海上釣堀で使うロッドを選ぼう!扱いやすいおすすめアイテムをピックアップ
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FISHING JAPAN 編集部海上釣り堀で大型のマダイやカンパチ・ヒラマサ・ブリ・シマアジを釣ってみたいですよね。
最近では、ヒラメやクエなどの高級魚を放流しているところもあるようです。
ここでは、海上釣り堀での釣り方や用いる仕掛け・タックルについてご紹介しましょう。
「青物は中層を回遊しているイメージだけど、ヒラメやクエなんて底のほうにいるはず。狙おうとしたらイケスの網に仕掛けやハリが引っ掛かっちゃうんじゃないの?」
その心配は、海上釣り堀ユーザーなら皆さん感じていること。
どうやって解消しているのでしょうか?
海上釣り堀とは、海上に設置したイケスのことで、魚を釣るための専用施設になっています。
本来なら沖磯に渡って本格的なフカセ釣りをしないと釣れない魚が、誰にでもカンタンに釣れてしまいますよ。
釣った獲物は、上限付きで持ち帰ることもできますから、休日は家族連れのお客様で大いに賑わっているところばかりです。
ロッドやリールをレンタルしてくれるケースもありますから、氷を詰め込んだクーラーボックスのみ持参する人も多いようです。
エサは、ダンゴ状にした練り餌や生きた小魚、もしくは魚の切り身などを使っていますよ。
問題は、仕掛けです。
どんな仕掛けを用いれば、海上釣り堀に放たれている魚を釣ることができるのでしょう?
海上釣り堀で使う仕掛けについて、詳しく解説しましょう。
まずは、海上釣り堀の形を頭の中でイメージしてください。
魚が逃げ出さない程度の網目に組んだ網を、四角いイケスの枠に設置していますよね。
水面から結構深い水深まで、その網に覆われているはずです。
でなければ、大型の回遊魚を活かしたまま長時間入れておくことは不可能でしょう。
当然底に居付くタイプの魚は、網の底部分に定着するわけです。
高級魚で有名なヒラメやクエを釣りたい!と考えたら、その位置を的確に攻めなければ口を使わせることは難しいでしょう。
そこで持ち出すのが、こちらのアイテムです。
がまかつ(Gamakatsu) シンカー 蒲克工房 海上釣堀 タナとりオモリII 約7号 1個 KT-009 19127
このがまかつ・タナとりオモリは、底取り器と呼ばれている釣具の一種で、リールから伸ばした道糸の先にハリのみを付け、そのハリをこの底取り器に装着して、海上釣り堀の中へ沈めていきます。
網の最も深い位置=底に付いても、この独特の形状により網目を突き抜けることなく、引っ掛かりもしません。
リールを巻いてラインをピーンと張り詰めれば、底までの最短距離が今出ているラインの長さと同じになります。
目印にウキ止め用の紐などを結んでおけば、その目印まで仕掛けを落としていいことに。
ギリギリで引っ掛からずにエサを投入できることになるので、ヒラメやクエなどの高級魚を狙って釣ることができるのです。
仕掛けは自作で、ハリのみが付いていて、そこにエサが装着されているだけのシンプル極まりないもの。
魚が掛かればラインが走りますから、それを合図にフッキングすればOKです。
これならウキ釣り仕掛けを組むことすら要りませんから、海上釣り堀の釣りをカンタンに思う存分楽しむことができるでしょう。
海上釣り堀で効率よく扱える、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
まずは、ロッドから。
専用のものが作られるようになりましたが、磯釣り用やシーバスゲーム用のロッドを転用するだけでも対応できますよ。
長過ぎるとイケスの上では邪魔になりますから、適度な長さのものを選ぶようにしてください。
宇崎日新 ロッド プロスペック 海上釣堀 際釣 (並継) 240
海上釣り堀で釣りを楽しむために作られたロッドです。
全長2.4メートルと取り回しのいい長さに設計されていて、バットパワーが強烈。
不意の大物が掛かっても、しっかりと耐えることができますよ。
穂先は、魚のアタリを弾かないように、とても軟らかいクラスソリッドで仕上げられています。
錘負荷は8号までですが、伊勢尼針の12号ぐらいにエサだけ付けて、フリーで沈めていく釣法が最もおすすめです。
ラインが走った瞬間にフッキングできるように、視認性の高い太目のナイロンラインをリールに巻いておくようにしましょう。
フジのガイドに大型のパイプシートでリールを保持、安定感のあるスペックで大型魚の走りを止めてしまいましょう。
シマノ(SHIMANO) シーバス ロッド 18 ディアルーナ スピニング S96M ヒラメ パワーオールラウンドモデル 河川 堤防 干潟 サーフ
