9月だけで42分|「秋の日はつるべ落とし」を、帰り支度の時刻で計算する

9月だけで42分|「秋の日はつるべ落とし」を、帰り支度の時刻で計算する

FISHING JAPAN 編集部

仕事のあとに夕マヅメへ滑り込む。9月に入ってから、それが少しずつ難しくなっています。

数字で確かめます。国立天文台が公表している、東京の日の入り時刻です。

9月1日は18時09分。今日9月9日は17時58分。8日間で11分早くなりました。

先も見ます。9月15日が17時49分。9月22日が17時39分。9月30日は17時27分です。

9月1日と9月30日を比べます。18時09分と17時27分。1か月で42分早くなります。

1日あたり、およそ1分半です。週で見れば10分前後。ひと月で42分になります。

「秋の日はつるべ落とし」というのは、この速さのことでした。つるべは井戸に落とす桶のことです。手を離すと、まっすぐ速く落ちます。

感覚の話に聞こえて、実際に落ちています。

なぜ今の時期に速いのか。太陽が、真東から昇って真西に沈む位置へ向かって、いちばん速く動いているからです。その節目が9月下旬の秋分になります。日の出入りの位置が速く動くので、時刻の動きも大きくなります。

正確に言えば、これは秋だけの話ではありません。春分の前後にも、同じことが起きています。春は日が延びる方向なので、気づきにくいだけです。

「つるべ落とし」が秋の言葉になったのは、夏の長い夕方に慣れた体が、急な短縮を強く感じるからでしょう。

ちなみに今日の日の出は5時19分です。日の入りが17時58分なので、昼の長さは12時間39分になります。

釣りをする側にとって、これは時間と装備の話になります。

夕方まで釣る人は、先週と同じ時刻で片づけを始めると、10分ぶん暗くなっています。片づけ、道糸の巻き取り、荷物の積み込み。すべて暗い中でやることになります。

港の足場は濡れています。10日(木)までは雨が続く見込みです。

今夜から変えられること

帰り支度を始める時刻を、毎週10分ずつ前倒しします。日の入りが週に10分早まるので、それに合わせるだけです。

ヘッドライトを1つ入れておきます。使わなくても構いません。使う日が、毎日1分半ずつ近づいてきます。

そして冒頭の話に戻ります。仕事のあとに夕マヅメへ行くなら、9月は早いほうが有利です。今日の日の入りは17時58分。月末には17時27分になります。

つるべは落ちます。落ちる速さが分かっていれば、間に合わせ方も決まります。

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