太刀魚釣りの餌ってどれを付ければいいの?おすすめの種類を詳しくチェック
太刀魚釣りが、多くのアングラーによって堤防などで盛んにおこなわれています。 ルアーをキャストしている人も多いのですが、やはりテンヤ仕掛けや電気ウキ仕掛けに生餌を付けてアプローチ…
FISHING JAPAN 編集部釣りを本格的に始めてみたい!と考えている人が、結構増えてきました。
コロナ禍でアウトドア志向の趣味が、注目を浴びているからでしょう。
でもちょっと待ってください!
釣りをしようと思ったら、大きなハードルが立ちはだかっていますよ。
ハリに付ける餌、あなたは触れることができますか?
「いや、無理無理!ゴカイとかミミズとか、ウゴウゴ系は割り箸使ってもムリ!」
こういうケースが、かなり多いのが事実です。
さぁどのようにして解消すればいいのでしょうか?
目次
餌釣りとは切っても切れない関係にあるのが、ゴカイや青イソメなどの生餌です。
生きていますから、細かな足が常に動いていますし、口からは2本の牙のようなものが出てきて、指先をチクリ!としてきますよ。
毒性はないものの、そんな刺激に慣れていない人なら、恐れおののいてしまうでしょう。
でも、餌さえ使えるようになれば、写真のような美しいシロギスを釣ることが可能になります。
あなたならどのようにして解決しますか?
餌に抵抗のある人は、その解消法としていくつかの方法が編み出されています。
①ゴカイや青イソメといったウゴウゴ系は後回しにします。
つまり、触りやすい生餌からチャレンジしてみるわけですね。
我々の食卓によく並ぶエビ、これなら既視感があって慣れていますから、なんとか触ることができるでしょう。
もし活きエビがダメなら、冷凍エビを解凍したものでもかまいません。
もっと踏み込めば、スーパーで販売しているサバの切り身でも、ハリに付けてテトラ帯の隙間に落とし込めば、ロックフィッシュが釣れてしまうのです。
まずはこのアプローチから、試してみるようにしましょう。
②ウゴウゴ系そっくりのルアーを試してみます。
ゴカイや青イソメに似たルアー=ワームが市販されていますから、それを使ってみるのもいいかもしれませんね。
ただし、あくまでもそれは通過点。
厳密には餌ではないのですから、いつかは卒業して生餌に触ることができるようになりたいものです。
いきなりでは難しい人に、この2通りのクッションを置くことで、餌釣りをなんとか始められるきっかけをつかんでもらいたいですね。
餌に触れるようになったら、いよいよ釣り場へ出かけましょう。
海なら、投げ釣りがおすすめです。
足場のしっかりした防波堤やサーフなどに釣り座を構えて、竿とリールを使って仕掛けを遠投するのです。
「遠投が難しいかも・・。」
そんな場合は、ちょい投げ釣りというスタイルを試してみたいですね。
投げ釣りの簡易版のような仕掛けが用意されているので、それをリールからの道糸に結び付け、ハリには生餌を装着して軽くキャストしてみましょう。
10メートルも飛べばじゅうぶんで、あとは魚からのアタリを待つのみです。
餌釣りで真っ先に試してもらいたい、ちょい投げ釣り。
その釣り方は、至ってシンプルです。
天秤と呼ばれる道具に仕掛けを結んであるので、海の底で仕掛けそのものが立ち上がり、根掛かりを防いでくれますよ。
しかも魚が食い付いてきたら、天秤がアタリの振動を増幅して伝えてくれます。
ビビッと竿先に変化が表われたら、竿を手に持ってリールハンドルを回し、仕掛けを回収しましょう。
ハリ先にシロギスが付いていたら、めっちゃ嬉しいですよ!
