南アフリカ ハイギョ 魚

ハイギョは肺呼吸する魚!土を掘っていたら中からハイギョが現れる驚きの動画が話題に!

FISHING JAPAN 編集部

南アフリカでのなんとも珍しい魚の映像がYouTubeにアップされています!

なんと、土を掘ったら生きた魚がでてきたということなんですが、魚って水がないと生きられないはずですよね。

いったいどういうことなのでしょうか!?

穴を掘ってみると・・・

焼き芋のような物体が出てきました。

ムキムキしてみると・・・

なんと中から生きた魚がでてきました!!

魚って通常は、水の中にいますよね。

それなのに、土の中にいるとは驚きです。

そして土の中から出てきたのに生きているのはどうしてなのでしょうか!?

土の中から現れたのはハイギョだった!

この土から出てきたのはハイギョ(肺魚)という魚です。

現生種はオーストラリアハイギョ、ミナミアフリカハイギョ、アフリカハイギョがいます。

なんと、約4億年前に出現したというから驚きです!

この魚の特徴は見た目は魚なのですが、肺が発達していることで肺呼吸をしており、数時間ごとに息継ぎのために水面に上がる必要があるそうです。

酸素の取り込みは空気中からしており、二酸化炭素の排出は水中でするので肺呼吸ができないと死んでしまいます。

ハイギョ(肺魚)は、肺や内鼻孔などの両生類的な特徴を持つ魚で、肉鰭綱・肺魚亜綱に属する。

約4億年前のデボン紀に出現し、化石では淡水産・海産を合わせて約64属280種が知られるが、現生種は全て淡水産で、オーストラリアハイギョ1種、ミナミアメリカハイギョ1種、アフリカハイギョ4種の、計6種のみが知られる。
「生きている化石」と呼ばれている。

ハイギョは他の魚類と同様に鰓(内鰓)を持ち、さらに幼体は両生類と同様に外鰓を持つものの、成長に伴って肺が発達し、酸素の取り込みの大半を鰓ではなく肺に依存するようになる。数時間ごとに息継ぎのため水面に上がる必要があり、その際に天敵のハシビロコウやサンショクウミワシなどの魚食性鳥類に狙われやすい。その一方で、呼吸を水に依存しないため、乾期に水が干れても次の雨期まで地中で「夏眠」と呼ばれる休眠状態で過ごすことができる。

出典:Wikipedia

乾期になると夏眠する!?

乾期がきて水が干上がると、なんとこのハイギョは夏眠してしまうそうです。

冬眠なら聞いたことありますが、夏眠なんで珍しすぎますよね!

体の周りに粘膜のカプセルを作って眠り続けるそうで、今回土を掘って出てきた焼き芋のようなものはそのカプセルだったわけなんです。

なんとも珍しい、そして信じられない映像ですが、掘れば掘るだけハイギョが出てくるので動画もチェックしてみてくださいね!

ハイギョ発掘の映像はこちらから

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