太刀魚のカンタンなさばき方は?美味しい塩焼きにする方法をご紹介!
太刀魚が防波堤から釣りやすい季節になってきました。
連日大勢の釣りファンが、太刀魚の釣れているポイントへ足を運んでいますよ。
最初の1本が釣れたときの感動は、しっかりと記憶に残りますよね。
美しい銀色に輝く魚体、食べてみたらバツグンに美味しいんですよ。
ここでは、釣れた太刀魚のさばき方についてご紹介しましょう。
「骨がめっちゃ多いから、食べにくいイメージが強いんだよね!」
それは上手くさばけるようになれば、すぐに解決できるでしょう。
我々はプロの料理人ではありませんから、カンタンに骨が取れてしまうさばき方があれば知りたいですよね。
目次
太刀魚を釣って持ち帰ってみた!いざまな板の上へ・・
太刀魚は、夏の終わりから秋にかけて、大挙して接岸してきます。
水面を眺めると、ギラギラと銀色に光っていることもあるくらい本数が多いことも。
さまざまな太刀魚用のタックルを用意して、それらを釣りにかかります。
電気ウキによる餌釣りはもちろん、タチウオテンヤやワインド釣法などで、ポンポンと釣り上げられていきます。
太刀魚の歯は、かなり鋭いのでランディングに気を付けましょう。
うっかり素手で触りにいかないようにしないと、手のひらが一瞬で傷付いてしまいますよ。
太刀魚をすくい取るランディングネットや、タチウオをつかむためのフィッシュグリップ・魚バサミを必ず持ち込むようにして、がっちりホールドしてください。
太刀魚のエラの隣り、ちょうど首に当たる辺りを魚バサミでつかむと、太刀魚は身動き取れなくなります。
その状態で針の掛かった仕掛けやルアーを外すのではなく、まず活け締めして動かなくなってから、外す作業に移るようにしましょう。
目の後ろをカットするか、ポキッと背骨を折れば締まりますよ。
ナイフやハサミで、アゴ下からエラの付け根をカットすれば、動脈を切ったことになるので、血抜きをおこなうことができます。
バッカンなどに汲んだ水に浸けて、完全に血抜きをしてからクーラーボックスへ入れてください。
「結構手間のかかる作業になるんだね!」
太刀魚釣りはとても楽しいのですが、ランディング以降でケガを負ってしまうケースがとても多いのです。
せっかく釣りを楽しんでいるのに、思わぬタイミングで傷付いてしまったら、最悪の場合釣りをストップして病院へ向かわなければなりません。
そんな展開にならないように、釣り上げた太刀魚の扱いにはじゅうぶん注意したいものです。
自宅まで無事に持ち帰ったら、いよいよ太刀魚を捌いてみることにしましょう。
骨が多いのが太刀魚の特徴!
写真を見てください。
こんな骨が無数に体内のあるのが、太刀魚の特徴です。
これを上手く取り除いて、食べやすいように処理してみましょう。
まずは、太刀魚をまな板の上へ置いてください。
エラの隣りに縦に包丁を入れて、頭を落とします。
内臓が見えるので、指で引き出して取り除きます。
内側に付着している黒い部分を、水道水を当てながらキレイに剥がしていきましょう。
血合いも含め、全て取り除くことができたらOKです。
塩焼きにして食べるならこのさばき方がおすすめ!
次に包丁の先を背ビレの際に刺し入れて、背骨と平行に最後尾まで走らせて切れ目を入れましょう。
それが完了したら、包丁の側面で背ビレ部分をまな板に押し当てます。
しっかり安定させた状態で、身の部分を指でつまみ、ゆっくりと持ち上げて背ビレと切り離していきましょう。
こうすることで、背ビレから伸びているキツめの骨を、イッキに取り去ることができるのです。
太刀魚の身を食べやすいサイズにブツ切りにしてから、この作業をおこなってもいいですよ。
そのほうがキレイに骨を取り除けるかもしれませんね。
この状態で太刀魚の塩焼きに調理している動画を見つけましたので、ぜひ参考にしてください。
太刀魚のさばき方を丁寧に分かりやすく解説している動画はこちら
防波堤から太刀魚を手軽に釣るのにおすすめのアイテムを選んでみた!
挑戦者は、太刀魚を食べたいのなら自分で釣ってみませんか!
ショアキャスティングゲームで太刀魚を釣るためのおすすめアイテムに触れてみます。
使うタックルは、シーバスゲームやエギングゲーム用でも十分対応可能です。
使用するルアーは、バイブレーションやテールスピンジグ、ワーム+ジグヘッドなどが定番となりますが、これらは非常に効果的で、よく釣果が出ますよ。
JACKALL(ジャッカル) メタルジグ ルアー 陸式アンチョビミサイル 21g 120mm グローストライプ
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ジャッカルからリリースされている、シンキングタイプのハードルアーです。
リップの無いミノー、すなわちスティックベイトとして、さまざまなアクションを発生させることができますよ。
ウエイトは21グラムで、サイズは120ミリです。
グロー系のカラーを使っていますから、夜釣りでも集魚効果が高いでしょう。
実際にキャストしてみると、飛距離がかなり伸びるので、広範囲をチェックすることが可能です。
レンジキープする能力も高く、軽めのロッドワークでも俊敏にアクションしてくれますよ。
沖合いにボイルを見つけたら、ロングキャストで直撃させたいですね。
実売価格は800円台と、とても安い価格帯に収まっています。
カラーバリエーションも豊富ですから、釣り場のシチュエーションにマッチしたものを積極的に使ってみましょう。
太刀魚のさばき方をマスターして釣った魚を美味しく食べよう!
太刀魚のカンタンなさばき方や、おすすめの釣りアイテムを取り上げましたが、いかがでしたか?
釣り場では密状態にならないように、周囲に配慮して釣りを楽しみましょう!
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