アオリイカが釣れない理由!エギングって難しいの?初心者のお悩み解決特集
エギングでアオリイカを釣る人が、ある時期爆発的に増えたように感じます。 近郊の港はもちろん、釣り専門誌やサイトで取り上げられた地方の釣り場には、週末になるとエギングロッドを手に…
FISHING JAPAN 編集部ヤリイカやケンサキイカなどのツツイカの群れが、接岸してくる季節になってきました。
小型で抱き付きやすいエギを用意すれば、効率よく釣ることができるでしょう。
ジャングルジムから新しくリリースされたエギ・ヤリケンサックなら、ライトソルトウォーターゲーム用のタックルそのままで扱えます。
ここでは、ヤリケンサックの特徴や使い方についてご紹介しましょう。
目次
ヤリケンサックとは、ジャングルジムから新しく発売となった、ツツイカエギング専用のエギのことです。
ツツイカとは、ヤリイカやケンサキイカのような小型で細長いフォルムのイカ。
これを通常のエギで釣ろうとすると、せっかくバイトがあってもツルリと外れてしまうことが多発します。
原因は、ツツイカの手足の長さ。
アオリイカ同様に、活発にエギを追ってくれるまではいいのですが、いざ抱き付こうとしているのを見ると、手足が短過ぎてエギを抱え込めないようなのです。
試しに3.5号エギでアプローチしてみたら、ケンサキイカが抱き付くものの、フッキングするたびにツルリ!スルリ!と手足が外れるのです。
もっとしっかり抱いて、クチバシで噛みついてよ!とやきもきするのですが、相当手足が短いので多くは期待できません。
そこで開発されたのが、小型・軽量でボリュームも小さ目な専用エギです。
ジャングルジムのツツイカ専用エギ・ヤリケンサックなら、1.8号と2.2号の2種類しか設定は用意されていませんから、めっちゃ小さくてしっかり抱けるでしょう。
ちなみに、ヤリケンサックの2.2号エギなら、自重は9.0グラムしかなく、フォールスピードは1メートル沈むのに約2.5秒かかるようにセッティングされていますよ。
これならあえてエギングタックルを準備する必要はないでしょう。
流行りのアジングタックルでアジを釣っていた延長で、そこにエギを結んでキャストすればいいのです。
繊細なツツイカのバイトでも、弾かすにフッキングに持ち込みやすいですし、アジの居場所近くにツツイカも寄っているはずですから、カンタンに釣れてしまうかもしれませんね。
シャクリを入れ過ぎないようにして、テンションフォール主体の釣り方で誘ってみましょう。
アタリは結構明確なので、しばらくエギを持たせてから、軽めのフッキングをおこなってください。
ヤリケンサックの最後尾に注目してください。
カンナが1重に装着されています。
よく見かける2重でないのは、フッキング効率を高めるため。
このほうが、ツツイカにしっかり刺さりやすいんですよ。
また、2重カンナよりもウエイトが軽くなるので、よりシャープでメリハリのあるアクションを引き出せるでしょう。
沈下姿勢も、後ろ下がりになりにくいですよね。
それから、アゴ下のシンカーにもこだわりが見受けられます。
シンカーが底と接触しているとき、シンカー下部を支点にして定点シェイクを試みることができますよ。
沈下姿勢も安定しますから、絶妙な形状・装着位置のシンカーといえるでしょう。
ヤリケンサックには、全部で8種類のカラーバリエーションがラインナップされています。
定番カラーやアピール力の高いカラーが、いい感じに入り混じっていますね。
●エビレッドカラー
●エビオールピンクグローカラー
●エビブラックカラー
●金キラアジカラー
●オリーブバイトグローカラー
●ピンクバイトグローカラー
●青イワシカラー
●アピールピンクグローカラー
アピール系カラーでツツイカの位置を探ってから、ローテーションで対応するのがおすすめです。
ヤリケンサックをキャストして操るのに適した、おすすめのロッドを取り上げてみましょう。
あえてエギングロッドを揃えずに、アジングゲーム用ロッドで操作してみませんか?
そのほうが、アジングゲームも楽しめますし、手持ちのタックルを減らせるでしょう。
ダイワから発売されている、アジングゲーム専用のスピニングロッドです。
全長は2.18メートルと、やや長めに設定されているので、エギをロングキャストするのに向いているでしょう。
2ピース仕様で、仕舞寸法は113センチですから、釣り場まで運ぶのが楽になります。
自重は115グラムで、先径/元径は0.9/9.9ミリと細め。
適合するルアーウエイトは、最大で8グラム前後になります。
適合するPEラインは、0.15号から0.4号まで。
ブランクのカーボン素材含有率は、87パーセントです。
実際に手に取ってみると、軽くてしっかりと振り切れる張りが備わっている印象ですね。
ヤリケンサック程度のウエイトなら、じゅうぶんに耐えられるでしょう。
実売価格は8千円台と、とても安い価格帯に設定されています。
これ1本でアジングもエギングも楽しめるのは、とても嬉しいですね。
アオリイカが釣れない理由!エギングって難しいの?初心者のお悩み解決特集
エギングでアオリイカを釣る人が、ある時期爆発的に増えたように感じます。 近郊の港はもちろん、釣り専門誌やサイトで取り上げられた地方の釣り場には、週末になるとエギングロッドを手に…
FISHING JAPAN 編集部エギングの基本をマスターしよう!基本動作やおすすめエギ・タックルをピックアップ
エギングを始めるなら夏の終わりから秋がおすすめです。 春から夏にかけて孵化した新子のイカが、港内部や防波堤周りに集まってくるからで、エギング初心者の人でもカンタンに釣り上げるこ…
FISHING JAPAN 編集部ギャフってどんなふうに使えばいいの?エギングに欠かせないランディングアイテム
鋭いハリがタコ足のように複数突き出しているこの釣具、何だかご存じですか? このハリでイカを引っ掛けて回収するためのランディングツール・ギャフです。 エギングでイカが掛かった際…
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング