堤防釣りなら初心者でも楽しめるぞ!どんなタックルを揃えればいいの?
釣りを始めるなら、足場のしっかり安定した堤防釣りがおすすめです。
昼間はもちろん、夜釣りでも港の照明を利用できるところなら、安全を確保できるでしょう。
家族や友達と一緒に、近くの堤防釣りへ出かけてみませんか。
目次
堤防釣りとは
堤防釣りとは、漁港などに隣接されている防波堤の上から楽しむ釣りのこと。
よく知られているのは、サビキ釣りですよね。
それから穴釣りやルアー釣り・投げ釣りやフカセ釣りなども、堤防の上からすることができますよ。
足場が高い状況になるので、安全に気をつけて行動するようにしてください。
ライフジャケットの装着はもちろん、ヘッドライトなどの夜釣り装備も持参したいところです。
釣った魚をすくうためのランディングネットは、柄の長いものを用意しておきましょう。
さまざまな魚種を季節ごとに楽しめるのが堤防釣りの強み
堤防釣りでは、さまざまな魚を釣ることができます。
また、季節によって釣れる魚が変わっていくのも魅力的ですよ。
魚に合わせて、餌や竿を用意する必要がありますが、転用の利く道具が結構ありますから安心してください。
時にはルアーを用いたタックルセッティングのほうが、手返しよく釣りを展開できるかもしれませんね。
ここでは、堤防釣りに必要な道具について、ご紹介しましょう。
人気ユーチューバーによる堤防の穴釣りが大ブームに!
堤防釣りを始めるなら、餌やルアーを使った穴釣りから入ってみてはいかがでしょう。
堤防には、波消しブロックやテトラが組まれている場所が隣接していることがあります。
そういったテトラとテトラの隙間や、堤防に開いた穴部分に、真っ直ぐ餌を落とし込んで魚を誘っていくのです。
使う竿は短くてかまいませんし、リールも遠投するわけではありませんから、小型でじゅうぶんでしょう。
根ズレに強い太めのラインを巻いたリールを竿にセットして、専用のブラクリ仕掛けで穴釣りにチャレンジしてみてください。
餌は、エビやサバの切り身が効果的。
カサゴやアイナメ・アコウ・メバル・ソイ・アナハゼなどが釣れますよ。
みんなでワイワイ騒ぎながら堤防釣りの穴釣りを楽しんでいる動画はこちら
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穴釣りの道具は、バリエーションに富んでいますが、特にセッティングが難しいということはありません。
仕掛けのウキ下が何ヒロ!みたいな、専門用語が飛び交うこともなく、初心者でもすんなり始められるでしょう。
ただし、穴釣りで使う仕掛けの名前が、「ブラクリ」と呼ばれていることだけは知っておいたほうがいいかもしれませんね。
ブラクリ仕掛けのパッケージには、重さが号数表記されています。
数字が大きくなるほど重くなりますので、最初は軽めのものを選んで釣り場へ向かうようにしてください。
タチウオのワインドゲームも堤防釣りならでは!
堤防釣りで盛んなのは、ルアーを使ったタチウオ釣り=ワインドゲームです。
昔ながらの電気ウキを使ったタチウオ釣りもおこなわれていますが、用意する道具の種類が多くなってしまいますし、場所取りなどの余計な作業が必要になるので、今回はパス。
季節でいえば、夏の終わりごろから秋にかけて楽しめる釣りで、毎年大勢の人々が堤防に集まりますよ。
夜釣りになるので、手元を照らすためのヘッドライト等は忘れずに携帯するようにしましょう。
最近は、昼間でもワインドゲームを楽しむ人が増えてきましたね。
タチウオの食性や習性が、しっかり分析されるようになって、デイゲームでの狙い方が広く知られるようになったからでしょう。
ルアーをキャストしてボトムまで落とし、一切シャクリを入れずにステディリトリーブをおこなってみてください。
後にピックアップしているジャッカルの陸式アンチョビミサイルシリーズなら、タチウオの食い上げバイトをうまく乗せることができるかもしれませんよ。
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タチウオのワインドゲームは、ロッドにスピニングリールを装着して、ラインに専用のルアーを結んでキャストして誘う釣り方です。
堤防周辺に湧いている小魚の種類を見分けましょう。
イワシなら、その色に似たルアーを選んでキャストします。
ただし、定番のよく効くカラーとして、グローホワイトやピンク・パープル・シルバーなどが挙げられていますから、その辺りを3種類ほど揃えて、釣り場へ向かえば対応できるでしょう。
キャストして着水したルアーは、シンキング仕様ですからボトムへ向かって沈んでいきます。
このとき、ラインに少しテンションを与えながら落とし込んだり、ピンと張った状態でカーブフォールさせたりすると、タチウオが食い付いてきた瞬間が手元に伝わりやすいですよ。
ボトムまでルアーが落ちたら、ロッドを立ててシャクリながらルアーを躍らせます。
そしてまた落とし、持ち上げて躍らせて、の繰り返しをおこなってください。
タチウオは食い付くのがとても下手ですから、誤ってラインを噛んでしまうことも。
鋭い歯の持ち主なので、カンタンに切られますから、そういう場合はワイヤーリーダーを使って強度を上げるようにしましょう。
タチウオが釣れて取り込む際、その鋭い歯が指などに当たると傷を負います。
魚バサミを必ず用意して、タチウオのエラ部分をしっかり両サイドから挟み、暴れないようにしてからルアーを外しましょう。
流行りのアジングから堤防釣りをスタートさせよう!
