ワームのアップ写真

サカマタシャッドを使ってビッグサイズを釣りたい!デプスの人気スティックベイト

FISHING JAPAN 編集部

バス釣り用のスティックベイトとして、多くのアングラーから高い支持を受けている、サカマタシャッド。

デプスの豊富なワーム群の中でも、突出した釣れっぷりを見せてくれます。

どんなスペックが搭載されていて、実際に使ってみると魚の反応はどうなのか、インプレも含めながらご紹介しましょう。

「本場アメリカのバストーナメントでも大活躍だよね!」

その通り!入賞者が使用していた情報が流れると、売り切れの釣具店続出になりましたよね。

サカマタシャッドとは

サカマタシャッドとは、デプスがリリースしているバス釣り用の軟質スティックベイトのことです。

ボディサイズは、合計で4種類用意されていますよ。

まず最も大きいのが、8インチ。

ウエイトは、なんと36.5グラムもあります。

これでも相当重いのに、まだ上を行くヘビーウエイトマテリアルモデルまでラインナップ。

そちらは驚異の41.0グラムに設定されていますから、ノーシンカーリグで遥か彼方までロングキャストできるでしょう。

セットするフックサイズは、オフセットフックの6/0番前後が適しています。

実際にフィールドで使ってみると、そのキャスタビリティはとても高く、意図したポイントへビシビシ投入することが可能です。

もっと着水音が激しくなるのかな?と予想していたのですが、低弾道によるソフトランディングがとてもやりやすい印象ですね。

着水してからの沈み込みは早めで、水絡みはバツグン。

ロッドワークに対しては、ユラリと転回するような中型サイズのウグイの動きをしっかり出せます。

ボトムまで落とし込んでから、ロッドを立てて縦ジャークを加えるだけで、スーッと浮上してはテンションフォールを繰り返してくれます。

バスが食い付いてきたのは、地形変化の激しいブレイクラインが多かったですね。

下からアッパーカットのように食い上げてくるので、フッキングはやや遅らせ気味にして、ラインが走り出してからおこなうと、きっちり刺さりましたよ。

もっとバレが多発するのかと思いきや、ほぼゼロ。

食い付いてくるバスのサイズが大きいことも起因しているでしょうから、ビッグサイズ狙いには8インチが外せない存在になりますね。

ちなみに、このリグのままシーバスゲームでも活用しています。

使い方としては、シチュエーションを小規模河川で雨降りの直後に設定。

堰の上が淡水で、直下から海水に切り替わるポイントで、サカマタシャッドをキャストすると、面白いようにシーバスが連発してくれますよ。

ただし、フッキング効率はバスより低くなりますから、オフセットフックのベントカーブに、トレブルフックを1つぶら下げておくことをおすすめします。

サカマタシャッドのキールに注目!

サカマタシャッドの6インチ・5インチ・4インチに関しては、釣り場のベイトフィッシュをよく観察して、その体長に合わせて使い分けるといいでしょう。

注目したいのは、全サイズに設けられている左右側面のキールです。

まるで羽根のように突き出ていますが、正面からの水の流れがここに当たると、下方へ向かうことに。

そのチカラを利用して、サカマタシャッド自体は上方向へ跳ね上がるアクションを発生させますよ。

他のスティックベイトで、上方向へ跳ねるタイプは見たことがありませんから、このスペックはサカマタシャッドの強烈な個性といえるでしょう。

バスやシーバスなどのフィッシュイーターは、ベイトフィッシュの弱点である腹部を狙います。

最悪食い付くことができなかったとしても、腹ヒレや尻ヒレ・尾ヒレを壊せる確率が高いからかもしれません。

ヒレが壊れたら、その時点で素早く泳げなくなりますからね。

あとはじっくり襲えば、捕食を完了させられます。

ということは、いかにバスやシーバスに腹部を晒すアクションができるかが、バイト誘発のカギになるわけです。

サカマタシャッドなら、積極的にロッドワークを繰り出すことで、腹見せアプローチを実践可能でしょう。

バイトを誘発するサカマタシャッドのテールデザイン!

サカマタシャッドのテールデザインにも注目してください。

二股に分かれた状態になっているので、ボディのジャークアクションに素直に追従してくれますよ。

そのナチュラルさが魅力となって、バスやシーバスは追うのをあきらめることなく、バイトにつながるでしょう。

意外とこのテールにだけ齧り付くケースがあるので、即フッキングは控えたほうがいいかもしれませんね。

サカマタシャッドをキャストするのにおすすめのタックルを選んでみた!

サカマタシャッドをキャストして操るのに、おすすめのタックルをピックアップしてみましょう。

ウエイトがあるので、ベイトタックルのほうがマッチしそうですね。

8インチタイプを使いこなして、シーバスまでもターゲットにしたいなら、こちらのロッドやリールがベターです。

シマノ(SHIMANO) トラベルロッド スコーピオン ベイトキャスティングモデル ワン&ハーフ2ピース 1653RS-2 パワースペック シーバス ビッグベイト

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シマノからリリースされている、ややショートレングスのパワーベイトロッドです。

バイトを弾かずに乗せられる、柔軟な曲がり込みを持っていながら、しっかりとフッキングできるパワーは特筆モノ。

価格も低く抑えられていますから、購入を検討しやすいのも大きなメリットですよね。

全長1.98メートルですから、カバーやストラクチャーに対する接近戦をしやすい仕上がりになっています。

継数は2本ですがワン&ハーフ仕様なので、仕舞寸法は130.0センチ。

これなら航空機への積み込みも楽ですから、遠征釣行にも使えますよね。

自重は132グラムとやや重め、先径は1.9グラムとやや太目にデザインされていますよ。

適合するルアーウェイトは、最大で40グラムまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら14ポンドから30ポンドまでです。

グリップ長は258ミリで、ブランクスのカーボン素材含有率は98.9パーセントです。

実際に手にしてみると、肉厚なブランクスによるパワーとトルクが直に伝わってくる印象が強いですね。

ビシッ!と伸びてほぼブレがなく硬めのイメージですが、サカマタシャッドの8インチをぶら下げると、いい感じに曲がり込みます。

そのままサイドハンドキャストで、前方に送り出すようにキャストすれば、驚くほどの飛距離の伸びを見せてくれるでしょう。

ガイドシステムもガッシリ支える系で、とても安定していますよ。

実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

シーバスの80センチ級にも余裕で耐えられるので、さまざまなシチュエーションで使いこなしてみましょう。

グリップのコルクは握りやすく、チカラを込めることも容易ですね。

シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 20 SLX DC 71 LEFT ミノー バイブレーション バズベイト ビッグベイト

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シマノから発売中の、DCブレーキを搭載したベイトリールです。

ロープロファイル系の背の低いデザインなので、パーミングしやすく手首の自由度も上がりますよ。

ジャークアクションをひんぱんに加えたいときに、とても重宝するでしょう。

ギア比は6.3対1に設定されていますから、ハンドル1巻きで67センチのラインを巻き取ることがでせきるようになっています。

最大ドラグ力は5.5キロと、じゅうぶんな数値を確保していますよ。

自重は210グラムと軽めなので、長い時間キャストを続けても疲れにくいでしょう。

スプール寸法は、直径34ミリで幅22ミリ。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16ポンドを80メートル巻けます。

実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に設定されていますよ。

バックラッシュトラブルをしっかり抑えてくれるので、思い通りの釣り方を展開できるのがいいですね。

サカマタシャッドを駆使してビッグサイズを釣り上げよう!

サカマタシャッドの特徴や実釣インプレ、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

メーカー希望販売価格は、825円から880円まで。

自分の釣りスタイルに合わせて、じっくり使い込んでみましょう!

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