ルアーにスナップ付ける派?付けない派?高耐久で扱いやすいおすすめアイテムをチェック
ステンレスなどのサビにくい金属で作られたスナップは、ルアーフィッシングに必需品といえるでしょう。 ワンタッチでルアー交換ができますから、魚を釣るチャンスを逃がさないように、素早…
FISHING JAPAN 編集部めっちゃ薄い構造で出来ている、小魚タイプのルアーです。
フックの先に刺さっているのは、なんと魚のウロコ。
サイズからすると、かなり大きな魚だったかもしれませんが、釣り上げていないので判別はできません。
でも、水中のあらゆる層、浅いところでも深いところでも探れるルアーなら、魚に遭遇する確率は高くなるのが分かりますよね。
そういった特性を理解した上で、釣りで使うルアーの種類を理解することから始めてみましょう。
釣具屋さんやネット通販サイトには、とんでもない数のルアーが並んでいます。
そこから自分の釣りスタイルにマッチしたものを選ぶのは、至難の業。
かといって、いつまでもためらっていては、ルアー釣りをスタートすることが困難に。
ここでは、初心者の人が一歩踏み出すためのきっかけに、丁寧に触れてみることにしましょう。
目次
ルアーの種類は、とても多いです。
魚別に見ても、バス釣り用やシーバスゲーム用だけでも、かなりの数になりますよね。
そこで提案したいのは、ルアーの種類の分別の仕方。
さまざまな要素があって、全部気にしているとキリがありませんから、
①沈むルアー=シンキングタイプ
②浮くルアー=フローティングタイプ
の2種類に、ズバッ!と分けてみましょう。
「なるほど、大概この2種類に分けられそうだよね!ところでサスペンドってどっちだっけ?」
サスペンドタイプは、ルアーをリトリーブしてピタッ!と止めると、その層から浮きも沈みもせず、その位置に居続ける浮力設定のこと。
でも実際には、さまざまな要因が絡んで、ゆっくり浮き上がろうとしたり、徐々に沈もうとしたりします。
ここでは敢えて上記の2種類で分別することにしましょう。
そのほうが、ルアーを使い分ける際に分かりやすいですよ。
まずは①のシンキングタイプから。
このルアーの種類は、キャストしてそのままにしておくと、ボトムへ向かって沈んでしまいます。
ということは、リールハンドルを回し始めた時点で、沈みを止めることができますし、止めたその層を横方向に探ることも可能です。
2秒経過したところからリトリーブを始めれば、2秒沈んだ層をトレース。
10秒経過したところからなら、10秒沈んだ深い層をチェックできることに。
要するに、あなたが探りたい層を決めることができるのです。
釣りたいバスやシーバスが、どこの層に潜んでいるか分からないとき、シンキングタイプのルアーは大いなる味方になってくれることになります。
次に取り上げるルアーの種類は、②のフローティングタイプ。
キャストしてそのままにしておくと、水面に浮かび上がってしまいます。
①とは真逆の、沈む要素を排除したルアーなのです。
沈まなければ、魚が潜んでいるところへ向かうことができません。
何とも不自由な印象を受けますが、実は魚から見ればそうではないのです。
空気に触れている水面は、もうそれ以上生き物が逃げることのできない最終の到達場所。
例えば小魚の立場なら、バスやシーバスに追いかけられて、追い詰められてしまう崖っぷちに相当します。
そんな場所で、無防備にぷかりぷかりと浮いているルアーがあれば、
「おっ、襲われたいのか?襲ってもらいたいんだな!」
と考えるバスやシーバスがいても不思議ではありません。
普段なら追い詰めなければそんな危険な場所に漂うはずのない生き物が、自らの弱点である腹部を晒して浮かんでいるわけです。
一気に接近して、豪快なバイトでルアーを持ち去る可能性が高いといえるでしょう。
それでは、実際に使ってみたいシンキングタイプ・フローティングタイプのルアーを取り上げてみましょう。
まずは、シンキングタイプのルアーから。
バスにもシーバスにも効果的なもののほうが、さまざまな釣り場で活用できますよね。
FLASH UNION(フラッシュユニオン) ルアー フルメタルソニック 5g #001 チャートバックシャイナー
フラッシュユニオンから発売中のシンキングタイプのルアーです。
