シーバスが釣れない!シーバスゲーム初心者がハマる釣れない理由ってナニ?
シーバスを釣りたくて始めてみたもののボウズ連発!という人、結構いますよね。 「だって全然シーバスが釣れないんだもんっ!」 シーバスが釣れないのは、確固とした理由があるからです。
FISHING JAPAN 編集部シーバスゲームをやっている人なら、村岡昌憲さんの名前をご存じですよね。
東京湾において、類まれなアプローチスタイルを長年に渡って広めてきた、生粋のルアーアングラーです。
自身でメーカーを立ち上げていますから、欲しいルアー・使いたいルアーを作り出すことでも、一般アングラーと深くつながっている人物といえるでしょう。
ここでは、村岡昌憲さんについてご紹介します。
目次
村岡昌憲さんとは、シーバスゲームの楽しさを伝え続けているルアーアングラーです。
特に湾奥という言葉を流行らせたのは、彼の釣りスタイルの成せる業でしょう。
東京湾は、住居エリアと工業地帯が入り混じった場所。
埋め立て護岸が多く、複数の河川や水路が、縦横に折り重なっている特徴があります。
水質は、以前は生活排水が流れ込んでいて劣悪でしたが、下水道の浄化設備が立ち並ぶようになって、環境が改善されていきました。
当然そこには、魚が戻ってきますよね。
カバーやストラクチャーが無数に存在することで、シーバスが身を隠すポイントもあるわけで、ルアーアングラーなら見逃す手はないでしょう。
誰もが手を挙げる前に、ネット上でサイトを立ち上げて、釣り方などの情報を公開したのが、村岡昌憲さんでした。
彼の書く文章は、的確で細部に渡って具体的。
アングラーが知りたいと感じるキモの部分を、実に見事にとらえたものが多かったように記憶しています。
そこから派生したfimoは、アングラー同士をしっかり結び付けましたし、ルアーメーカー・ブルーブルーは、市販の既存ルアーに足りなかった部分を供給してくれました。
どちらも彼の偉業であり、シーバスアングラーのよりどころともいえるでしょう。
これを続けることが重要で、そこも抜かりなく実践しているところに、村岡昌憲さんの強みが見え隠れしているようです。
村岡昌憲さんは、ブルーブルーの他に、カルモアという会社も経営しています。
幅広く釣りに関わっていくための地盤固めも、他のプロアングラーとは異なる堅実なアプローチをおこなっていますよね。
その辺も、多くのアングラーから支持される要因になっているのでしょう。
彼が用いているタックル、すなわちロッドやリールにも注目されていますし、新作のルアーがどのようなものになるのか、皆の興味が尽きることはありません。
メガバスやアムズデザイン・バレーヒルなどとも共同開発しているルアーが存在しますから、彼が関わっていないシーバスゲームアイテムを探すほうが難しいかもしれませんね。
今後の活躍に期待します。
村岡昌憲さんが積極的に広めた湾奥スタイルは、全国的に愛好家を増やしました。
その結果、彼が望まない事態が発生しています。
例えば、橋げたへ向かってルアーをキャストすること。
正確にキャストできれば問題はないのですが、誤って橋の上へ放り投げてしまうアングラーが。
そこには歩行者がいますし、クルマも往来しています。
フックのぶら下がったルアーやジグが当たったら、大事故につながりかねません。
また湾奥エリアは、住居エリアでもあるのです。
夜静かに就寝したいときに、アングラーたちの騒ぐ声が聞こえてきたら、生活環境がおびやかされていることになります。
これらの問題をアングラー個々が対応し、マナーを守りながら釣りをしなければ、釣りそのものが禁止になってしまう可能性があります。
危機感を持って、シーバスゲームに臨めるようになりたいものです。
それでは、湾奥シーバスゲームを楽しむのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
ロッドは、さほど長くなくていいのではないでしょうか。
護岸された場所からのアキュラシー精度が高まるロッドのほうが、安全に釣りを楽しむことができます。
軽めのルアーをキャストするケースが多いですから、柔らかいアクションのスピニングロッドを選んでみました。
