バス釣りが大ピンチ!釣り場急減少を止めるために今守らなければならないことは?
近年、日本におけるバス釣りは、間違いなく曲がり角を迎えています。 それどころか、日常の中で気軽に楽しむ趣味としては、その領域や権利を奪われようとしているといっても過言ではありま…
FISHING JAPAN 編集部日本のバストーナメントをリードするバスプロといえば、豊富な優勝回数を誇る青木大介プロを外すわけにはいかないでしょう。
その青木プロが主宰するDSTYLEのルアーの中に、面白い羽根モノがラインナップされていますよ。
その名は、レゼルブ。
ノーマルサイズとJrサイズがすでにリリース、そして2020年の7月にビッグサイズが新発売されます。
いったいどんなルアーなのか、動画も交えて詳しくインプレしてみましょう。
レゼルブとは、DSTYLEからリリースされているトップウォータールアーです。
細長いボディフォルムは、小魚を模したミノーやペンシルベイトそのもの。
そこにこれまた細長いウイング=羽根が付いていますよ。
「えっ、小魚に羽根が付いているの?」
一見アンマッチに見えるデザインですが、いざキャストして水面で泳がせてみると・・・弱って水面でもがく小魚そっくり。
そしてウイングは、羽根ではなく複数の小魚を群れを演出しているように見えるのです。
1つのルアーで群れを表現できるなんて、ルアーとして画期的な性能を持っているといえるでしょう。
バスは、群れが大好きですからね。
1匹を追うよりも群れを襲うほうが、効率よく捕食できるからでしょう。
水面でもがくレゼルブが、バスからどのように見えているのか、よく分かるように撮影された動画ですよね。
羽根の生えた虫が水面でもがいているというよりは、弱った小魚のフラフラした泳ぎがうまく再現されています。
テールの黒色も、シルエットくっきりで生命感に溢れています。
レゼルブに付いているウイングに注目してください。
なんと、目玉模様が描かれていますよ。
これはまさに、羽根ではなく小魚を表現する目的であることに直結しているでしょう。
特にアクションを止めた瞬間、水中に突っ込んだ状態になっているウイングは、小魚そのものに見えます。
レゼルブには、ノーマルサイズ=70ミリ・5グラムとJrサイズ=48ミリ・2.3グラムの2種類が用意されています。
かなり軽いので、ロングキャストして誘いをかけるなら、スピニングタックルを用いるのが好ましいでしょう。
また2020年には、ビッグサイズのリリースも予定されています。
発売日は当初6月を予定していましたが、感染症拡大などの諸事情により7月に切り替わっています。
早く手に入れて、フィールドで試してみたいですよね。
青木大介プロが、レゼルブを使っている実釣動画を見つけましたのでご覧ください。
青木大介プロのキャストは、静かな着水音をもたらすための低い弾道と、アキュラシー精度の高さが際立っています。
レゼルブのウエイトなら、やはりスピニングタックルがおすすめということになるでしょうか。
バイトしてきたら、素早く引き寄せてから余裕を持ってランディングしていますね。
それでは、レゼルブにおすすめのタックルを取り上げてみましょう。
前述の通り、スピニングタックルがメインとなりますが、カバーやストラクチャー周りを積極的に攻めるなら、太いラインが使えるベイトフィネスタックルを選んでみましょう。
発売予定のレゼルブビッグは、130ミリ・32グラムですから、通常のベイトタックルでキャストできるでしょう。
DSTYLE(ディスタイル) ルアー レゼルブ 70mm RESERVE ピンクフィッシュ
レゼルブのノーマルサイズです。
カラーは、膨張色のピンクをベースにしていて、テールの黒色が生える組み合わせですね。
使ってみたインプレをひと言でいうと、バスが逃げない存在感の持ち主。
着水で飛んで逃げたバスが、1匹も居なかったのは特筆モノでしょう。
そのまま浮かせておくだけでバイトしてきましたし、ロッドワークでボディを揺らす程度でも、じゅうぶんに誘いになっています。
そこからリトリーブを開始して、等速巻きによるアプローチを続けると、集魚効果はバツグン!
広範囲からバスやギルが集まってくるのが、よく分かります。
ただし、真後ろに追従しているのに、すぐにバイトせず少しの間一緒に泳ぐのはなぜでしょう?
