ベイトリールの使い方を詳しく解説!初心者がマスターしたい投げ方やコツを伝授!
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FISHING JAPAN 編集部ミリオネアCT SVは、ダイワから久々にリリースされた丸型タイプのベイトリールです。
2019年の5月に新発売となった際に、70SH(いわゆるハイギアモデル)の右巻きハンドルタイプと左巻きハンドルタイプを1台ずつ手に入れて、約半年間使ってみました。
バス釣りとロックフィッシュゲームで合計100日以上の実釣使用となりましたが、そのインプレも含め、ネット通販で購入したユーザーの評価をチェックしてみることにしましょう。
目次
ミリオネアCT SVとは、オールマシンカットボディの丸型ベイトリールです。
ボディの中央に直径30ミリのSVスプールを標準装備していて、軽量なルアーを正確にピンポイントへキャストするのに適したリールとの前評判でした。
またオールマシンカットボディによる高い剛性感が、巻物ルアーの連続使用=キャスト&リトリーブに向いているとのことでしたから、迷わず購入して試してみたわけです。
「でもさ、定価で5万円を超えちゃうんでしょ?」
確かにメーカー希望販売価格は、税抜きで52,500円と高額でしたが、ネット通販なら4万円前半で購入できましたよ。
左右どちらも手に入れたのは、右巻きハンドルのほうで巻物を、左巻きハンドルのほうでテキサスリグやラバージグなどのボトムトレース物を操りたかったからです。
購入して驚いたのは、そのラインキャパ。
14ポンドのナイロンラインで60メートルとなっています。
近距離を撃つだけならこれでもいいのでしょうが、巻物に効果的!と謳っておきながらこの少なさでは、ちょっと心もとないでしょう。
CTのCはコンパクトのCですから、覚悟して使わなければなりませんね。
それではネット通販で実際にミリオネアCT SVを購入した、ユーザーの評価を見てみましょう。
こちらのユーザーの方は、良い点・ダメな点というふうに、メリット・デメリットを明確に表記してくれていますよ。
今後ミリオネアCT SVを購入する人は、大いに参考にするのではないでしょうか。
ダイワ(DAIWA) 両軸リール 19 MILLIONAIRE CT SV 70SH(2019モデル)
まずは良い点から。
確かにこの直径30ミリスプールは、立ち上がりの回転がスムーズで、ベアリングのオイル切れが心配になるくらい、よく回ってくれますよ。
ハンドルの巻き心地もスムーズで、ハイギア特有の引っ掛かりや重さは感じません。
ダメな点として挙げられている、細糸が使えない!というのは、なかなかインパクトのある意見です。
5ポンドのフロロカーボンラインまでは使ってみたのですが、飛距離が出ない!全く使えない!という感想には至りませんでした。
当方のキャストの方法は、テニスラケットを振るのと同じように、水面から前方へ押し込むような、バックスイング強めで前部分の振りを抑え気味にしたスイングだったからでしょうか。
このやり方で20メートル先のピンポイントを、正確に連続して撃つことができました。
ただし、オーバーヘッドキャストへ切り替えると、まるで失速するかのように制動が効いて飛距離が伸びませんでした。
ユーザーの方は、これを指摘していたのでしょうか?
ミリオネアCT SVのメーカーサイトには、5グラム以下の軽量ルアーでもスムーズに扱えると記載されています。
どのように扱えばそれが可能なのか、もう一歩踏み込んだ説明が要ったということでしょう。
次に挙げるのは、ミリオネアCT SVの70SHL、左巻きハンドルタイプを購入したユーザー評価です。
こちらのユーザーの方も、悪い点と良い点を細かく併記してくれていますよ。
画像は右巻きになっていますが、実際は左巻きハンドルタイプです。
ダイワ(DAIWA) 両軸リール 19 MILLIONAIRE CT SV 70SHL(2019モデル)
かなり細かく評価されていますよね。
悪い点に挙げられている、ラインの巻き癖については、当方も同じ感想を持っています。
直径30ミリスプールの弊害なのでしょうか、それでもここまで巻き癖が付いてしまうと、太目のフロロカーボンラインは怖くて巻けませんね。
クラッチの切れ具合は、引っ掛かりのような抵抗感を受けることがありますが、ハンドルが空回りすることはなかったです。
ブレーキの調整に関しては、まさに同意見で、なぜこんなに操作しにくくしてしまったのかナゾとしかいいようがありません。
良い点はノーシンカーリグ、特に高比重タイプのイモグラブ50程度なら、軽々とキャストすることが可能です。
ロックフィッシュゲームでオフセットフックにイモグラブ50を装着してよく使うのですが、ミリオネアCT SVとのマッチングは良好ですね。
見た目がカッコイイのは、丸型ベイトリール愛好家共通の認識といえるでしょう。
購入ユーザーの方々からは、手厳しい指摘がいくつも挙がっていましたね。
実際に使ってみると、指摘されている点はよく分かりますし、それが不満点となるのも仕方ない部分ではあるでしょう。
CTというコンセプトは、スティーズシリーズにのみ適用すればよかったのに!というのが、正直な感想です。
もしミリオネアが、直径34ミリ以上のスプールで登場していたら、ラインキャパにじゅうぶんな余裕が設けられていたら、評価は全く違ったものになっていたでしょう。
「そんなんじゃあ、シマノのカルカッタコンクエストと勝負できないだろ!」
そこはツライところです、常にライバル関係にあって売り上げを競うダイワとシマノであるがゆえに、このような形を採らざるを得なかったのかもしれません。
それでもです、ユーザーが本当欲しい!と待ち望んでいたダイワの丸型ベイトリールとはどういうものであったのか、再考してみる機会を持つことは有意義ではないでしょうか。
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