ランディングネットは、必携アイテムですね。
ダイワからリリースされている、振出式のスピニングロッドです。
全長2.29メートルで継ぎ数は6本、仕舞寸法はなんと49センチとかなりコンパクトになります。
これなら自転車の荷台にタックルバッグを置いて、そこへ差し込んで移動することができますよね。
また背負ったデイパックに差して、電車やバスなどの公共交通機関を利用することも容易です。
周囲の生活環境を乱さずに、湾奥シーバスゲームを展開することが可能でしょう。
自重は125グラムと軽めなので、長い時間振り回していても疲れを感じることなく釣りを続けられます。
適合ルアーウエイトは、35グラムのルアーまでキャストすることがOKですから、幅広いルアーやリグの中から選んで試せますね。
実際に手にして伸ばしてみると、いい感じの張りが伴なっていて、曲がり込みもスムーズ。
大型シーバスが掛かっても、ロッドを立てながらやり取りを楽しめますから、とても安心感があります。
全長が通常のシーバスロッドよりも短いので、イメージした飛距離を超えることが抑えられますよ。
事故を防ぐためにも、大切な要素といえるでしょう。
実売価格は1万円台と、とても低価格な設定に収まっています。
初心者の人も購入しやすい価格帯なので、多くのアングラーに使ってもらいたいですね。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 セルテート LT2500S(2019モデル)
ダイワのスピニングリール・セルテートの2500番です。
ギア比5.2対1なので、ハンドル1回転で73センチのラインを巻き取ることができるようになっています。
これくらいなら、ただ巻きでアプローチするのに向いていますよ。
ハイスピードで巻き上げて次のポイントを撃っていくよりも、丁寧にルアーのアクションを手元で感じ取りながら、釣りを展開できるのがいいですね。
自重は205グラムと軽めで、高い感度を生み出すのにプラスとなっています。
ラインキャパは、PEライン0.6号で200メートル巻けますよ。
ショックリーダーラインの太さを巧みに交換しながら、カバーへの接触衝撃を緩和させてください。
実際に使ってみると、とても巻き心地が軽やかで滑らか、長く使い続けたくなる逸品です。
シーバスが掛かってからも安定していて、巻き心地が変わってしまうようなことはありません。
ドラグの利きやラインの放出もスムーズで、これに代わるスピニングリールを探すのが大変かもしれませんよ。
実売価格は3万円台と、やや高めな価格に設定されています。
ハイエンドスペックモデルではありませんが、この価格以上の豊富なスペックが搭載されている印象が強いですね。
釣りでの使用後は、真水でしっかり洗ってから乾燥させてください。
そのまま放置しておくと、いくら良いリールでも100パーセントの機能を発揮できなくなるでしょう。
VARIVAS(バリバス) PEライン ハイグレードPE X8 150m 0.6号 13lb オーシャンブルー
バリバスブランドから出ている、8本撚りのPEラインです。
カラーは、単色のオーシャンブルーカラーで、水に溶け込むイメージですね。
視認性の高いカラーも扱いやすいのですが、ただ巻きアプローチの展開が多い釣りスタイルなら、こちらでも全然かまわないでしょう。
150メートルの巻き量ですから、飛距離をじゅうぶんカバーできます。
原糸8本を耐破断性工法で撚り上げていて、高い強度を実現しています。
またスーパーフッ素コーティング加工=SP-Fをライン表面に施してあるので、ガイドに対する滑りが良好で耐久性も向上していますよ。
実際に使ってみて、フリップキャストでの伸びはじゅうぶん使える範囲。
ショックリーダーラインとのノットもしっかりしていて、実用性の高さが光ります。
実売価格は2千円前後と、とてもリーズナブルな価格になっていますよ。
汚れた水質のエリアで使ったら、釣行後にしっかり水洗いしてください。
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