ルアーロッドはどれを選べばいいの?初心者におすすめしたいロッド特集
ルアー釣りをやってみたいと思って釣具店に来たものの、店内に並ぶ圧倒的な数のロッドが目に入ってきて、どれを選べばいいか分からなくなってしまった!・・・という初心者アングラーは多いの…
FISHING JAPAN 編集部ジャクソンといえば、1980年代の日本のルアーフィッシング黎明期から製品を提供し続けている、老舗のルアー・ロッドメーカーです。
ミノーのアスリートシリーズや、シーバス専用ロッドのケイロンシリーズをヘビーユースしたアングラーは多いでしょう。
ここでは、ジャクソンが現行アイテムとしてリリースしているロッドについて、詳しくご紹介します。
「よく釣れると評判のルアーが多いジャクソンだから、ロッドにも期待がかかるよね!」
バス釣り用やソルトゲームのサーフ用・トラウトゲーム用まで、幅広くラインナップされているのが特徴です。
SiC-Sガイドリングの採用にも積極的なイメージがありますね。
目次
ジャクソンのロッドとは、老舗ルアーメーカーのジャクソンが手掛けた、対象魚・釣り方にマッチしているロッドのことです。
バス釣り用・ソルトウォーターゲーム用・トラウトゲーム用が、豊富にラインナップされていますよ。
まずは、バス釣り用から。
ブラストビーツシリーズは、黒一色のカラーリングが特徴のロッドです。
ベイトロッドが計7本、スピニングロッドが計4本用意されていて、リグ別・ルアー別・メソッド別に使い分けることができますよ。
型式の末尾にASと付いているものは、ブランクスが全てソリッドで構成されている特殊なタイプ。
ルアーの泳ぎに追従するように曲がり込み、バスのバイトがあってもすぐに弾いてしまうような展開にはなりにくく味付けされています。
これならタフコンディンション下の釣りでも、ショートバイトを丁寧に拾っていくことができますよね。
ブラストビーツBBC-61L-ASというオールソリッドのベイトロッドを手にしたことがありますが、やや重く感じるものの、やはり追従性はバツグン。
バイトはもちろん、ボトムの地形変化をルアーやリグがとらえた瞬間にロッドティップが曲がり込むようにセルフで動いてくれるので、とても扱いやすい印象です。
他メーカーのバス釣り用ロッドでは、なかなか見かけないスペックですから、自分の釣りスタイルに新たな引き出しを設けるつもりで、手に入れてみても面白いのではないでしょうか。
スピニングロッドにも、ブラストビーツBBS-511XL-ASというオールソリッドブランクスのものが用意されています。
日頃の釣りでスピニングタックルの使用頻度が高いようなら、こちらもおすすめですね。
ジャクソンのソルトウォーターゲーム用ロッドをチェックしてみましょう。
コスパ優秀で安い販売価格が魅力のオーシャンゲートシリーズには、人気のショアジギング用ロッドや、サゴシ専用ロッドなどがラインナップされています。
とにかく価格設定が安くて、メーカー希望販売価格が1万円台になっていますよ。
これなら専用ロッドを次々に増やしても、負担に感じることはないでしょう。
サゴシをルアーで釣るアングラーは、年々増加傾向にあり、始めてみたい初心者にもこの安さは魅力的でしょう。
実際にサゴシ専用のオーシャンゲートJOG-908MML-K SGSを手にしてみました。
ショアジギング用ロッドとどこが違うのかな?と思っていたのですが、こちらのほうが明らかに曲がり込もうとするブランクスです。
サゴシは、吸い込みバイトではなく噛み付きバイト。
一度噛んでから再度ベイトフィッシュを襲うケースもあるくらいなので、バイトを弾いてしまうようなブランクスの張りは要りません。
ショアジギング用ロッドを転用していたら、せっかくのサゴシを取り逃がしていたかもしれないと気づかされましたよ。
こういった丁寧な作り込みも、ジャクソンらしさといえそうです。
ジャクソンといえば、トラウトゲーム用ルアーの充実が挙げられます。
それらを上手く操るためのロッドも、しっかりラインナップされていますよ。
中でもカワセミラプソディシリーズには、3フィート台というショートレングスなロッドが設定されていて、渓流はもちろん源流に潜むネイティブトラウトをターゲットにすることができます。
カワセミラプソディTULT-3114ULは、テレスコ仕様になっていて、伸ばしても3.11フィートと4フィートを下回るコンパクト設計です。
たった60.4グラムの自重しかありませんから、取り回しやすさが際立っていますよ。
木々のオーバーハング下に潜り込んで、アキュラシーキャストを繰り出すのにとても便利でしょう。
それでは、ジャクソンの豊富なロッドの中から、おすすめのアイテムをご紹介しましょう。
まずは、バス釣り用ロッドから。
低価格に抑えられたものばかりで、各メソッド別にロッドを揃えたい人にメリットは大きいですね。
Jackson(ジャクソン) ブラストビーツ BBC-62ML-LST.
