【ノリーズ】エスケープツインの使い方特集!フックサイズはどれがベストなの?
ノリーズから長年に渡り発売されている定番ワームといえば、ホグ系デザインのエスケープツインが挙げられます。
独自のボリューム感を誇る2枚のパドルが、水押しアピールを効率よく展開。
ズル引きにもシェイクにも反応がよく、きっちりと生命感を溢れさせてくれます。
そんなエスケープツインの使い方について、詳しくご紹介しましょう。
目次
エスケープツインとは
エスケープツインとは、ノリーズからリリースされているバス釣り用ワームのことです。
よく似たフォルムのワームとして、
●ビックエスケープツイン
●エスケープリトルツイン
●エスケープチビツイン
がラインナップされていますが、エスケープツインは、ビッグとリトルの間のサイズに仕上げられています。
外観の通り、ホグ系と呼ばれるデザインで、ザリガニやエビなどの甲殻類そっくりなカタチ・アクションです。
エスケープツインは、全長が105mm。
ということは、オフセットフックなら、3/0番前後がマッチするでしょう。
ボディの幹部分に装着するので、ややナローゲイブなオフセットフックのほうが、ボトムトレースしやすいかもしれません。
エスケープツインの素材には、塩が含まれる高比重マテリアルが使われています。
ワーム単体でも結構重いですから、キャストしやすい部類に入るのではないでしょうか。
注目したいのは、やはり2枚の大きなパドル。
触ってみると、フニャフニャした柔らかさは伴なっておらず、しっかりと厚みがあって、張りもじゅうぶん。
水中に入れてみると、ふらふら動くのではなく、水を強く押す感じになっています。
存在感が際立つので、バスがエスケープツインの存在に気づきやすく、一気に間を詰めてくる要因となっています。
その他触角やレッグパーツなどがボディの幹から突き出していますが、どれも先端はカーリーしておらず、直線的なデザインに統一されています。
これにより、水をつかむというより、スパッと機敏に水を切って動き回ることが可能に。
水になびいてしまうのではなく、水を押し返して動かすイメージで扱えるでしょう。
例えば、濃いカバー周りでエスケープツインを動かすと、カバーの奥に潜んでいたバスも、その存在に気づくことができるわけです。
ロッドワークを駆使しながら、さまざまなポイントで誘いをかけてみましょう。
エスケープツインにはどんなリグがマッチするの?
エスケープツインにマッチするリグをご紹介します。
まずは、流行りのフリーリグ。
スイベル付きのスリムシンカーを先にラインに通して固定せず、そこにフック+エスケープツインを装着します。
ワームの前でスリムシンカーが自由に移動する状態なので、キャストして着水させると、先にスリムシンカーだけがボトムに到着します。
遅れてエスケープツインがフォールしてくるのですが、まるでノーシンカーリグのようなふわりとした沈み方に。
ボディのボリュームにナチュラルさが加わって、接近してきたバスが思わず口に吸い込んでしまうかもしれません。
実際に棲息しているザリガニなどは、このように中層に飛び出してから、ゆっくりフォールしていくことがあります。
当然着底してからのズル引きも効きますから、さまざまな誘いをかけてバイトに持ち込んでみましょう。
濃いカバーを直撃するなら、テキサスリグに切り換えてください。
その他直リグやチェリーリグなどにも、マッチしやすいワームとなっています。
エスケープツインの実釣インプレ!
エスケープツインのフリーリグを携えて、実際にフィールドへ出向いてみました。
釣り場は護岸と葦が入り混じる、水路エリア。
水深は最大で2.5m程度でしょうか。
バスのポジションは沖合いの最深部で、捕食のタイミングで岸際に進入を繰り返しています。
エスケープツインを最深部へ届けてから、ズル引きで岸際へ。
バスの移動と同じベクトルに乗せることで、ワームを発見してもらいやすくなります。
シンカーがボトムの地形変化や沈下物に引っ掛かったら、そこでストップ。
時折ロッドワークを駆使してアクションさせ、パドルで水をかき回す感じで動かし続けてください。
アタリは、ラインの変化に表れます。
ロッドを立ててラインのたるみを取り、リールハンドルを回しながらフッキング動作へ移るようにしましょう。
エスケープツインを操るのにおすすめのタックルを選んでみた!
エスケープツインをキャストして操作するのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、バットパワーのあるベイトロッドなら、鋭くフッキングを決められます。
MHパワー程度のブランクスが、しっかりマッチするのではないでしょうか。
リールは、16lb前後のモノフィラメントラインを100mほど巻けるベイトリールがベターです。
シマノ(SHIMANO) バスロッド 19 スコーピオン ベイトキャスティングモデル ワン&ハーフ2ピース 1652R-2 トップウォータープラグ ヘビーシンキングミノー
シマノから発売中のスコーピオンシリーズのなかから、1652番を選んでみました。
全長は1.98mと2mを下回りますから、とても扱いやすい長さに設計されています。
継数は2本で、仕舞寸法は130.0cm。
これなら航空機に積み込んで運ぶことが可能なので、遠征釣行などに活用できるでしょう。
ウエイトは127gと軽めで、先径は1.8mmです。
適合するルアーウェイトは、7gから28gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら12lbから22lbまでとなっています。
グリップの長さは242mmで、レギュラーテーパーのブランクスです。
カーボン素材の含有率は、98.9%に設定されています。
実際にフィールドで使ってみると、ブランクスの張りはかなりしっかりしたもので、フッキングパワーをハリ先に伝えるのに適している印象を受けました。
キャストフィールは鋭く、ライナー性の弾道を引き出しやすくなっています。
バックスイングを強めに取って、フォロースルーはやや弱めに振るほうが、バックラッシュトラブルを防げるでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ガイドの足周りは、細いスレッドで丁寧に固定されているので、長期に渡って使い込むのに良さそうな1本です。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 19 スコーピオン MGL 150HG 右 バス釣り ロックフィッシュ
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スコーピオンシリーズには、遠心ブレーキが組み込まれたベイトリールもラインナップされています。
ギア比は7.4対1なので、ハンドルを1回転させると79cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.5kgで、ウエイトは210gです。
スプール寸法は34/25mmで、ラインキャパはモノフィラメントラインなら16lbを100m巻けます。
ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。
赤いボディカラーは、スコーピオンロッドと良くマッチするようになっていて、パーミングもしやすい印象です。
ややボリュームのあるボディですから、しっかりと握り込むのに向いているでしょう。
実売価格は2万円台と、低価格に設定されているのが嬉しいです。
ラインスラックを巻き取ってテンションを作り、それが再度たるんだタイミングでフッキング動作へ移るようにしてください。
エスケープツインを駆使してビッグバスを釣り上げよう!
エスケープツインの特徴や釣り方・実釣インプレ、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
2枚のパドルが、ゆっくりとボトムへ倒れ込んでいく様子を、バスに見せるようにします。
きっちり時間を取ってアプローチすれば、食い渋っていたバスに口を使わせることができるでしょう。
水中姿勢を制御するのに、オフセットフックのベントカーブに小さな六角ナットを1つ通しておくと、理想的な安定感を引き出せるので試してください。
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