ルアーのアップ写真

ビハドウ110に2023年新カラー登場!ノリーズの微波動ダブルスイッシャー

FISHING JAPAN 編集部

スローにリトリーブをして誘いをかけるバス釣り用ダブルスイッシャーといえば、ノリーズのビハドウ110が挙げられるでしょう。

2023年には、新しいカラーバリエーションが追加ラインナップされます。

その特徴や使い方について、詳しくご紹介しましょう。

ビハドウ110とは

ビハドウ110とは、ノリーズから発売中の人気ダブルスイッシャーのことです。

主にバス釣りで効果的なルアーで、80mmという小さなサイズも設定されていますが、今回注目するのは、110mmサイズ。

ビハドウ110のウエイトは、14.0gもあるので、細身シェイプと相まって飛距離を伸ばしやすくなっています。

ボディの頭部と最後尾に、それぞれ小さなプロップが付いています。

前後で逆ヒネリに設定されていますから、キャストして着水してから引っ張ると、左右に蛇行しようとするチカラを前後で相殺します。

それが独特な揺れ・震えを生み出し、I字引きと呼ばれるスローリトリーブの際に、生命感溢れるアクション=微波動を作り出すのです。

それだけではありません。

V字の引き波を、回転するプロップが小刻みに裂いていきます。

これはもうイレギュラーの極致で、風はもちろん、操るアングラーの引っ張り加減によって、さまざまな微波動が生み出される仕組みに。

さまざまなルアーを投入しても、なかなかバスが口を使ってくれないとき、ビハドウ110が織り成す丁寧で繊細なアピールが功を奏するかもしれません。

実際にビハドウ110を、バス釣りの現場で使ってみました。

まず最初は、リザーバーのインレット付近。

軽めの水流があり、ビハドウ110を浮かべておくと流され始めます。

その状態からスローリトリーブを開始、インレットに存在する岩や沈木の直近を通していきます。

ビハドウ110から発生した引き波が、岩に当たって跳ね返り、ビハドウ110のボディを揺らすぐらいのスローリトリーブを実践すると、真下から突き上げるようなバイトが。

40cm程度の体長のバスでしたが、その後ろにも複数のバスが追従してきていて、ビハドウ110にかなりの集魚力が備わっていることを実感しました。

特にロッドワークで、トゥイッチやジャークを付け加えなくても、ただ巻きでバイトに持ち込めるのが強みでしょう。

ちなみに、水流によってもプロップは回転するので、リトリーブを止めて流れの中で漂わせる、ドリフト釣法でもバイトを取れました。

3つのトレブルフックが連なっていますから、どの方向から食い付かれてもフッキングに持ち込めました。

ビハドウ110を狭い護岸水路で使ってみた!

ビハドウ110を河川に連なる水路へ持参してみました。

幅は、1mほどしかありません。

コンクリートで護岸されていて、水深は60cmほどでしょうか。

真っ直ぐな水路には、ところどころに排水パイプが突き出していて、水がしたたり落ちています。

その真下をビハドウ110でスローリトリーブ。

一切ストップせずに、ひたすらスローに引っ張り続けていると、いきなり水柱が立ってビハドウ110が水中に引き込まれました。

1本めは、30cm程度のバス。

2本めは、50cmを超えるナマズ。

そして3本めは、70cmクラスのライギョでした。

こんな狭い環境でも、多くのフィッシュイーターたちが生息していて、トップウォータールアーに反応してくれます。

当然他のアングラーが釣りをしているところは見たことがないので、魚はスレていません。

手軽にビハドウ110の威力を体験したいなら、水路での釣りがおすすめです。

ただし、水田などの灌漑用水路なので、釣りを始める際には近くで農作業をしている農家さんの了解を得るようにしましょう。

クルマの駐車位置にも配慮して、農作業の邪魔にならないようにしてください。

合計4種類のカラーバリエーションが追加ラインナップ!

ビハドウ110には、2023年に新しい4種類のカラーバリエーションが追加ラインナップされます。

●バナナアテンションカラー

●トラフィックシグナルカラー

●夜桜カラー

●キハダワカサギカラー

クリアベースに反射板の入ったものや、マット調ブラックのものが含まれていて、ますます使ってみたくなる要素満載です。

ビハドウ110の使い方を分かりやすく解説している動画はこちら

ビハドウ110をキャストしてリトリーブを繰り返すのにおすすめのタックルを選んでみた!

ビハドウ110をロングキャストしてスローリトリーブを実践するのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、Mパワー前後のブランクスを持ったベイトロッドがマッチします。

リールは、ローギア寄りのベイトリールにすれば、スローリトリーブをおこないやすいでしょう。

シマノ(SHIMANO) ルアー竿 バス釣り 22 エクスプライド 1610M

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シマノからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・エクスプライドシリーズの中から、1610Mを選んでみました。

全長は2.08mもあるので、振り抜くと飛距離を伸ばすことができます。

継数は2本ですが、グリップジョイント方式を採っていますから、仕舞寸法は176.3cmと長めです。

ウエイトは100gと軽めで、ブランクスの先径は1.8mmです。

適合するルアーウェイトは、7gから21gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまで、PEラインなら最大3号までです。

グリップの長さは250mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は、99.5%になっています。

実際に手に取ってみると、とても軽くて張りのあるブランクスに仕上がっているという印象を持ちました。

ガイドは小さめなので、ラインが絡まりにくく、手返しのいいキャストを繰り返せます。

グリップ周りは細身ですから、しっかり握ってフッキング動作をおこなうのに向いているでしょう。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

バスはもちろん、ナマズ・ライギョにも対応できますから、積極的に釣り場へ持ち込んで使ってみたくなる1本です。

シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 19 SLX MGL 70 右 バス釣り ラバージグ 点撃ち マキモノ

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シマノから発売中のロープロファイルデザイン系ベイトリール・SLX MGLシリーズの中から、ノーマルギアモデルを選んでみました。

ギア比は6.3対1なので、ハンドル1巻きにつき63cmのラインを回収することができるようになっています。

最大ドラグ力は5.5kgで、ウエイトは190g。

スプール寸法は、直径が32mmで幅が23mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを90m巻けます。

ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは4個採用しています。

実際に使ってみると、とても握りやすく、キャスティングもフッキングもやりやすく感じました。

親指を置ける位置が絶妙で、握ったときにチカラが逃げにくいです。

巻き心地は、ノーマルギアなので滑らかそのもの。

ラインスラックを活かしたロッドワークはもちろん、ただ巻きスローリトリーブにも適しています。

実売価格は1万円台と、とても低価格な設定になっているのも魅力的といえるでしょう。

ビハドウ110を使いこなしてタフコンディションのバスを釣り上げよう!

ビハドウ110の特徴や使い方・追加カラーラインナップの詳細・おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

メーカー希望販売価格は、1,800円です。

極めて完成度の高いダブルスイッシャーで、特に最後尾のトレブルフックと回転プロップが、ギリギリ干渉しないセッティングになっています。

プロップの回転は損なわれませんし、最後尾からの吸い込みバイトも拾えるので、極めて扱いやすいルアーに仕上がっているのは間違いありません。

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