バス釣りが大ピンチ!釣り場急減少を止めるために今守らなければならないことは?
近年、日本におけるバス釣りは、間違いなく曲がり角を迎えています。 それどころか、日常の中で気軽に楽しむ趣味としては、その領域や権利を奪われようとしているといっても過言ではありま…
FISHING JAPAN 編集部新進気鋭と呼ばれるプロアングラーは結構いますが、川村光大郎さんはその代表格。
パームスのロッドを片手にオカッパリを楽しんでいる少年の姿は、人を惹き付ける魅力にあふれていました。
その彼が、並木敏成さんのOSPを経て自分の会社・ボトムアップを立ち上げたのが、平成28年の12月。
自分が作りたいと感じてプロデュースしたアイテムで、より一層バス釣りの面白さを伝えてくれていますよ。
ここでは、川村光大郎さんのプロフィールや使用アイテムについてご紹介しましょう。
目次
川村光大郎さんとは、オカッパリをメインにバス釣りの面白さを伝えてくれるプロアングラーです。
その軽妙で分かりやすい語り口調は、他のバスプロを圧倒するハイレベルなもの。
ボキャブラリーが豊富で、知りたい情報、すなわち①なぜ釣れたか?②なぜそのルアーを選んだのか?③どうやって動かしたのか?④行動のタイミング等々が、しっかり盛り込まれています。
これを実践するのは、なかなか難しいことで、ベテランと呼ばれているバスプロの面々でもこなせる人は限られています。
川村光大郎さんと、アメリカで活躍している伊藤巧さんが、突出して素晴らしいスキルを披露してくれていますから、当然多くのアングラーが支持することになるわけです。
川村光大郎さんは、バストーナメントに出場して有名になったバスプロではありません。
オカッパリをメインに、地道にメディアに出続けてバス釣りと関わってきたという経緯があって、そこで培われた経験値を惜しみなくオープンにしてきました。
当然アマチュアである一般アングラーは、自分の釣りスタイルと重ね合わせる機会を得ます。
感謝するとともに、彼の次の一手にも大きな関心を寄せるようになります。
プロフェッショナルが存在する意義を、川村光大郎さんはじゅうぶんに理解して行動できているといえるでしょう。
川村光大郎さんは、ダイワのフィールドスタッフを兼務しながら、自身のルアーメーカー・ボトムアップも立ち上げました。
クラウドファンディングを活用した資金集めは、とても大きな話題になりましたね。
実際にどんなアイテムを製作しているのか、彼のデモンストレーションと合わせて観てみましょう。
ホッグ系のワームは、他メーカーからもすでに数多く発売されています。
それでも自社ブランド・ボトムアップからリリースしたかったのは、これがバス釣り道具として不可欠だったからに違いありません。
ただし、他のホッグ系ワームとの性能差を明確にするために、さまざまな工夫が盛り込まれていますよ。
スリットの刻まれたパドルの柔軟さや、裏返してもハリ先を埋めることのできるリブ処理など、使ってみたくなる要素ばかりですね。
川村光大郎さんが使用しているタックルを、詳しくチェックしてみましょう。
インスタなどでも公開されていますが、ダイワのロッドやリールをピックアップできそうですね。
スティーズやブラックレーベルのどのアイテムを選んでいるのか、気になるところです。
またボトムアップからリリースされているルアーや、バッグなどの関連グッズのインプレもご覧ください。
ダイワ(DAIWA) バスロッド スティーズ SC 6111M/MHRB 釣り竿
ルアーウエイトのカバー範囲が、下は1/8オンスで上は1オンス。
実際はどんなものなのかと使ってみましたが、第一印象はよく曲がり込むロッドという感じでした。
これならノーシンカーリグやネコリグもキャストできて、大き目のスイムベイトでも何とか操れます。
オカッパリアングラーは、スピニングロッドとベイトロッドの最低2本を持ち歩くのが慣例になっていました。
でもそれが1本に絞れたら、もっと機動性は上がりますよね。
それを実現するための、超バーサタイルな1本に仕上がっています。
バス釣りロッドの歴史は、個々のルアーに特化したものを数多くリリースして選択肢を作り上げる流れがありました。
そうではなく、オカッパリで使うという釣りスタイルに軸足を置いたことで、こういうロッドが出来上がったのは、大きなターニングポイント、エポックメイクだといえそうです。
特に扱いにくいと感じるところはありませんでしたが、このコンセプトでもう少し短いロッド、例えば6フィート前後で作ることができると、上に木の枝が被さるようなシチュエーションでも存分にロッドを振り回すことができるでしょう。
