釣り人 タチウオ 写真

おもしろタチウオ生態学!生息域・性質・習性など・・タチウオを釣るために知っておくべき情報を一挙ご紹介!

FISHING JAPAN 編集部

「タチウオを釣りたい!」

そんな釣り人の皆さんのために、FISHING JAPAN編集部が、タチウオ釣りに役立つ耳寄り情報をお届けします。

今回は、タチウオの生態について注目しました!

タチウオとは、一体どんな魚?

日本のどのあたりに生息しているの?

生きたまま取り扱う時の注意点は?

タチウオ釣りをするために知っておきたい情報はたくさんありますが、詳しく分からない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、タチウオの生息域・性質・習性などを詳しくご紹介します。

知っているようで知らなかったおもしろ情報が満載ですよ!

特に、タチウオ釣り初心者の方は、新たな発見がたくさんあって、ためになること間違いなしです!

それでは早速、タチウオの生態を見ていきましょう!

目次

  • 太刀魚(タチウオ)とは
  • 太刀魚(タチウオ)の生息域
  • 太刀魚(タチウオ)の性質
  • 太刀魚(タチウオ)の習性
  • 太刀魚(タチウオ)の呼び方

太刀魚(タチウオ)とは

タチウオは、サバ亜目タチウオ科の海水魚です。

産卵期が4月から11月と長いせいか、釣りの時期にも抱卵したメスがよく釣れます。

寿命は5~7年ぐらいで、メスの方が大型になります。

太刀魚(タチウオ)の生息域

生息域はほぼ全国

タチウオは、カツオやサワラと近縁の魚で、北は北海道から南は九州まで広く生息しています。

タチウオは、旬の時期になると防波堤からもよく釣れるので、浅い海に広く生息している魚だと思っている方が多いです。

しかし、最も数が多いのは、実は水深50~100mの海域なんです。

オキナワオオタチ

ちなみに、屋久島から南の琉球列島にもタチウオは生息していますが、本州のタチウオと少し種類が違います。

その名も、オキナワオオタチ。

呼び名の通り、タチウオよりさらに大きくなり、体の幅は指10本分、全長も2m近くになることもあります。

太刀魚(タチウオ)の性質

グアニン色素

タチウオの細くて長い体には、ウロコがなく、全身がグアニンと呼ばれる色素で覆われています。

そのため、まるで鏡のように銀白色に輝くのです。

このグアニンは模造真珠や銀箔、ラメ入りのマニキュアやアイシャドーにも使われており、意外に身近な物質なんですよ。

タチウオの場合、グアニンが剥がれやすく、手で触っただけでも傷が付き、そこから病気を発症して死んでしまうことが多いです。

また、タチウオは、すでに何匹か飼育している水槽に、新たな群れを入れると、先に飼育していたもののほとんどがストレスで死んでしまいます。

それほど、神経質な魚なんです。

そのため、水族館では、飼育しにくい魚のひとつとして挙げられています。 

成長指数は肛門前長

タチウオの成長を示す数字として、「肛門前長」という言葉がよく使われます。

これは、口の先端から肛門の中央までの直線距離を測ったものです。

なぜ他の魚のように、頭から尾ビレの先端までを測らないのでしょうか。

その理由は、タチウオの尻尾が細くて切れやすいこと、または仲間同士で尻尾を食い合うことがよくあることにあります。

静岡県の水産技術研究所の調査によると、肛門前長の数値は、1年で20~24cm、2年で28~30cm、3年で31~36cmになるそうです。

全身は肛門前長の約3倍になるので、1年で60cmほど、2年で90cm前後、成長の早いものは3年で1m近くになります。

と言うことは、釣り人がドラゴンと呼んでいる120cmオーバーのタチウオは、成長するのに5年ほどかかっているのかもしれません。

太刀魚(タチウオ)の習性

フィッシュイーター

タチウオは、イワシや小アジなどの小魚を手当たり次第に食い荒らすフィッシュイーター(魚食魚)です。

そのため、「海のギャング」と呼ばれています。

立ち泳ぎ

また、タチウオを漢字表記すると「太刀魚」と書かれることが多いのですが、「立ち魚」と書かれることもあります。

「太刀魚」の場合は、その姿形や色が太刀に似ているためですが、「立ち魚」と書かれるのはこの魚の習性からです。

タチウオは、もともと夜行性の魚です。

日没の前後から夜明け前にかけて、海の中層から表層近くまで浮き上がり盛んにエサを捕食する習性があります。

こうして夜の間にたっぷりエサを食べたタチウオは、夜が明けると沖の深みへと移動し、底近くで群れになって立ち泳ぎをしながら優雅に過ごしているそうです。

立ち泳ぎする魚だから、「立ち魚」という呼び名が生まれたんですね!

太刀魚(タチウオ)の呼び方

全国各地で異なる呼び方

タチウオは、ほぼ全国に生息し、昔からよく食べられてきたせいか、各地で面白い呼び名が残っています。

歯がカミソリのように鋭く、よく糸を切られるので、神奈川県の小田原ではイトキリ、宮城県ではハクナギ、新潟県ではシラガ、九州ではサワベル(サーベルの意味)と呼ぶことがあります。

また、細くて食べられない小型のタチウオを、ゲタノヒモやタビノヒモと呼ぶ地域もあります。

あなたの住む地域では、タチウオのことをどのように呼んでいるでしょうか?

さあ、太刀魚(タチウオ)を釣りに行こう!

今回は、タチウオの生態についてご紹介しました。

日本のほぼ全域に生息するタチウオは、どう猛なフィシュイーターとしての一面もあれば、体表の色素が落ちてしまうとすぐに死んでしまいやすい繊細な一面もありました。

また、成長指数の測り方が他の魚種と異なったり、全国各地で呼び名が違ったりと、その見た目に匹敵するくらい、あらゆる面で個性的な魚だということも分かりました。

釣り人の皆さん、特にタチウオ釣り初心者の皆さんは、今回学んだタチウオの生態学を活かして、タチウオ釣りを楽しんでくださいね!

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