ロッドとリールのアップ写真

ジャリメってどんな餌なの?保存方法やジャリメを使ったおすすめの釣りタックルをチェック

FISHING JAPAN 編集部

ちょい投げ釣りに出かける際に、餌を用意することを思い出しました。

釣り場近くのショップに立ち寄ると、さまざまな餌が販売されていますよ。

ここで取り上げるのは、虫餌のジャリメ。

虫餌といっても空を飛んでいる昆虫類ではなく、海辺に潜んでいる多毛類と呼ばれる生き物です。

「うわ、その餌をハリに付けるの苦手なんだよぉ~、、」

確かにそういう人は多いですが、釣りを楽しむ上で越えなければならないハードルだと考えてください。

ジャリメとは

ジャリメとは、釣り餌に使われる多毛類のことです。

一般的には、ゴカイ類と呼ばれることが多く、実はジャリメも石ゴカイのことなんです。

体長は、平均すれば10センチ前後で、あまり太くはならないのが特徴です。

その点において、太さや長さが上回っている青イソメやマムシなどは、ジャリメよりも魚に対するアピール度は高いといえるでしょう。

例えば、潮が荒れていて濁りの発生している状況下では、アピール度の高い餌のほうが有効にバイトを導けるかもしれませんよ。

いつも通りの海なら、ジャリメでじゅうぶん対応できるのではないでしょうか。

また釣りの対象魚によっても、ジャリメを好むものやアピール度の高いものを好むものに分かれますので、自分なりに考えながら使い分けるのがいいかもしれません。

ちなみに、夏のシロギス釣りにはジャリメが効果的な場面に何度も遭遇したことがあります。

河口域におけるハゼ釣りなども、よく効く印象がありますね。

ひと口サイズにカットしやすく、小さなハリでも装着しやすいのがメリットといえそうです。

ジャリメの餌屋さんでの値段は500円程度で、少量なら300円で販売しているところも見かけます。

ジャリメの保存方法を知っておこう!

ジャリメの保存方法をご存じですか?

釣りで購入した分を全部使い切らずに、余らせてしまうことがよくありますよね。

そんなときは自宅へ持ち帰り、フタで完全に密閉できる入れ物の移し替えて保存するようにしましょう。

その際に砂利や海水も一緒に持ち帰って、砂利を海水で濡らした状態を作り、そこにジャリメを放してください。

傷付いているジャリメは長く持ちませんから海へ帰して、程度の良いもののみをクーラーボックスなどの低温な場所に入れておくことをおすすめします。

2週間程度なら持ちますので、次の釣行時に活用できるでしょう。

水分がキープされているかどうか、時折観察してチェックすることを忘れないようにしたいですね。

ジャリメを採取するにはどうすればいいの?

自然に棲むジャリメを採取することは可能なのでしょうか?

実はベテランのアングラーの中には、当日使う餌としてジャリメを採取してから釣りをスタートさせるツワモノもいますよ。

ジャリメが棲んでいるのは、海岸線に転がっている岩の裏などです。

でもあまりに大きな岩だと、ひっくり返すこともできません。

そんなときに探してほしいのが、砂浜ではなく砂利浜です。

砂利浜に出向けば、転がっている岩のサイズも頃合いのコンパクトなものが多くなりますから、押し退けてその裏を見ることもたやすいでしょう。

ジャリメを見つけたら、使う量だけ採取して、海水の付着した砂も同時に持ち帰りましょう。

餌箱の底に砂を敷き詰めておけば、ジャリメが弱り出すのを引き伸ばすことができますよ。

ジャリメを餌にして楽しむ釣りにマッチしたおすすめのタックルはこちら!

