ザリガニのアップ写真

ザリガニ釣りのエサには何を使えばいいの?

FISHING JAPAN 編集部

子供のころにちかくの水路や池で楽しんだのが、ザリガニ釣りでした。

今でも同じようなロケーションで足を止めてみると、赤いボディを発見できるかもしれませんよ。

ここでは、ザリガニの特徴や釣り方、その際に用いるエサについてご紹介しましょう。

エサは、家にあるもので対応できますし、あたりめなどをコンビニで購入してもしっかり釣ることが可能です。

ザリガニ釣りをするには居場所を突き止めるところから始めよう!

ザリガニは淡水に棲む甲殻類ですから、近場に池や水路があるなら、足を運んでみるところから始めてみましょう。

池に関しては、ほとんどが農業の灌漑用水ですから、管理者がおられます。

管理者の人に釣りをしてもいいか、必ず確認を取るようにしましょう。

池の堰堤から水が流れ出ていて、その先に田や畑を見つけたら、そこで働いている農家さんに声掛けをします。

今から上の池でザリガニ釣りをしたい!というこちらの意向を伝え、OKがもらえたら池へ戻って釣りスタートですね。

ザリガニ釣りに限らず、バス釣りやフナ釣り・コイ釣りでも、地元農家さんとコミュニケーションを取ることは、とても重要です。

きっちり了解を得てから釣りをすることで、その池が釣り禁止になってしまうことを防げますよ。

目についたゴミがあれば、必ず拾って釣り場の美化にも努めましょう。

そういうひとつひとつの行為が、釣り人に対する印象を良いものに変え、将来にも釣り場が残っていくことにつながります。

子供のころに覚えたザリガニ釣りを、未来の子供たちにも体験させてあげたいですよね。

さて、釣り場を確保できたら、ザリガニそのものを探してみましょう。

いきなり竿を出すのではなく、ザリガニが居るか居ないか確認するのです。

池や水路に藻が生えていたり、護岸に窪みや凹みがあれば、そのそばに潜んでいるケースが多いですよ。

赤い体色をしているので、じっくり観察すればすぐに見つけられるでしょう。

触角が左右に動いていたり、ツメのカタチが明確に見えたりしますよ。

ザリガニの居場所が分かったら、少し後ずさりしてザリガニからこちらの姿が見えないようにしてください。

その場で釣竿と道糸、そしてエサの取り付けをおこないます。

ザリガニの釣り方を詳しく解説している動画はこちら

ザリガニ釣り用のタックルセッティング!

釣り道具として、ザリガニ釣りに向いているのは延べ竿が最適です。

掛かったザリガニを引き上げるだけなので、リールが必要なロッドは過剰です。

道糸は、切れにくい太い糸が理想的です。

太さではナイロンラインよりも上回るタコ糸のような撚り糸を試すことをおすすめします。

そのような太い道糸を仕様しても、ザリガニは餌に集中していて、糸への接続は気になりません。

タコ糸の終端には、小型のクリップを取り付けます。

これはオフィス用品として一般的なクリップです。

これを開けて餌を挟み、固定しておきます。

餌の交換も簡単に行えますし、ザリガニはクリップの存在をまったく気にせずに餌に飛びつくでしょう。

ザリガニ釣り用のエサをチェック!

ザリガニ釣りに使う餌は、自宅のありもので問題ありません。

冷蔵庫を見てみれば、フィッシュソーセージやイカの塩辛などが見つけられるかもしれません。それが見つかったら、釣りに使ってみてください。

先に説明した仕掛けにクリップで餌を挟むだけで、ザリガニ釣りの仕掛けがジッパイです。

自宅で手に入るエサがなければ、釣り場に行く途中にコンビニエンスストアに寄ると良いでしょう。

乾燥させたスルメや貝柱は、スナックとして棚に並んでいるはずなので、それを買ってエサにしてみてください。

それを5cm程度の長さに切り、仕掛けに挟んでから、ザリガニのいる場所に下ろしてみてください。

すぐさま赤いツメが現れて、餌を奪いにくるはずです。

しっかりと餌を食べているところを見つけたら、それをソロソロと引っ張って、ザリガニを水中から引き揚げてください。

慌てるとそのまま池に落ちて逃げてしまう可能性があります。

焦らず、静かに引き揚げることがコツになります。

ザリガニ釣りを楽しんでいる動画はこちら

ザリガニ釣りに使ってみたいおすすめのタックルをピックアップ!

それではザリガニ釣りに使いたい、おすすめのタックルについてご紹介しましょう。

ロッドは、短めの延べ竿が適しています。

足場の低いところからアプローチできると、バラシを減らせますよ。

釣り上げたザリガニは、水を少し入れたバケツの中に放っておきましょう。

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プロマリンブランドからリリースされている、小継ぎタイプの万能延べ竿です。

これ1本あれば、ザリガニ釣りはもちろん、他の魚釣りにも幅広く活用できるでしょう。

全長は1.80mですから、あまり足場の高い場所では水面まで届きません。

水辺まで近いポイントで、無理なく使うようにしましょう。

継数は4つで、仕舞寸法はたったの56cmにまで縮まります。

これならタックルバッグやデイパックに入れて、持ち運びをカンタンにおこなえますし、クルマの中に常備しておいても邪魔にならないでしょう。

自重は43gしかないので、長い時間振り回してもあまり疲れずに済みますね。

先径/元径は、0.8/12.0mmと細めに作られています。

実際に手にしてみると、とてもよく曲がり込んでバラシを防いでくれる印象です。

ザリガニがエサに食い付いてきたら、いきなりロッドを立てようとせずに、そのまま食べさせておきます。

エサに夢中になったタイミングを見計らって、ゆっくりと引き上げてみてください。

口とツメでエサをガッチリ挟んでいるので、多少揺れても落ちてしまうことはないでしょう。

そのままバケツまで持ってきて、振り落とせばランディング完了です。

実売価格は600円前後と、とても安い価格帯に収まっています。

仲間とみんなでワイワイ釣りに出かけるのに、複数本用意しておきたいですね。

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プロックスから発売されている、柔らかいEVA樹脂製の角型水汲みバケツです。

底の直径12cmサイズから24cmサイズまで揃っているので、用途に応じて使い分けてみてください。

オモリやロープが標準で付いていますから、足場の高いところからでも水を汲みやすいですよ。

ロープは8mの長さがありますから、安全に水汲み作業をおこなえるでしょう。

同社からは側面が透明の水汲みバケツも発売されていて、釣り上げたザリガニを観察するのに向いています。

実際に使ってみると、とても水汲みしやすくて、丈夫に作られている印象を持ちました。

底や側面が地面と接触しても、カンタンに破損してしまう様子はありません。

ザリガニを釣る前に水を入れておくのですが、あまり大量の水は要らないですよ。

ザリガニを中に放ったときに、その背中が水から出るぐらいがベストでしょう。

満水状態のところにザリガニを放つと、酸欠で弱ってしまうことがあります。

常に水の量は意識して、少な目をキープするようにしたいですね。

実売価格は千円を下回る低価格に設定されています。

カラーバリエーションも、ブルーカラーとレッドカラーから選べるので、好みのものを購入するようにしてください。

ザリガニは、一緒に複数匹入れておくと、共食いを始めることがあります。

観察が終わったら、リリースしてあげるほうがいいかもしれませんね。

ザリガニ釣りをマスターして休日を楽しく過ごそう!

ザリガニ釣りの特性、釣り方、エサ、そしておすすめのタックルについて語りましたが、いかがでしたでしょうか?

比較的浅瀬のエリアでは、ザリガニを発見することが可能ですので、深い場所を捜す必要は無いでしょう。

ザリガニが身を隠せるような凹みや裂け目、隙間などが見つかったら、少し立ち止まってその姿が見えないか観察を続けてみることをおすすめします。

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