あっという間に着底するので、ロッドティップを持ち上げてラインにテンションを与えます。
するとボトムから数センチ持ち上げられるだけで、ブルブルッ!と左右へのバイブレーションを発生。
これが周囲の水を動かして、バスやシーバスに存在を気づかせる要因となるのです。
側面がフラットなので、光の反射=フラッシング効果も期待できますし、あらゆる層を探れるので釣れる確率は大幅にアップするでしょう。
ウエイトのバリエーションも豊富で、5グラム以上ならベイトタックルでキャストすることが可能です。
実際に使ってみると、ロングキャストしやすく、着底からの動き出しもスムーズ。
メリハリのある振動は、手元で分かりやすいですし、バスやシーバスが食い付いた瞬間、その振動は消えますからフッキング動作にも移行がカンタンです。
実売価格は800円前後と、とても安い価格設定になっています。
カラーバリエーションをいくつか持っておいて、魚の反応に合わせてローテーションしてみましょう。
ラインには、よく沈むフロロカーボンラインがおすすめ。
慣れてきたら、PEライン+ショックリーダーラインの組み合わせでもアプローチしてみてください。
ノリーズ(Nories) ルアー インザベイトバス 12g BR-353 ブラックフラッシュ(GM).
ノリーズからリリースされている、シンキングタイプのテールスピンジグです。
キャストしてそのまま沈めてから、地形変化をなぞるように操ります。
ときどきボトムやカバーに接触させつつ、ブレードの回転を手元で感じ取りながら、リフトしてはフォールを繰り返してみましょう。
いきなり深くなっているところや、浅い層と深い層が接近しているところなどに、魚が集まっている傾向があります。
バイトは明確で、いきなりロッドティップが引き込まれて重くなりますから、とても分かりやすいですよ。
ロングキャストも可能なので、ルアーをラインにつないで散歩させているイメージで使ってください。
実売価格は千円前後と、安い価格帯に設定されているのが嬉しいですね。
テールスピンジグは、バスにもシーバスにも効果的なので、あらゆる釣り場でキャストすることをおすすめします。
ブレードを噛んでくるバイトが多発しますから、根気よくフックアップするまでアプローチを続けてください。
シマノ(SHIMANO) ルアー バス ポッパー バンタム チャグウォーカー 62mm 8g ZH-106P 279 ブラックボーン
自重8グラムに設定された、シマノのフローティングタイプのルアーです。
全長は62ミリとコンパクトなひと口サイズなので、水面に浮かせたまま放置していても、魚が様子を伺いに接近してくることが。
そのタイミングでアクションを加えてもかまいませんし、そのまま静止していてもじゅうぶんな誘いになっています。
移動距離をできるだけ短くなることを意識しながら、ポップ音やチャグ音を奏でてください。
その際に生じる水飛沫が、広範囲からバスやシーバスを呼び込んでくれるでしょう。
浅いエリアはもちろん、結構深いエリアでも、水面まで誘い上げることが可能です。
実売価格は千円台と、とても低価格な設定ですので、ひとつは購入してタックルボックスに入れておきたいですね。
標準のトレブルフックから1サイズ上げると、アクションさせた後に静止状態に戻りやすいですよ。
垂直岩盤などの縦方向に走っているストラクチャーが存在しているポイントなら、好釣果が期待できるかもしれません。
ルアーの種類や使い方、おすすめのルアーをご紹介しましたが、いかがでしたか?
たくさんあり過ぎて分かりにくいルアーも、沈むか浮くかで分類すれば、使い方を理解しやすいですよね。
これをひとつのものさしと考えて、ルアーをより深く知るためのきっかけにしてください。
そうすると自分オリジナルのものさしが構築されていきます。
ルアーは道具であり、餌ではありません。
使いこなせるようになることが、好釣果へ真っ直ぐ伸びる道を明確に照らし出してくれるでしょう。
1つのルアーを使いこなせたら、それに似たルアーの機能をイメージしやすくなります。
もの足りなく感じていた部分を補填してくれる新しいルアーに出会ってください。
あなたの釣りスタイルも、新しいステップへ向かうはずです。
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