で足りているのが嬉しいですね。
ディープゾーンまでしっかり落とし込んで、ボトムの状態を推し量ってから次の展開へ移るようにしましょう。
VARIVAS(バリバス) PEライン アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 ショアマスター 200m 1.2号 24.1lb 8本 ホワイト
こちらのバリバスPEラインは、ホワイトカラーのシンプル仕上げが特徴になっています。
200メートル巻きで8本撚りなのは同じですが、スーパーフッ素コーティングがライン表面に施されていて、あとひと伸び飛距離を引き出したいときに重宝しますよ。
直性強度が高いので、大型青物とのファイトを時間をかけてこなすことができます。
バリバスのラインは、強度が安定しているのであまり高切れした記憶がありません。
大型のカンパチが掛かっても、ロッドを立ててラインテンションをキープしていると、魚のほうがギブアップしてくれましたよ。
慌てずにラインを信じることで、好釣果につながっていくのです。
エックスブレイド(X-Braid) アップグレード X8 150m 1.5号 30lb グリーン 1m毎15cmホワイトマーク
よつあみの8本撚りPEラインです。
鮮やかなグリーンカラーが、フィールドで映えてくれるでしょう。
150メートル巻きで安いですから、コスパ優秀なPEラインを探している人に響くはずです。
シーバスゲームやエギングにも転用できるので、ユーザーが増える一方ですね。
強度も高く、ラインシステムを組む際も結びやすい印象です。
エックスブレイド(X-Braid) PEライン リアルスポーツ G-soul スーパージグマンX8 300m 4号 60Lb 8本 5色
このPEラインは、300メートルもの量があるので、リールスプールに大量のラインを保持しておきたいアングラーに向いています。
カラーリングは5種類で、1メートルごとに15センチのマーカーが刻まれていますよ。
強度も高いですから、ブリやヒラマサ・カンパチの接岸を聞いたら、このラインを携えて迎撃に出かけましょう。
メタルジグにバイトがあって、沖合いにガンガン逃げられても、300メートルあれば弱らせて引き寄せることが可能でしょう。
Rapala(ラパラ) PEライン ラピノヴァX マルチゲーム 200m 1.0号 20.8lb 4本編み ライムグリーン RLX200M10LG
ラパラブランドからリリース中の、4本撚りPEラインです。
実売価格が千円台なのに、200メートルも巻き量があるのが特徴です。
ライムグリーンカラーで視認性か高く、釣り場でも見やすく作られていますよ。
サンライン(SUNLINE) PEライン ソルティメイト キャストアウェイ 200m 30lb パールブルー
サンラインから出ている、エステルラインとのコンポジットが施されたPEラインです。
コンポジットすることで比重が高くなり、自ら水中へ沈んでいく特性が発生するように仕組まれています。
ラインがより直線的になり感度が増しますし、操作性も高まるのは間違いないでしょう。
潮の流れや風が強いシチュエーションで、効力を発揮してくれるはずです。
シーガー(Seaguar) ライン PEライン シーガー PE X8 釣り用PEライン 300m 2号 35lb(15.9kg) マルチ
クレハから出ている、8本撚りのPEラインです。
とてもしなやかでマーカーもはっきりと着色されていますよ。
200メートルも用意されているのに、実売価格は2千円台とリーズナブル。
アングラーの間でリピーターの多いPEラインでもあります。
シーバスゲームやバス釣り、エギングなとでも使っているアングラーが多いですよね。
どの釣具店でも並んでいるのを見かけますから、人気の高いアイテムであるのは間違いないでしょう。
ダイワ(Daiwa) PEライン UVF サムライセンサー+Si 200m 2号 24lb ソルティガブルー
人気のダイワがリリースしている、ショアジギング専用のPEラインです。
カラーはベースがソルティガブルーで、5メートルごとにマーカーが着色されていますよ。
滑らかな表面加工が施されているので、摩擦抵抗が抑えられて飛距離が伸びるように作られています。
使ってみるとマーカーがとても鮮やかで、カウントダウンしながら狙いたい層を探るのに、良い目安となってくれますよ。
大型のブリと格闘しても、ライントラブルは一切なし。
これなら長く使い続けることができますし、さまざまなシチュエーションへ持ち出すことも可能ですね。
シマノ(SHIMANO) ライン ピットブル8 300m 2.0号 ライムグリーン PL-M78S 釣り糸 ライン 2号
シマノから発売されている、8本撚りのキャスティングゲーム用PEラインです。
カラーはライムグリーンですから、とても視認性が高くて扱いやすいですね。
300メートル巻きを購入すれば、豊富な量をリールスプールに蓄えることができます。
飛距離を伸ばしたいときや、スローフォール用のメタルジグを使って潮の流れに乗せたいときなどに重宝するでしょう。
実売価格が2千円台というのも、かなりコスパ優秀ですから、できるだけ費用を抑えたい人におすすめです。
シマノ(SHIMANO) PEライン オシア EX8 300m 1.5号 33.0lb マルチカラー PL-078L & PEラインアクティブスプレーセット
シマノのオシアEX8です。
8本撚りのしなやかなPEラインで、カラーマーキングも施されていますよ。
とても強度が高く滑りがいいので、安定して飛距離を伸ばせるでしょう。
シマノのPEライン用アクティブスプレーが付いているので、ラインの撥水効果を高めることができます。
ラインメンディングがやりやすくなるので、メタルジグの操作などにメリットが表れるでしょう。
ショアジギングに適したPEラインの特徴や、おすすめアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
PEラインは伸びがほぼなく高感度ですから、さまざまな情報をアングラー側へ送り届けてくれます。
それを正確に受け取って判断材料にしながら、次の一手を考えなければなりません。
そのやり取りがショアジギングを、より一層奥深い釣りスタイルに昇華させるのです。
じっくり時間をかけて、PEラインを自らの武器にしましょう。
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