ワカサギ釣りのエサ特集!どんなエサを付けて釣りをするの?おすすめエサをチェック
ワカサギ釣りを始める際に、大きなハードルとなるのが、使用するエサです。 ごく小さな虫エサなのですが、紅サシも白サシもハエの幼虫ですから、手で触りたくない!という人が結構いますよ…
FISHING JAPAN 編集部シラサエビって見たことはありますか?
淡水に棲むスジエビの仲間で、釣りエサとして関西を中心に人気が高いですよ。
独特の横方向に泳ぐアクションが、魚の興味を惹き付けるのでしょう。
ここでは、シラサエビの特徴やハリへの付け方・使い方などについてご紹介します。
「関東の釣具屋さんやエサ屋さんでは見かけないんだけど・・」
その通り!琵琶湖で獲れたものが出荷されるため、販売エリアが関西中心になってしまうのです。
シラサエビとは、河川や池・湖などに生息している、淡水のスジエビのことです。
琵琶湖が産地として知られているのですが、そこから近い関西エリアなら、低価格で安定供給が可能になります。
それが理由で、関西のアングラーがシラサエビをエサに使うケースが多くなっているのでしょう。
シラサエビはオキアミのように冷凍状態にせず、生きたままハリに付けて使います。
当然水中でよく動き回るので、魚へのアピール度はとても高く、釣れる確率も他のエサと比較して上に見られていますよ。
対象魚は多岐に渡っていて、シーバスやチヌ・カサゴ・メバル・アイナメ・シロギス・アジなど、防波堤や磯場周りに潜んでいる魚なら、ほぼ全てに対応できるでしょう。
実際に魚が捕食しているシーンをご覧ください。
一瞬で口の中に入れていることから、迷いなく食べる捕食対象とみなしているのが伝わってきます。
ただし、シラサエビは環境の変化にとても弱いことでも知られています。
水温が変わるだけで死んでしまうことがありますから、一定以下の水温を保つためにクーラーボックスが必要になります。
そこに水を溜めて放つのですが、水中の酸素量も減らしてはいけないのです。
エアーポンプを装着して、常時酸素を送り込むように飼育環境を整えましょう。
せっかく釣具屋さんやエサ屋さんで購入したのに、釣りを始めるまでに弱っていたら意味がありませんからね。
シラサエビを釣りで使う際、ハリへの付け方を知っておかないと好釣果につなぐことができません。
活きのいい状態を持続したいなら、目玉の後ろ部分、丁度脳や中枢神経の集まっているところは避けて、ハリを突き刺すようにしたいですね。
おすすめは、最後尾の尾ひれ=尾羽の支点に、腹側から背中側へ貫き通すチョン掛けです。
これならシラサエビが自由に跳ね回れますし、中枢神経を潰して弱らせることにもなりません。
アングラーによっては、この尾羽をカットしてハリに付けることがありますが、実はこれを取ってしまうと弱るのが早まります。
シーバスなどをエビ撒き釣りで誘うときは尾羽をカットせず、船釣りなどで用いるときはカットすることが多いようですね。
これ以外には、鼻掛けや頬掛けなどがあります。
くれぐれも頭の部分を貫かないようにしてください。
シラサエビの値段を知っていますか?
