イカは真水に当てちゃダメ!シロイカの美味しい食べ方と持って帰り方

FISHING JAPAN 編集部

シロイカ(ケンサキイカ)やアオリイカ、スルメイカなど、イカはどれも美味しく、人気の釣り物です。

釣りを楽しんだあとは手際よく締めて、最高の状態で食卓に並べたいものです。

今回は、シロイカを釣ったあとに行いたい締め方と、持って帰り方をご紹介します!

少しの差で、シロイカの美味しさは全然違ってきますので、チェックして実践してみてくださいね。

持って返ったあとの調理法・レシピも一緒にご紹介します!

シロイカは釣った日より翌日が食べごろ

シロイカ釣りの楽しみは釣るだけでなく、食べることにもありますが、釣った日より翌日に旨みが出るということをご存知でしょうか?

一度でいいから釣れたイカを船上でさばいて食べてみたい、という人は意外と多く、釣り人しか味わえないので憧れますよね。

確かに釣り上げた直後のほとんど透明に近い身は、歯を押し戻すほど弾力がありほのかに甘くて歯応えは抜群で非常に美味しいのですが、本当は翌日食べた方が旨みがさらに増して美味しいと言われています。

もちろん、シュチュエーションも大事なので比べるのは難しく、どちらも美味しいですが、シロイカをより一層美味しく食べたいという方は、持って帰り方に注意して1日寝かせてみてください。

ちなみに、シロイカの釣り方は次の記事で紹介しています。

シロイカを持って変える時の注意事項

イカやタコは、真水を極端に嫌います。

なので、鮮度を落とさないために釣り上げたイカは真水に当てないことを念頭に置いて締め作業を行ってください。

真水に当てると色落ちして見栄えが悪くなるし味も水っぽくなって、味が落ちてしまいます。

氷ならいいだろうと、氷を直接入れる人がいるが、氷が解けたら真水になるから、直接当てるのはよくありません。

一番いい方法は、2㍑ぐらいのペットボトルを2個ほど用意し、これに水を入れて凍らせたものを、海水を入れたクーラーの中に入れて冷やす方法です。

ペットボトルの中の氷が溶けても外へ出ないので、海水と交じらず、海水の濃度を保ったままクーラーで冷やしつつ持って変えることができ、色落ちせず鮮度のよいまま持ち帰ることができるので試してみてくださいね。

保冷剤を使ってもいいですね!

シロイカのさばき方

シロイカはもちろんのこと、イカをさばく作業は、やり難い印象を持つ人も多いでしょう。

墨でまな板が真っ黒に染まったり、予想外のトラブルが発生することもあります。

魚をさばく技術は、まさに実践から学ぶものです!

動画を視聴しながら試してみてはいかがでしょうか。

動画を見ることでイメージが広がり、成功する確率も上がりますよ。

シロイカの調理法

シロイカはイカの一種で、高級感あり、非常に美味です。

お刺身で頂くのも一興ですが、さまざまな料理にも使ってみてください。

早速、おすすめのレシピをご紹介します!

シロイカのつけ焼き

シロイカの胴から脚を抜いて胴を開いたら、適当な大きさに切り、タレがよく染みるよう表側に松笠に切れ目を入れます。

タレは酒、醤油、ミリン、砂糖を加えて甘辛く仕上げます。

あとは身を焼きながらタレが乾いては塗り、乾いては塗りを三度ほどく繰り返したら出来上がりです。

冷めると身が固くなるので、身が熱い間に食べるのが良いですよ!

シロイカサラダ

ピーマンやカイワレ、レタスなど好きな野菜をよく洗って適当な大きさに切っておきます。

イカは胴を輪切りにしてボイルしておきます。大皿にまず野菜を敷きその上にボイルしたイカの身を並べます。

さらに野菜を積み上げイカの身を乗せたら、フィニッシュにたっぷりのマヨネーズを振りかけ、よく混ぜていただきます。

いかにも夏らしい食べ物で、爽やかに食べられそうです!

シロイカのなめろう

房総地方の郷土料理であるなめろうは、通常アジやイサギなどで調理しますが、ソフトなシロイカの肉でも、驚くほど美味しくできます。

ただし、おかずというよりは、お酒のおつまみとしての性質が強いです。

イカの肉はすこし歯ごたえがあるくらいの大きさに切り、大葉や刻んだネギ、味噌と混ぜ、まな板の上で叩いて混ぜ合わせれば完成です。

わずかな醤油とおろしたニンニクを追加すると、より一層美味しさが引き立ちます。

今回はシロイカを釣った後から食べるまでの全行程を詳しく紹介しました。

シロイカ(ケンサキイカ)は、ねっとりとした甘さと旨味が魅力的で美味しいイカです。

自分で釣ったシロイカを調理すると、さらに美味しく感じます!

皆さんも、ぜひシロイカの釣りや調理に挑戦してみてください。

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