コイ釣りの仕掛けってどれを選べばいいの?淡水の巨大魚を釣るためのおすすめタックルを特集
春に街中の河川に出かけると、浅瀬でなにやら水飛沫が上がっていることがあります。 近づいて見てみたら、1メートルはあろうかという巨大サイズの魚が! どうやらコイのノッコミを発見…
FISHING JAPAN 編集部河川を眺めていると、とんでもない巨体がゆったり泳いでいるのを見た経験はありませんか?
淡水域なら、その正体はコイである可能性が高いです。
実はこのコイ、ヨーロッパでも盛んに釣られていて、カープフィッシングという釣りスタイルが確立されています。
果たしてどんな釣り方なのか、詳しくチェックしてみましょう。
「ぶっこみ釣りや吸い込み釣りじゃあ釣れなくなったの?」
いやいや、そんなことはありませんが、ヨーロッパではどんなアプローチが実践されているのか、興味が湧いてきませんか?
目次
カープフィッシングとは、ヨーロッパ発祥のコイ釣りスタイルのことです。
基本的には餌釣りですが、その餌、とても硬くて丸いのです。
名前は、ボイリー。
覚えやすくてなんだかカワイイ感じがしますよね。
針で突き通さないと穴が開かないくらい硬いのですが、そのメリットはズバリ!針持ちの良さです。
池や湖・河川には、コイ以外にもたくさんの種類の魚が生息していますよね。
これまでのコイ釣り用餌なら、柔らかいのでカンタンに盗られてしまうケースがありました。
そこでこのボイリーの登場です。
カチカチの硬さに仕上げていますから、小魚が突いたくらいでは型崩れしません。
当然仕掛けや針から外されてしまう危険性も抑えられるので、安心してコイのアタリを待てるわけです。
ボイリー専用の仕掛けも用意されているので、そこに穴を開けたボイリーを装着。
抜け落ちないように貫通させた一端に留めパーツを付ければ、カープフィッシングの仕掛けが完成です。
他の釣りと同じように、カープフィッシング用仕掛けがすでに販売されていますから、それにボイリーを装着してくださいね。
マーカーと呼ばれるウキと一緒に、沖合いのブレイクライン辺りまで仕掛けをキャストすれば、後はコイが通りかかるのを待つのみです。
とてもシンプルで分かりやすいアプローチですよね。
日本古来のぶっこみ釣りや吸い込み釣りとも、多くの共通点があるように感じます。
餌のボイリーに、磯釣り用の集魚剤などをまぶして使うと、より一層アタリが出やすくなりますよ。
またそうして加工したボイリーを、撒き餌として用いることも可能です。
狙ったポイントまでボイリーを投げるためのアイテムも市販されていますから、それらを利用して撒き餌を施し、ポイントの活性を上げてみましょう。
カープフィッシングで使うタックルは、振出式のロッドに4000番前後のスピニングリールがおすすめです。
スプールに巻くラインは、ナイロンの5号前後を150メートルほどストックできればOKでしょう。
それにマッチしたラインキャパのスピニングリールを選んで、できればリアドラグ方式を採用しているタイプのほうが、1メートル級の大物が掛かったときにやり取りをスムーズにおこなえます。
巨ゴイはとても荒々しく、体力スタミナの塊ですから、長期戦を考慮して扱いやすいタックルを組み合わせたいものです。
長いロッドは有利ですが、重くなってしまうデメリットも伴なうので、3.6メートル前後でパワーのあるものがいいでしょう。
カープフィッシングを湖で実践している動画を見つけましたので、ぜひ参考にしてください。
竿立てやバイトアラーム・撒き餌遠投器具など、目新しいものばかりです。
その中でも注目したいのが、コイの魚体を保護するためのクッションでしょう。
持ち帰って食べるのなら要らないですが、リリースすることを前提として釣りを展開するのなら、むやみに魚体を傷めない配慮は必要です。
この辺も、ヨーロッパ発のゲームフィッシングである特徴なのでしょう。
釣りを楽しむ者として、見習いたい姿勢ですね。
カープフィッシングで使うアイテムの中でおすすめなのは、やはり餌=ボイリーでしょう。
最近では、中層でフワフワ漂うようなセッティングが施されたものまでリリースされていますよ。
浮遊物なら、コイに見つけてもらいやすいでしょう。
どんどん進化を続けていきそうな予感がしますね。
マルキューから発売中の、カープフィッシング専用餌です。
サイズは14ミリですから、コイの口に吸い込まれやすくなっていますよ。
発色も鮮やかなので、水中でも視認性が高いでしょう。
こちらはフルーツスパイスタイプで、味を刺激的にすることで他のボイリーとローテーションすることも可能になります。
このクレデンスボイリ―シリーズは、本場イギリスで生産をした日本市場向けの餌アイテムです。
集魚効果の高いフレーバーと、植物系・動物系・そしてアミノ酸の組み合わせで作られていますよ。
他に18ミリというサイズも用意されていて、水中での存在感を増したいときに使ってみましょう。
専用のニードルで貫通穴を開けて、仕掛けに装着してください。
実売価格は千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
内容量は700グラムもあるので、じゅうぶん余裕を持って釣りを楽しめるでしょう。
カープフィッシングの特徴やアプローチ方法、おすすめの専用アイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
釣り座を定めるときは、周囲をしっかり確認して、他のアングラーの邪魔にならないように配慮しましょう。
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