ニゴイの釣り方ってどうすればいいの?ルアーで釣れるってホント?
顔が細長く、1対のヒゲが突き出していることで知られている、ニゴイについて深掘りしてみましょう。 淡水域の河川などでよく見かけますが、塩の混じる汽水域でも釣れることがあります。 …
FISHING JAPAN 編集部シーバスや青物などをターゲットにしていると、ベイトフィッシュがカギになっている!というフレーズをよく耳にします。
どうやらシーバスや青物を指しているわけではなさそうですが、いったいどんな魚なのでしょうか?
ここでは、ベイトフィッシュの特徴や釣りとの関連について、分かりやすくご紹介します。
目次
ベイトフィッシュとは、ある特定の魚を指す言葉ではありません。
魚に食べられる魚、つまりフィッシュイーターたちの捕食対象になっている小魚のことを意味しています。
いったいどんな魚が、ベイトフィッシュなのでしょうか。
例えば、バス釣り。
池や湖・河川には、さまざまな種類の小魚が泳いでいます。
河川の堰に立って観察していると、魚道に集まっているアユの群れを見つけました。
そのアウトサイドエッジに、何やら黒い影が。
独特な間合いでサスペンドしていて、鮎の群れに突っ込もうとはしません。
そこに体表が明らかに違う鮎が、ふらふらと現れました。
どうやらケガを負っているようで、機敏に泳げず、浮き姿勢のバランスを崩しています。
群れから少し離れた位置までふらふらと出てきたとき、あの黒い影が一瞬で間合いを詰め、ガブリ。
その正体は、フィッシュイーターであるバスでした。
まさにバスにとって、傷んだアユはベイトフィッシュだったのです。
傷んでいれば、襲い掛かっても俊敏に逃げることはできません。
逃げられてしまうリスクを避けるために、傷んだアユが群れから外れるのを待っていたわけです。
となると、バスにとってのベイトフィッシュは、単にアユ!ということではなく、とある条件を宿したアユに絞られるのではないでしょうか。
つまり、傷付いて捕食しやすい!という条件がないと、ベイトフィッシュとして認識し、すぐに飛びつく展開にはなりにくいのだと考えられます。
だからこそ我々アングラーは、アユに似せただけのルアーをラインに結んでアプローチするのではなく、傷んだ状態をアクションで演出する・キャストによる着水のさせ方で演出する必要があるのです。
ルアーの動きを止めた静止姿勢にもこだわれば、より一層バスにとってのベイトフィッシュを構築することができるでしょう。
SMITHWICK(スミスウィック) ルアー フローティング ラトリンログ ARB1269
海水や汽水域に生息しているシーバスも、ベイトフィッシュを襲うフィッシュイーターです。
アユは河川と海を行き来するので、シーバスの恰好のベイトフィッシュでもあります。
他には、イナッコやボラ・アジ・サヨリなどが挙げられるでしょうが、なんといっても代表的なのが、イワシです。
イワシの稚魚はシラスなので、イワシ全般がシーバスにとって捕食対象になっていると考えていいでしょう。
当然シーバスを釣りたければ、イワシの居場所を探り出せばいいわけです。
イワシは群れで泳いでいて、沿岸部に常駐している魚ではありません。
水温の上がる5月前後から接岸し始めて、水温の下がる秋の終わりには、沖に出てしまいます。
この動きに合わせて、沿岸部を根城とするシーバスが、捕食活動に走るのです。
イワシは、水面に追い込まれて捕食されるケースが多いので、釣り場に着いたら水面の変化に注目しましょう。
広範囲に細かな波が発生したら、イワシの群れがフィッシュイーターに突き上げられていると判断できます。
またサーフにイワシが打ち上げられていることもあるので、波打ち際にはフィッシュイーターが潜んでいる可能性が高いです。
どちらのケースも、フィッシュイーターの正体は、シーバスと見ていいでしょう。
中には青物やヒラメ・マゴチであることも。
最近では、イワシを捕食するチヌを釣り上げた経験もあります。
イワシというベイトフィッシュの存在は、アングラーに大きな希望を与えてくれるものといえそうです。
ベイトフィッシュの逃走アクションを表現できる、おすすめのルアーを取り上げてみましょう。
ミノーやシンペン・ダイビングペンシルなどが、実際に効果的です。
ロングクキャストに向いていて、アクションレスポンスの良好なものが適しているでしょう。
Bassday(バスデイ) ルアー シュガペン 95F H-16 イワシ.
ベイトフィッシュの逃走アクションを引き出せるルアーを、キャストして操るのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
シーバスゲーム用なら、長めブランクスのスピニングロッドがマッチします。
リールは、3000番サイズのスピニングリールなら、ロングキャストを仕掛けやすいでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングロッド 23 ルアーマチック ソルト S90ML (ソルトルアー推奨モデル) シーバス タチウオ ヒラメ
シマノからリリースされているルアーキャスティングゲーム用スピニングロッド・ルアーマチックシリーズの中から、S90MLを選んでみました。
全長は2.74mと、やや長めブランクスに設計されていますから、ロングクキャストを実践しやすいでしょう。
2ピース仕様で、仕舞寸法は140.7cmにまで縮まります。
ウエイトは131gと軽めで、ブランクスの先径は1.7mmです。
適合するルアーウェイトは、6gから32gまで。
適合するラインは、PEラインなら0.6号から1.5号までで、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまでとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、95.8%に設計されています。
実際に手に取って振ってみると、とても軽くて張りのあるブランクスに仕上がっている印象を受けました。
グリップ周りは細身で握りやすく、軽快なロッドワークを繰り出しやすいでしょう。
実売価格は6千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
シーバスゲームはもちろん、タチウオやチヌ・ヒラメ・マゴチなどを狙うのにも、じゅうぶん使えそうです。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール シーバス 20 エクスセンス BB C3000MHG
シマノから発売されているシーバスゲーム専用のスピニングリール・エクスセンスBBシリーズの中から、C3000番サイズのハイギア仕様を選んでみました。
ギア比は6.0対1ですから、ハンドル1巻きにつき88cmのラインを回収することができるようになっています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、3.5/9.0kgです。
ウエイトは240gと軽めで、スプール寸法は直径が46.5mm、ストロークが14.5mmです。
ラインキャパは、PEラインなら1.5号を120m、モノフィラメントラインなら10lbを110mまで巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。
実際にフィールドで使ってみると、ハンドルの巻き心地はとても安定していて、ただ巻きリトリーブを敢行するのにちょうどいい感じがしました。
ローター回転も滑らかでスムーズ、ラインスラックはあっという間に巻き取れてしまいます。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
シーバスゲームをこれからやりこみたい人に、おすすめの1台といえるでしょう。
T字型ハンドルノブはつまみやすく、大型魚が掛かってもやり取りを楽しめました。
ベイトフィッシュの特徴やフィッシュイーターとの関係・釣り方、おすすめのルアー&タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
釣りたい対象魚に注目しがちのアングラーが多いですから、ぜひその捕食対象にも興味を持ってください。
間違いなく釣果に影響が出ますし、あなたの釣りスタイルの幅が広がるでしょう。
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