アジングは、堤防釣りならではの楽しみ方が実践できる釣りです。
アジを小型のジグへッドリグやメタルジグなどを使って釣っていくので、何度もキャストできますし、数多くのアジを手にすることも可能です。
ただし、夜釣りがメインになりますから、周囲の釣り人に配慮しながら安全に楽しむことを心がけてください。
釣り人からのプレッシャーで、アジは底近くに沈む傾向があります。
そうなったときは、ルアーをしっかり落とし込んで、微細なアタリを手元やラインの変化で感じるように努めましょう。
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アジングには、アジング用の竿や道具を揃える必要があります。
「えっ、何か他の釣り用の道具を転用できないの?」
アジングに関しては、転用はかなり難しいでしょう。
竿はスピニングロッド、リールはスピニングリールですから、転用できそうなものなのですが、実はアジングで使うルアーは、1グラム程度しか重さがないのです。
かなり軟らかくて繊細なロッドティップを持っている竿でないと、キャストすることやアジのアタリを感知することが困難になります。
当然それに合わせてラインも極細になりますから、スピニングリールも小型を使うことに。
これでは転用はできないと言っても過言ではないでしょう。
でも、一旦アジングタックルを揃えると、今度はそれを他の堤防釣りに転用することは可能です。
軽いブラクリなら、アジングロッドでも耐えられますし、メバリングにもカマス・メッキゲームにも使えますからね。
オールラウンドに堤防釣りを楽しみたいなら、手元に道具がない場合は、アジングタックルから購入することをおすすめします。
堤防釣りにはルールやマナーがある!
堤防釣りには、必ずローカルルールやマナーが存在します。
これを無視して自分の都合よく釣りを始めてしまってはいけません。
ローカルルールとして最もよくあるケースは、釣り禁止エリアの設定です。
これ以上は進入してはいけないと掲示されていれば、そこは間違いなく釣り禁止です。
なのに「釣り禁止とは書いていないからやってもかまわないだろう!」と、身勝手な解釈で釣りをしている人たちが後を絶ちません。
どんな危険が待ち受けているか分かりませんし、禁止エリアでの釣り行為は、他の釣り人にとっても迷惑です。
それから、ライフジャケットを着ずに堤防釣りをすることも止めましょう。
どの堤防も足場が高く、もし落水するようなことがあれば命が危険に晒されることに。
家族や友達同士の楽しいイベントが、一気にかき消されてしまうような行為は、厳に慎まなければなりません。
さまざまな堤防釣りをオールシーズン楽しもう!
堤防釣りに関する情報やアプローチの方法・おすすめアイテムなどを特集しましたが、いかがでしたか?
季節によって、接岸してくる魚がどんどん変わります。
それを万遍なく楽しめるのが、堤防釣りの醍醐味でしょう。
まずは軽めの釣り道具を揃えて、足元のカバーや地形変化に潜む魚から狙ってみてください。
そういう釣りを展開していく中で、外海から入ってくる新たなターゲットの存在を知ります。
そして、その魚を獲るための工夫をあれこれ考えるようになるでしょう。
タチウオかと思っていたらサワラだった!というケースも、最近ではよく聞かれるようになりました。
シーバスだと思っていたのに大きなヒラメだった!ということも、起こり得るかもしれません。
この流れこそが、堤防釣りを深く理解していくきっかけとなるのです。
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