バスに迷いのようなものがあるのか、それともレゼルブに見入っているのか。
他のルアーでは得られない反応を見ることができるのも、レゼルブの特徴といえるでしょう。
レゼルブのJrサイズは、2.3グラムのウエイトしかないので、スピニングタックルでアプローチすることになります。
実際にキャストしてみると、空中であまり回転してしまうことなく、狙ったポイントに落としやすい印象ですね。
羽根の開きもレスポンスがいいですから、パタパタアクションを短い移動距離でコンスタントに発生させることができます。
制動をかけてその場で止めるのもやりやすいですから、沈木などの上でしばらく置いておくこともカンタンにおこなえます。
木の枝に引っ掛かった際に、軽いウエイトのせいで外しにくいケースはありましたが、その辺を想定して着水位置を決めておくことが肝要かもしれません。
ダイワ(DAIWA) バスロッド ブラックレーベルLG 6101MLFS 釣り竿
びっくりするくらいしなやかで、よく曲がるダイワのスピニングロッドです。
空気抵抗の大きい、それでいて重くはないルアーをキャストするのに向いていて、例えばバルサで出来たフローティングミノーなどを遠投して広範囲を探りたいときに使えます。
まさにレゼルブとの相性バッチリですよね。
カーボンロッドにありがちな、弾いてしまうような張りはなく、胴に乗せてゆらりと放出できてしまう調子に、惚れ込む人は多いでしょう。
細目のPEラインを用いても、絡みつきにくいガイドシステムも秀逸で、スピニングタックルによるハードルアー戦略に欠かせない1本となるかもしれませんね。
シマノ(SHIMANO) バスロッド 18 ポイズンアドレナ スピニング 268UL ライトアプローチ フィネスロッド
シマノのポイズンアドレナ、Rテーパーのスピニングロッドです。
6.8フィートとじゅうぶんな長さに、素晴らしい弧を描く調子の加わったブランクス。
ハードルアーを操作するのに理想的な設計バランスで仕上げられていますよ。
1ピースなので、ちょっと持ち運びが大変かもしれませんが、それを補って余りあるスペックをぜひ堪能してください。
レゼルブのノーマルサイズもJrサイズも、容易にキャストし操ることができるでしょう。
自重85グラムと軽量で、7グラムまでのルアーをキャストすることが可能です。
グリップの長さが190ミリに抑えられているのも、扱いやすさを下支えしていますね。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ヴァンキッシュ 2500SHG バス 中本流トラウト
シマノのスピニングリール、2500番の浅溝スプールタイプです。
糸ヨレを抑えてくれるスプール径なので、多投したいときに適していますよ。
0.6号よりも細いPEラインや、4ポンドよりも細いフロロカーボンラインで使ってみてください。
バスが掛かってからのやり取りで、ドラグをきっちり締めてラインを出さない釣り方も実践しやすいでしょう。
自重が165グラムしかないので、疲れ知らずで1日バス釣りを楽しむのにも向いているでしょう。
シマノ(SHIMANO) コンポジットロッド ポイズングロリアス XC 166L-G/BFS ブラックバス バス釣り
2020年にリリースされた、ポイズングロリアスXCシリーズのベイトロッドです。
グラスロッドではなく、グラスが穂先にコンポジットされたカーボンロッドで、軽いハードルアーを繰り返しキャストするのに向いています。
バスがバイトしても弾いてしまう要素を排除しているので、安心してリトリーブを続けられるでしょう。
このロッドも、キレイに曲がってその状態を維持できるテーパーに仕上げられています。
素早く振り抜く必要はなく、ブランクスの重さを利用してスイングし、ルアーを置きにいくようなキャストを心がけてください。
遠くへ飛ばそう!と強く思わなくても、ロッドが運んでくれるイメージです。
シマノ(SHIMANO) リール 20 メタニウム HG LEFT
ベイトフィネスリールと合わせるのも一つの手ですが、2020年に登場した20メタニウムなら、なんの改良もせずとも軽いルアーを投げることが可能です。
何より大きな利点となるのは、このスプールを使用すれば太めのラインを扱うことができる、ということ。
ベイトフィネスリールを使用した場合、ラインが8ポンドあたりまでは細さを保つ必要があります。そうしないと糸の巻き取り量が大幅に低下します。
この問題を解消するため、20メタニウムに12ポンドラインを装着した状態で、キャストの練習に取り組んでみましょう。
しっかりと練習を重ねれば14メートル程度の距離なら、短期間でクリアできるでしょう。
そうすれば、カバーやストラクチャー周辺での強力なアプローチを達成し、それが大きな利益となるはずです。
レゼルブの特徴や、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
小魚のフォルムに羽根が生えているという斬新なルアーは、バスがベイトフィッシュを意識しているときにかなり効果的です。
通常の羽根モノを水面でトレースするよりも、明らかにレゼルブの釣果のほうが上回りました。
ビックサイズが市場に出回るようになって、その釣果が多くのアングラーによって報告されるようになれば、逐一チェックしてみたいですね。
バス釣りが大ピンチ!釣り場急減少を止めるために今守らなければならないことは?
近年、日本におけるバス釣りは、間違いなく曲がり角を迎えています。 それどころか、日常の中で気軽に楽しむ趣味としては、その領域や権利を奪われようとしているといっても過言ではありま…
FISHING JAPAN 編集部バス釣りをトップウォーターで楽しみたい!おすすめの時期やタックルを徹底特集
バス釣りには、さまざまな釣り方が用意されています。 水中に棲むバスを釣るのに、ルアーを沈めてバスを迎えに行く方法や、ルアーを水面に浮かべて誘い寄せる方法など。 どの釣り方も奥…
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング