コイ釣りの仕掛けってどれを選べばいいの?淡水の巨大魚を釣るためのおすすめタックルを特集
春に街中の河川に出かけると、浅瀬でなにやら水飛沫が上がっていることがあります。
近づいて見てみたら、1メートルはあろうかという巨大サイズの魚が!
どうやらコイのノッコミを発見してしまったようです。
あれを釣るには、どんな仕掛けを用いればいいのでしょう?
ここでは、コイ釣りに必要な仕掛けや、おすすめタックルをご紹介しましょう。
コイ釣りの仕掛けやタックル
淡水の河川ゾーンに、1メートル以上の巨大なコイが存在します。
それはまさに日本の地元版の怪魚とも言え、釣り愛好家としては一度は釣ってみたい!という思いが高まってくるでしょう。
「コイ釣りには、どんな仕掛けやエサが適しているんだろう?」
そうですね!普段あまり経験のない目標魚を追い求める際、最も気になるのがどんなタックルを用意すべきかです。
配信している映像を見てみれば、パンやミミズをエサにしてコイを釣っている様子も見つけられます。
練り餌を活用した吸い込み仕掛けを使用する場面も見受けられ、また、スピニングタックルやベイトタックルを使わず、伸縮する竿を使って戦っている動画も見つけました。
ルアーのクランクベイトを使ってコイを釣るアングラーもいます。
だからと言って、特定のものだけに絞る必要はなさそうです。自分が試してみたい仕掛けでコイ釣りを開始すればよいでしょう。
コイ釣りに適した時期
コイ釣りに適した時期は、いつでしょうか。
実は水温の低い冬場でも、活発に泳いでいるコイの姿を見かけます。
ということは、コイのいる場所を見つければ、じっくり腰を落ち着かせてアプローチすることが年中可能といえるでしょう。
ただし、寒い時期は防寒に配慮しなければなりませんし、暑い時期は熱中症に注意する必要があります。
心地よく気軽に釣りをするつもりなら、春か秋がいいかもしれませんね。
特に春は、コイの産卵の季節です。
浅瀬に進入してきて、しきりに泥を巻き上げているシーンを見つけることができますから、仕掛けを投入する目標を視認できるメリットがあるといえるでしょう。
着水音で驚かせたくないなら、フックにパンを付けてアプローチするのがベターですが、それで食い付いてこない場合もありますから、コイと人との知恵比べがスタートすることになります。
これが楽しいのです。
コイ釣りをしてはいけない場所
コイ釣り仕掛けを投入するのに適した場所を考えてみましょう。
街中の河川でコイを見つけたからといって、すぐに釣りを始めてはいけません。
河川は公共の場ですから、他の人が周囲にいるところは避けたほうがいいでしょう。
またコイは、橋の上からよく発見できることがあります。
だからといって、橋の上から釣りをするのは厳禁です。
通行者に気づかず、コイ釣り用仕掛けを引っ掛けてしまう可能性がありますし、クルマやバイクなどの通行があるなら、タックルをぶつけてしまうことも考えられるからです。
「小さな架け橋みたいなものダメなの?」
当然です、橋は通行者のために設置されているのですから。
コイ釣りに関するおすすめタックルを一挙ピックアップ!
コイ釣りに用いる仕掛けや、おすすめタックルを取り上げてみましょう。
餌釣りやルアー釣りなど、アプローチは豊富にあって、どれを選ぶのも自由です。
自分にとって最も釣りやすいものや、今手元にあるタックルを応用して使うのもいいかもしれませんね。
シマノ(SHIMANO) ロッド 磯竿 のべ竿 ボーダレス GL (ガイドレス仕様・Pモデル) P900-T サーモン 草魚 尾長グレ 石鯛 ヒラスズキ
- 最安値価格
- ¥43,758(Yahoo!)
シマノから発売されているパワフルな延べ竿です。
全長9メートルもあり、カッチリした剛性感のある作りは、鮎竿やへら竿とは一線を画しているのが伝わってきますよ。
対象魚にイシダイも含まれているのが驚きですが、巨大なコイの引きにもじゅうぶん耐えてくれるパーとトルクを持ち合わせています。
シンプルにフックとパンやミミズ餌のみで攻めてみるところから始めましょう。
姿勢は低く、こちらの姿をコイに見られないようにしてアプローチをすると、一投目から食い付いてくる確率が上がります。
ただし、ランディングできるかどうかは、あなたのやり取り次第でしょう。
10分程度の格闘は覚悟してから取り掛かってくださいね。
コイ釣り用に作られた専用フックです。
かなり頑丈で刺さりやすい形状に仕上げられていますよ。
ただし、外掛け結びや漁師結びなどをマスターしていないと、ラインに接続することができませんので、このタイプのフックを選んだら結び方も習得するようにしましょう。
管付きの石鯛針なら、ラインを結ぶのはカンタンにおこなうことができます。
石鯛とコイ釣りがなかなか重ねにくいのですが、フックの強度を考慮すると、種類の豊富な石鯛針から選ぶのもアリでしょう。
石鯛用の仕掛けにも根ズレ対策を施したものが多く、コイ釣りに転用できるアイテムがかなり揃っていますよ。
ラインを切られた経験があるなら、他の釣りを参考にすると解決策が見えてきたりするものです。
ちなみにコイの歯はノドの辺りにあって、強烈な力でプレスしてきますから、ヤワな針だと曲げられれるでしょう。
口の奥に指を突っ込むのは、ぜひ避けてください。
こちらが、昔からコイ釣りによく使われている吸い込み仕掛けです。
らせん状の枠の外側から練り餌で包み込んで、ダンゴ状にしてしまうのです。
その状態なら仕掛けを遠くまでキャストできますから、広範囲からコイを釣り上げることができるでしょう。
フックは複数本用意されていて、ダンゴを吸い込んで食べている中に紛れて、口の中に入る手筈になっています。
ラインが走り出してから、強めのフッキングをおこなうようにしましょう。
練り餌のダンゴを作る際に用いる、老舗マルキューの粉末餌です。
なんと、淡水に棲むタニシも一緒に含まれて、粉末に加工されていますよ。
またタニシのペレットも入っているので、そのニオイでコイをしっかり集めてくれる仕組みになっています。
味もタニシ特有ですから、コイは迷わず食い付いてくれるでしょう。
シマノ(SHIMANO) フリースタイルロッド 18 ワールドシャウラ 2833RS-2 スピニングモデル (SiCリングガイド)
- 最安値価格
- ¥63,840(Yahoo!)
シマノのワールドシャウラ、ビッグサイズの魚を仕留めるためのスピニングロッドです。
なんと、あのキングサーモンの走りも止められるパワーと剛性・耐久性を持ち合わせていますよ。
50グラムまでキャスト可能なので、餌でもルアーでも投げてみてください。
コイが掛かったらロッドを立てて、クリアなスペースがあれば走らせて弱らせる方法を採りましょう。
リールは、4000番以上のスピニングリールを装着しておきたいですね。
根ズレが心配ならナイロンライン、強さを求めるならPEラインでアプローチしてください。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ストラディックSW 4000XG ライトショアジギング プラッギング オフショアキャスティング サーフ 青物
- 最安値価格
- ¥853(Yahoo!)
本来はショアジギングなどのソルトウォーターゲームで活用するスピニングリールですが、コイの強烈な引きにも耐えられるので転用してみてください。
握りやすいハンドルノブやボディ剛性の強さが、コイ釣りをぞんぶんに楽しませてくれるでしょう。
ゴリ巻きはおすすめしません。
コイが弱るまで耐えて、浮いてからポンピングで寄せるのがベターです。
大切な釣り道具を壊さない配慮が必要でしょう。
800メートル巻きのナイロンラインです。
太いラインになると両軸リールに巻いて使うことになりますが、4号前後ならスピニングリールでも扱えるでしょう。
ナイロンラインは擦れや根ズレに強く、伸びがあってクッション効果も高いので、長時間のファイトになるコイ釣りに適しています。
擦れたら巻き替えをマメにおこなうようにして、1メートル級が掛かっても対応できる準備を、常に整えておきましょう。
マルキュー(MARUKYU) クレデンスボイリー チェンジベイト 14mm フルーツスパイス
- 最安値価格
- ¥495(Yahoo!)
ボイリーという餌の名前を、最近よく耳にするようになってきました。
マルキューのクレデンスボイリ―は、コイ釣り=カープフィッシングの本場イギリスで生産した日本向けの餌アイテムです。
集魚効果の高いフレーバーに加えて、植物系・動物系素材やアミノ酸を配合していますよ。
コイの嗜好に合わせて、取り換えながらアタリを待ってみましょう。
仕掛けもヨーロピアンタイプのものが、市販されるようになってきました。
ダイワから発売中の、海外メーカーのパーツを使ったコイ釣り仕掛けです。
コイ釣り仕掛けを使いこなして巨大サイズを釣り上げよう!
コイ釣り用の仕掛けや、おすすめタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
自分の住んでいる近くの河川でも、コイ釣りを楽しむことができるでしょう。
身近な対象魚を発見すれば、県をまたいだ移動は避けられます。
ただし、同じポイントに複数のアングラーが竿を差すのは止めなければなりません。
狙ったポイントに先行者がいたら、そこには合流せずに別のポイントを探すように努めましょう。
河川ならそれができますし、新しい釣りスタイルの構築にもつながっていくはずです。
コイの関連記事はこちら
鯉釣りを手軽に楽しもう!おすすめタックルや釣り方を徹底紹介
近所の水路や河川を見下ろすと、時おり巨大な黒い影を発見することができます。 その正体は、鯉ですね。 日本に居付いている馴染みの深い外来の淡水魚ですが、まだ釣ったことのない人は…
FISHING JAPAN 編集部釣り餌の代用品特集!釣りの餌に使えるおすすめコンビニアイテムをピックアップ
釣りに餌やルアーは付き物、必ず持参したいアイテムのひとつです。 それなのに釣り場に到着してから、餌を持ってくるのを忘れたことに気づいた経験はありませんか? アングラーなら誰し…
FISHING JAPAN 編集部「仕掛け」カテゴリの人気記事
DAILYランキング