ダイワ(DAIWA) バスロッド ブラックレーベルLG 661ML+RB 釣り竿
川村光大郎さんといえば、ブラックレーベルのPFの印象のほうが強いのですが、ここでの蓄積があって、スティーズのショアコンペティションモデルが生まれたと考えていいのかもしれませんね。
PFシリーズは、テキサスリグやリーダーレスダウンショットリグを撃つのに適しているので、ワーム主体のアプローチに向いていましたが、おすすめは現行ブラックレーベルLG・BLXの661ML+RB。
クランクベイトやシャッドプラグを使ってカバーやストラクチャーの際に絡め、中層に浮いているバスを誘うのに適していますよ。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 16 スティーズ SV TW 1016SV-SHL(2016モデル)
スティーズSVシリーズの左巻きハンドルこそ、川村光大郎さんのイメージと重なるアイテムですよね。
ギア比7.1対1で、ハンドル1巻きで75センチのラインを回収できます。
ワームやラバージグなどの撃ちモノはもちろん、ラインにテンションを与え過ぎない巻きモノアプローチにも活用できます。
自重160グラムと軽めですから、長い釣行時間になってもさほど疲れることはないでしょう。
実際に使ってみると、パーミングしやすいので、あらゆる動作をスムーズにおこなうことが可能です。
クラッチの切れからつながり、キャスト時にブレーキのかかり具合、ハンドルノブのつまみやすさ等々、バランス良く作り込まれているのが伝わってきます。
スプール回転時の音が安定しているので、ベアリングもこのリール専用のハイスペックなパーツが選ばれている印象を受けます。
ボトムアップからリリースされているタックルバッグです。
オカッパリには欠かせないアイテムで、かなり機能的に作り込まれていますよ。
サイズは、縦22.5×横28.5/マチ約11センチ。
自重は、680グラムで、容量は本体約7リットル、フロントに付いているポケットは約2.5リットルもありますから、じゅうぶんルアーや小物類を詰め込むことができますね。
クルマの運転席と助手席の間に橋渡しして使える、新しいロッドホルダーです。
運転席のヘッドレストを上へ引き抜くと、金属製の支柱が出てきますよね。
そこにこのロッドホルダーの一端をくぐらせて固定、もう一方は助手席のヘッドレストの支柱に取り付ければ、セットは完了です。
ロッドをリールが付いたままの状態で、上から置いてみてください。
螺旋か1本1本を独立して保持してくれるので、揺れで干渉することなく釣り場まで運ぶことができます。
応用の使い方として、アルミボートの端と端に橋渡ししておいても、ロッドをホールドすることができますよ。
ボトムアップ Beeble 3/8oz タンデムウィロー ホワイトチャート
ボトムアップから発売中のスピナーベイトです。
最大の特徴は、アッパーアームとロアアームを跨ぐ、スプリッターの存在。
金属製のブレードっぽいパーツが、進行方向からの水を受けるように配置されていますよね。
受けた水は左右に逃がさなければなりませんから、ボディ本体が横にブレるようなアクションを強く起こします。
これは他のスピナーベイトでは見たことのない要素で、川村光大郎さんらしさが際立っていますよね。
シリコンスカートの内側部分をカットしているのも、スピナーベイトを使い込んでいる証しでしょう。
流行りの細長いフォルムを採用したクランクベイトです。
固定重心でヘッド部分にも薄くウエイトを入れているの特徴で、ウォブリングやローリングに入ったときに外側へ飛び出してしまって、内側へ戻るのが遅れるような、戻ったとしてもバランスを崩した姿勢を引きずるような、何ともいえない崩れ感を表現できる仕組みになっています。
誘いの要素が強く、食わせに切り換えるときに、キルやロッドワークで対応しやすいのがいいですね。
あえてスクエアリップにしなかったのも、扱いやすさに拍車をかけています。
7グラムというウエイトと感じさせない安定した飛距離によって、広範囲からバスを引き出せるでしょう。
川村光大郎さんに関連するアイテムなどについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
今後もバス釣りの楽しさを、不特定多数の人々に広めてもらいたいですね。
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