釣具店やエサ屋さんで販売している値段は、量り売りでカップ1杯が500円前後でしょうか。
販売窓口によっては、30匹程度で300円のところもありますし、もっと高額な値段がついているところも。
活きエサなので、他のエサと比較してもやや高めな設定になっていると考えてください。
購入したシラサエビは、そのままにせず、専用の活きエサ用クーラーボックスに水と一緒に入れて、エアーポンプで酸素を供給するようにしましょう。
またその中に、シラサエビが手足でつかまって姿勢を保持できるものを一緒に入れておくと、活きの良さが長持ちしますよ。
それでは、シラサエビを釣り場で保管するのに、おすすめのアイテムをご紹介しましょう。
まずは、専用のクーラーボックス。
魚を持ち帰るためのものより、コンパクトなサイズに作られていますよ。
側面には、エアーポンプを取り付けられるように改造されているのが特徴です。
プロックスから発売されている、エビ活かし機能を持ったクーラーボックスです。
サイズは、33.7×21.0×21.0センチとコンパクトで、容量は約5.5リットルです。
ボディの材質にはポリプロピレンを使っていて、保冷材は発泡スチロールが補充されていますよ。
シラサエビが弱らないようにするための、エビネットを標準で装備しています。
小分けトレーも付いていて、小分けするのに便利です。
またエビすくいまで付属しているので、取り出しがカンタン。
ショルダーベルトで持ち運びするのもラクラクです。
エアーポンプのホルダー付きで、ホース穴も開けられています。
アウトドアレジャー用の小型クーラーボックスとしても、転用できるのが嬉しいですね。
実売価格は3千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
場所も取りませんし、他のタックルと一緒に持ち運びするのも楽なのが人気の秘密でしょう。
時折上フタを開けて、シラサエビが弱っていないか確認する習慣を身に着けましょう。
保冷材を一緒に入れておけば温度は下がりますが、無い場合は冷えたペットボトルを入れておくだけで効果はあります。
ハピソンからリリースされている、電池式の小型エアーポンプです。
電池寿命は、アルカリ電池使用時で強モードにして連続約55時間です。
弱モードなら約150時間も使い続けることができますよ。
ポンプからホースへの送風量は、強モードで1分につき約1リットル、弱モードで1分につき約0.45リットルとなっています。
本体サイズは、約80×40×150ミリ。
本体の電池を含む重さは、約480グラムです。
搭載されているモーターの寿命は、約1000時間に設定されていますよ。
使用電池は、単1型乾電池で2本必要になります。
実際に使ってみると、駆動音は気になるほど大きくはありませんし、長時間の作動もトラブルなく使うことができました。
コンパクト設計なので、釣り場まで持って行くのも便利ですし、予備にもうひとつ保持するのもありでしょう。
実売価格は2千円台と、とてもコスパ優秀な価格に設定されています。
水に濡れても壊れにくい防滴仕様なので、安心して使えるでしょう。
第一精工から出ている、シラサエビをすくい取るための専用網です。
75ミリサイズとコンパクトで軽いですから、クーラーボックスと一緒に持ち運びするようにしたいですね。
シラサエビは、ハリに装着する際に指でつまもうとすると、暴れてクーラーボックスの中を逃げ回ります。
それだけで弱ってしまう個体が出てきますから、このエビ網を用いてすくい取り、そこからつまんでハリに付けるようにしましょう。
待ちやすいですし耐久性もあるので、長く使えるのではないでしょうか。
使用後は洗浄して、しっかり乾燥させておきましょう。
実売価格は100円台と、とても安い価格に収まっています。
予備用も用意しておけば、釣り場で困ることはなくなるでしょう。
鑑賞用の金魚をすくうのに使う金魚網なども、転用できそうですよね。
シラサエビの特徴や釣りでの使い方、おすすめの保管用アイテムを取り上げましたが、いかがでしたか?
関西エリアでは産地の琵琶湖が近いので、釣具店やエサ屋さんで手に入れることができますが、それ以外のエリアではなかなか難しいでしょう。
そこでおすすめなのが、自分で水路などに出向いて採取することです。
網目の細かな虫取り網を用意して、降りれそうな水路を見つけて岸際をガサガサしてみてください。
ほとんど採取されていない場所ばかりですから、びっくりするくらい採れるかもしれませんよ。
一旦はバケツに水を張って活かしておけますが、水温が上昇してしまわないうちにクーラーボックスへ移して、それから釣りへ向かうようにしましょう。
シラサエビを見慣れていない海の魚は、こぞってバイトしてくるかも。
大物釣りや数釣りを期待できそうですね!
水路では、岸際が判別しにくいことがあります。
必ず長靴やウェーダーを履いて、水に濡れてもかまわない服装で採取作業をおこなってください。
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