ジャクソンのバス釣り用ロッド・ブラストビーツのBBC-62ML-LSTです。
ベイトフィネスロッドで、MLパワーのチューブラーブランクスに、Lパワーのカーボンソリッドを組み合わせています。
ライトテキサスやダウンショットリグ・ネコリグやスモラバといった軽めのルアーを使いこなすのに適していますよ。
ソリッドによる繊細なティップで長いシェイキングを実践可能ですし、ボトムの地形変化に追従しながらルアーをトレースさせることができます。
ベイトロッドならではのアキュラシー精度を駆使して、攻撃的なベイトフィネスの釣りを展開してみましょう。
実際に手にしてみると、ベリーからバットにかけての補強はじゅうぶん。
これなら大型サイズのバスが掛かっても、大胆にやり取りを楽しめるでしょう。
ロッドを縦方向にリフトアップしながら、バスを浮かせてみてください。
ソリッドティップは極端に曲がるでしょうが、ベリー+バットパワーでバスに主導権を渡さない釣りができるはずです。
実売価格は1万円台と、コスパ優秀な低価格に抑えられているのがいいですね。
特殊な味付けのロッドですから、購入を迷ったときに価格が安ければ、ゴーサインが出やすいのは間違いないでしょう。
長さ6.2フィートで自重114グラム、適合ルアーウエイトは1/8オンスから1/2オンスになっていますよ。
とても扱いやすい作り込みで、さまざまなバス釣りシーンで有効に働いてくれそうです。
ジャクソン(Jackson) サーフトライブ ハリバットモデル STHS-1112MH.
ジャクソンのサーフヒラメゲーム用スピニングロッド・サーフトライブです。
長さは11.1フィートと長めで、一見ヒラスズキロッドに見間違えてしまうほど。
サーフにおけるロングキャストを念頭に置いたモデルで、強風の条件下でも飛距離を伸ばせるように作り込まれています。
12グラムから60グラムまでのルアーを背負えるので、ミノーからメタルジグまでラインに結べるのがいいですね。
自重は212グラムと、この長さにしては軽めに抑えられているほうではないでしょうか。
MHパワーのブランクスでしっかり飛距離を出しつつも、ヒラメの食い上げバイトを弾かずに乗せていける味付けになっています。
これなら磯場のヒラスズキにも転用できそうですよね。
実売価格は2万円台と、リーズナブルな価格設定ですから、ロングレングスロッドを探していたアングラーの琴線に触れるかもしれませんよ。
Jackson(ジャクソン) トラウトアンリミテッド TUSS 532UL.
ジャクソンのネイティブトラウトをターゲットにした、専用のスピニングロッドです。
やや長めの5.3フィートのブランクスは、河川の岸沿いに並ぶブッシュなどをかわすのに適していますよ。
ラインメンディングを効率よく実践したいアングラーに、ぜひ手にしてもらいたいですね。
2ピース仕様で仕舞寸法は83センチ、ここまでコンパクトになれば、ヤブ漕ぎで新たなポイントを見つける際にも邪魔にならないでしょう。
自重は78グラムと軽め、1日中キャストを繰り返して疲れない程度のウエイトですね。
実売価格は2万円台、マルチパーパスに使えるトラウトロッドを探しているなら、一度釣具店で手にしてみてはどうでしょうか。
ジャクソンのロッドの種類や特徴、おすすめのアイテムを取り上げましたが、いかがでしたか?
細分化されたアイテム群が魅力的で、自分の釣りスタイルに組み込みやすいでしょう。
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