餌釣りをマスターするのに、ちょい投げ釣りをすることを実践してみましょう。
そのためのおすすめアイテムは、まず仕掛けから。
ちょい投げ釣り専用として、パッケージに天秤やハリ・ハリスまで全て入っているものが販売されています。
イチから仕掛け作りをしなくて済むので、これを利用しない手はないでしょう。
ささめ針からリリースされている、ちょい投げ釣り用の仕掛けセットです。
天秤にはオモリが付いているので、L字型に曲げてオモリを支点にします。
天秤の上を向いている端には、リールからの道糸を結びます。
横を向いている端には、付属の仕掛けを結んでください。
それが完了したら、ハリに餌を装着します。
2つハリがあるので、どちらにも餌を付けるようにしましょう。
そのほうが釣れる確率がアップしますよ。
さほど重いオモリではないので飛距離は伸びませんが、まさにそれがちょい投げ釣りと呼ばれる理由。
目の前の10メートルほど沖合いを丁寧に探ることで、シロギスやマゴチ・カサゴ・ハゼ・アジなどが掛かってくるでしょう。
実際に使ってみると、根掛かりしにくく扱いやすい印象です。
仕掛けも台紙から取り出しやすいですし、大き目サイズの魚が掛かっても破断せずに釣り上げることができました。
実売価格は300円前後と、とても安い価格帯に設定されています。
ハリのサイズに大小があるので、狙う対象魚の口の大きさに合わせて、仕掛けを複数種類所有しておきたいですね。
アルファタックルから発売中の、振出式スピニングロッドです。
いわゆる万能竿として扱いやすいスペックを誇っていますよ。
やや短めですが、ちょい投げ釣りを実践するつもりなら、あまり長くないほうが手元感度を高められます。
全長は7.0フィートで、継数は5本になっています。
仕舞寸法は、たったの49センチしかありませんから、釣り場まで携行するのにとても便利でしょう。
デイパックに差して、担いで歩くこともできそうですよね。
自重は106グラムと、かなり軽めに作られています。
先径は1.7ミリで、元径は12.9ミリ。
キャスト可能なウエイトは、5グラムから40グラムまでなので、結構重めの天秤オモリでも投げられるでしょう。
実際に手にしてみると、軽くてブレの収まりがよく、感度も高めな印象です。
ズル引きしてボトムの変化をなぞりたいぐらいですが、根掛かりが怖いのでラインを張る程度にとどめておきましょう。
魚からのアタリがなければ、竿を立てて仕掛けを回収し、餌の状態をチェックしてから次のキャストに入ります。
実売価格は7千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっていますよ。
長さの異なるタイプも購入して、釣り場のシチュエーションに合わせたアプローチを実践してみたくなりますね。
ガイドのセット位置をきっちり決めておけば、ラインが絡まるようなトラブルも解消できるでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 セドナ C3000HG 初心者向け
シマノから発売されている、汎用型でコスパ優秀なスピニングリールです。
番手はC3000番なので、ラインキャパはじゅうぶんですね。
ギア比は6.2対1になっていますから、ハンドル1巻きで91センチのラインを巻き取れるようになっています。
自重は250グラムとやや軽め、実用ドラグ力は3.5キロで最大ドラグ力は9.0キロです。
スプール寸法は、直径が46.5ミリでストロークが14.5ミリ。
ラインキャパは、ナイロンラインなら3号を150メートル巻けます。
実際に使ってみると、ローターの回転は滑らかで引っ掛かるようなトラブルは皆無でした。
ハンドルもスムーズに回りますし、ライン放出の際のトラブルも発生しません。
短い距離をキャストするちょい投げ釣りなら、大きな負荷をかけることなく使い続けられるでしょう。
実売価格は5千円台と、とても低価格な設定になっていますよ。
これなら家族の人数分のタックルを揃えるのも、カンタンに実施できそうですね。
釣りから帰宅したら、スプール周りやラインローラーをしっかり水洗いするようにしましょう。
拭き取って乾燥しておけば、次回の釣行でも心地よく使えるはずです。
餌釣りに真正面から取り組んで、苦手意識を克服しましょう。
ハードルを越えることができたら、そこからは楽しいことばかりが待っていますよ。
釣り場では先行者を優先して、人のいない場所で釣り座を構えるようにしてくださいね。
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