ザリガニ 写真

ザリガニ釣りって意外とハマる!身近だけどあまり知らないザリガニの生態・釣り方・食べ方をご紹介!

FISHING JAPAN 編集部

釣り人の皆さんは、ザリガニ釣りをしたことがありますか?

昔は身近な遊びでしたが、最近ではあまりすることもなくなりました。

でも、ザリガニ釣りってやってみたらすごく楽しいんですよ!

今回は、ザリガニ釣りの楽しみ方からザリガニの飼い方、食べ方までご紹介します!

ザリガニの釣り方

ザリガニ釣りは、ロッドもラインもいりません(笑)

木の棒にタコ糸を結んで、その先にスルメを付けたらザリガニ釣りロッドの完成です!

穴釣り用などの小さいロッドに、持っいてるラインで釣ることだってできますよ!

タコ糸の先に洗濯ばさみを付けておけば、餌のスルメの付け替えが楽です!

ザリガニ釣りのコツは、特にありません!

ザリガニがいそうな場所を探すのが唯一のポイントです。

いそうな池にスルメを落としたら、ザリガニが餌を掴んでくるのを待ちましょう。

しっかり挟んで離さないので、釣れ出すと楽しいですよ!

小さなお子さんと一緒でも簡単に釣れるので、夏休みに一緒に楽しむ事もできます!

餌はコンビニのおつまみコーナーにあるスルメで大丈夫です!

食べながら釣るのも楽しそうですね!(笑)

ちなみに、ザリガニって、実は日本に3種類いるんです。

ザリガニとは

日本には、この3種類のザリガニがいます!

・アメリカザリガニ

・ニホンザリガニ

・ウチダザリガニ

「ザリガニ」と言われた時、一般的にイメージする赤い体で大きなハサミを持ったザリガニは、アメリカザリガニという種類です。

アメリカザリガニ

アメリカザリガニは、体長8~12cm、淡水に生息する甲殻類です。

1927年に日本に持ち込まれ野生化し、現在では日本全国に生息しています。

つまり、ブラックバスなどと同じ外来種なんですよ!

寿命は約5年で、大きいものではなんと20cmにまで成長した個体もいるそうです。

日本では食用として利用されていませんが、原産国の北アメリカでは普通に市場に流通しているメジャーな食材なんだそうです。

ニホンザリガニ

ニホンザリガニは、昔から日本に生息しているザリガニで、昔は「ザリガニ」といえばニホンザリガニのことをさしていました。

アメリカザリガニに比べて体や脚が太く、ずんぐりした見た目をしています。

かつては全国各地で見られましたが、現在は北海道や東北地方にしか生息していません。

環境の変化やアメリカザリガニの増加によって個体数は減少し、国の天然記念物に指定されています。

ウチダザリガニ

ウチダザリガニは体長15cm程度の少し大型のザリガニです。

日本では、北海道や滋賀県、福井県などに生息しています。

アメリカザリガニの同様、北アメリカから持ち込まれた外来種で、フランス料理などで食材として利用されています。

高級食材として利用される一方、日本人の食生活には合わなかったため、日本で食べられることはほとんどありません。

ザリガニって食用なの?

ニホンザリガニは、個体数が減っているので、食べることはあまりオススメしません。

捕まえた時は優しくリリースしてあげてくださいね。

ウチダザリガニやアメリカザリガニは、寄生虫が寄生している可能性があるので、よく火を通してから食べてくださいね!

ロブスター 写真

ロブスター

出典:pixta_27279918

ザリガニの可食部分は、頭以外の身です。

つまり、可食部分が非常に少ないんですね・・・

だから調理は少し大変かもしれません。

ただ、味はエビやシャコに似ていて美味しいそうですよ!

食べる時は、キレイで水に何日か飼って泥抜きをしてくださいね。

その際は脱走に注意です!(笑)

調理法は動画でご覧ください!

ザリガニを釣って食べる!

ザリガニ釣りはやっぱり楽しそうですね!

タナゴ釣り用のウキをつかって、置き竿でのんびり楽しむのも良さそうです!

釣ったアメリカザリガニは、少し食べるのに勇気がいりますが、健啖隊さんは塩ゆでで食べていました。

茹で上がったアメリカザリガニは、真っ赤で確かにエビのようで、塩ゆでするだけでも美味しかったそうですよ!

「エビチリにしたり、素揚げにしたら、より美味しいかも」とのことでした。

釣り人の皆さんも、この夏休みは、ご家族でザリガニ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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