それでは、ジャリメを餌に使った釣りにマッチする、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。

一般的には、投げ釣り仕掛けに付けて、ボトム付近に潜む魚を釣り上げるのに適しています。

シンプルな構成の仕掛けにしておくほうが、根掛かりなどのトラブルを抑えられるでしょう。

オモリも潮に流されない程度の軽めのほうが、根掛かりを回避できそうです。

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シマノから出ている万能タイプのルアーロッドです。

あえて振出式の投げ釣りロッドを選択しなかったのは、軽量化による高い感度がこのロッドに備わっているからです。

自重145グラムと軽めで、28グラムまでのウエイトを背負うことができますよ。

これなら中通しオモリを使ったぶっこみ仕掛けでも、投げ釣り用の天秤仕掛けでも遠投することが可能でしょう。

2ピース構造で仕舞寸法が133.3センチになりますから、釣り場での持ち運びにとても便利ですね。

実際にフィールドで使ってみると、リールシートやグリップ周りが細目に作られていて、しっかりと手のひらで包み込みながロッドを支えられます。

投げ釣り仕掛けにジャリメを付けてキャスト、ボトムを感じてからラインテンションを緩めた状態でスローにボトムトレースしてくると、なにやら引っ掛かったような持ち重り感が伝わってきました。

もしそれがシロギスなら、あわててフッキング動作に入らずに、もっと食い込むまで待ち続けてみてください。

コココッ!と細やかなアタリが明確に伝わってきたら、ロッドを立ててロッドティップを曲げた状態でラインの巻き取りを開始しましょう。

特に大きなフッキング動作は実施しなくてかまいません。

そのほうが餌とハリがシロギスの口の中に残りやすいからです。

ボトムでほぼ必ず立ち姿勢になってくれる天秤も発売されていますから、上手く根掛かりをかわしながら投げ釣りを満喫したいですね。

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ストラディックのC3000番ですから、さまざまな釣りスタイルに合わせて使うことができます。

自重は225グラムと軽めなので、キャスト数が増えてもあまり疲れずに対応可能でしょう。

ラインキャパは、PEラインの1.5号で270メートルも巻けますから、余裕を持って遠投を繰り返せますね。

全体的にガッチリとした剛性感に包まれている印象が強く、大型魚による大きな負荷がかかっても耐えてくれる感じが頼もしいスピニングリールです。

巻き心地もスムーズで滑らか、実売価格が1万円台でこのスペック・仕上がりなら、1つの釣り道具を長く大切に使いたいアングラーにおすすめしたいですね。

Xプロテクトで防水機能が備わっているので、釣りから帰宅したら真水でよく洗って乾燥させておくと長持ちしますよ。

ノブやラインローラー周りの塩抜きをきっちりしておきたいですね。

実際に使ってみると、飛距離がよく伸びることに気づきます。

ロングストロークに切り換えられたスプールが、標準で搭載されているおかげでしょう。

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ハヤブサから発売中の投げ釣り用天秤仕掛けです。

オモリ部分が下になってボトムと接触、そのまま立った姿勢をキープすることができます。

それにより結んだハリス+ハリ+ジャリメが、ボトムから水中に浮き上がりやすい仕組みになっていますよ。

これなら根掛かりしにくいですし、ロッドを立ててリールハンドルほ回すと、オモリ部分がすぐさま浮き上がって水面を目指すようになっています。

根掛かりを効率よく防ぐことができれば、魚が釣れる確率は上がります。

キャスト数も自然と増えてくるので、楽しい釣りを展開することができるでしょう。

10グラム前後の重さのものを使えば、ロッドにも負担が少なく、ボトムからの浮き上がりも早いですよ。

カラーバリエーションが豊富に用意されていますから、集魚効果の高いものを使ってみたいですよね。

赤いカラーは、他の多くの天秤にも採用されているので実績あり。

黄色いカラーは、視認性が高いので魚に気づいてもらいやすく、近寄ってきたところにジャリメを漂わせておけば食い付く可能性も出てくるでしょう。

付いているラインアイの強度が高いので、例えば大物狙いのためにハリスを太くしても、その引っ張りに負けない耐久性を保持しています。

一度使えば手放せなくなる必携アイテムといえるでしょう。

ジャリメを使ってさまざまな釣りを楽しもう!

ジャリメの特徴や、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

投げ釣りをおこなう釣り場には、先行者が居てすでに釣りを始めているケースが多いです。

そんなときはじゅうぶんに離れた場所に釣り座を構えて、キャストを始める前にひと声挨拶しておくと、仕掛け同士が絡まるようなトラブルが発生しても和やかに済ませることができるでしょう。

釣り方のアドバイスをもらえることもありますから、しっかり耳を傾けておくと好釣果に恵まれるかもしれませんね。

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