シマノのシーバスロッド・ディアルーナの9.6フィートモデルです。
Mパワーのブランクスですから、相当強めの引きにもかっちり耐えてくれるでしょう。
PEラインなら2号まで使えますから、太目のナイロンラインに換えて、擦れ対策を考えてもいいかもしれませんね。
自重は141グラムと軽量ですから、女性や子供でも扱えるはず。
海上釣り堀のデッキの上で長時間釣りをするのに向いていますよ。
45グラムの仕掛けまで背負えますから、エサを付けたハリのそばに任意でガン玉オモリを装着して、沈んでいくスピードを切り換えて誘いをかけても面白いかもしれませんね。
アタリがあってもラインが走るまではフッキングを待ちましょう。
横走りが始まってから、ロッドティップを立てたままキープ。
リールハンドルを回して、巻きアワセでハリを口に貫通させてください。
特にクエなどの大型ロックフィッシュは、口の周りが硬いですから、ハリ先に魚の体重が乗った状態でフッキングさせることが、スムーズにランディングできることにつながっていきます。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール シーパラダイス 2016年モデル
ダイワからリリースされている、海上釣り堀専用のスピニングリールです。
中型で頑丈なイメージ、ラインキャパはPEライン4号を100メートル巻けるようになっていますよ。
自重は405グラムと重めで、最大ドラグ力は8キロに設定されています。
8キロあれば、しっかり締めてほとんどラインが出ていかない状態にして釣りを展開することが可能です。
掛かった魚をあまり自由に走らせると、隣りのアングラーの仕掛けに絡まってしまいますからね。
そういうトラブルを避けるためにも、フッキングしてからはゴリ巻きで引き寄せて素早くランディングしたいものです。
そのためにもパワフルに巻き上げできるスピニングリールを選択することをおすすめします。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 セドナ 4000XG エギング フラットフィッシュ 青物 シーバス 初心者向け
シマノから発売中のコスパ優秀な中型スピニングリール・セドナです。
サイズは4000番ですから、ラインキャパはナイロンライン4号で150メートル。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きで99センチも巻き取れるようになっていますよ。
フッキングした後一気に水面まで引き寄せることができそうですが、大型の青物・カンパチやヒラマサならそうカンタンには上がってこないでしょう。
じっくりとやり取りを楽しみながら、海上釣り堀を満喫してください。
自重は295グラムと軽めなので、軽いロッドと組み合わせれば、あまり疲れずに釣りを続けられるはずです。
ゴリゴリ巻きながら引き寄せたい人は、ギア比の低いセドナ4000を選べば、パワーのある巻き心地を体感できるでしょう。
スピニングリールに巻くラインは、ナイロンかフロロカーボンのどちらかがおすすめです。
なぜなら、そこにハリを直結するシンプルな仕掛けを使う場合があるからです。
4号の太さがあれば、少々歯の鋭い魚に飲み込まれてもカンタンには破断しないでしょう。
このラインなら結節部分が強く、スプールに巻いても糸グセが付きにくく仕上げられていますよ。
大型の青物が掛かって暴れても、じゅうぶんに耐えてくれるでしょう。
ラインのカラーは、視認性の高いイエローにしておくと、魚からのアタリを見逃さずにフッキングに持ち込むことができます。
魚からも見えやすいのでは?と考える人がいますが、エサに集中しているときはこのままでだいじょうぶ。
もっとタフなコンディションに変わってきたら、道糸とハリスは切り換えたほうがいいかもしれませんね。
海上釣り堀の特徴や仕掛けのセッティング方法、おすすめのタックルについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
イケスのデッキ上には、他のアングラーもたくさんいることになります。
隣りからしっかり距離を開けて釣り座を構えるように意識したいですね。
海上釣り堀のスタッフから指示があれば、それに従って釣り座を構えてください。
エサや仕掛けに関して、海上釣り堀独自のルールが定められているので、それを事前に把握しておくようにしましょう。
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