プロガイド・山田祐五さんの釣りスタイルに学べ！ビッグベイトの使い方特集

琵琶湖の湖北エリアで、プロフェッショナルのバス釣りガイドをしている、山田祐五さん。

デプスのプロスタッフでもあり、DRT×スープレックス等さまざまなビッグベイトやルアー製作にも関わっています。

山田祐五さんの釣りスタイルから、ビッグベイトの使い方について深掘りしてみましょう。

ビッグベイトを操るのにマッチしているロッドについても特集します。

山田祐五さんとは、琵琶湖の湖北エリアを中心に、プロフェッショナルガイドを営んでいるバスアングラーです。

岐阜県の出身で、年間釣行日数は300日を超えるとのこと。

プロガイドを名乗る人は他にも大勢いますが、ビッグベイトでバスをどんどん釣り上げていくスタイルは、山田さんが突出して優れていると評価されています。

俳優の反町隆史さんもバス釣りを趣味にしていて、山田祐五さんと交流のあるシーンが放映されていました。

そんな彼の釣りスキルが、しっかりととらえられている動画を見つけました。

とてもシンプルなアプローチで、シャローエリアを横方向に探り、誘いを入れています。

ビックベイトをクランクベイトのように操り、食わせからフッキングに至るまでの動作にムダがありません。

取水塔などの人工カバーに対する距離の取り方も絶妙で、参考になることばかり。

ぜひじっくりと観て、自分の釣り方に活かしてみましょう。

山田祐五さんが駆使していたビッグベイトを、自分の釣りに組み込んでみましょう。

おすすめのサイズは、200mmを超えるもの。

あまりコンパクトなものを選んでしまうと、他のルアーとインパクトが変わらなくなりますし、ビッグベイトを使う効果も体感しづらくなります。

大きなルアーでバスを釣ったことのない人は、ビッグベイトのボリュームに抵抗を感じるかもしれませんが、実はこの大きさこそが必要なのです。

全長200mmを超えるということは、ウエイトも100g前後になります。

キャストすれば飛距離は自ずと伸びてくれますし、着水の際のアピールも強烈。

立ち上がる水柱でバスが逃げるのでは？と考える人もいますが、そうではありません。

水柱が収まった場所に、水押しの強い物体がゆらゆらと浮かんでいるのです。

そういう存在が発生したことに、バスは興味を持たざるを得ない状態になっていきます。

浮いているビッグベイトは、すぐにスイミングさせないほうがいいです。

そのままバスの目線を釘付けにして、焦らす感じで浮かせておきましょう。

その状態でいきなりバイトが発生することもありますが、風などでビッグベイトの頭の向きがズレたら、それを修正して元に戻すだけのアクションをラインで与えます。

じわりと上下運動しては、起こした波が消えるのを待ち、いよいよ横移動の開始です。

ビッグベイトの背中に注目しながら、全て水没したらリトリーブを止めます。

止めた反動で頭を左右のどちらか向け、その姿勢で水面に浮き上がるでしょう。

ここでまた、上下運動による波が立ちます。

この繰り返しを、取水塔などの沖合いカバーや、沈んでいる岩・木などの上で丁寧に続けていると、想定外のビッグバスが襲ってくるかもしれません。

バイトがあれば即フッキングはせずに、くわえたビッグベイトを持ち去ろうとするまで待ってください。

ラインスラックは、バスに取ってもらうぐらい待てればOKです。

ビッグベイトをキャストして操るのに適した、おすすめのロッドを取り上げてみましょう。

かなり硬めのブランクスにすれば、100gを超えるビッグベイトにも対応できます。

硬過ぎて弾いてしまうのでは？と考える人もいますが、静止状態でラインスラックが発生しているのですから、硬さのデメリットは出にくいでしょう。

比較的短めで、100gを超えるビッグベイトをキャスト可能なブランクスが与えられている、ダイワのバス釣り用ベイトロッドです。

安価な価格設定ですから、初めてビッグベイトの釣りに関わる人が購入しやすくなっています。

全長は2.11mでグリップジョイント方式を採用していますから、仕舞寸法は181cmと長めです。

自重は120gと軽いので、長い時間振り続けてもつかれにくいでしょう。

先径/元径は1.7/14.9mmと細め、適合するルアーウエイトは11gから113gです。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら最大30lbになります。

ブランクスのカーボン素材含有率は、90%です。

実売価格は1万円台と、かなり低価格に設定されています。

このロッドでビッグベイトの釣りに慣れてきたら、持ち重り感のあるロッドに切り換えましょう。

山田祐五さんの釣りスタイルやビッグベイトの使い方、おすすめのロッドについてご紹介しましたが、いかがでしたか？

まずはキャストしてみて、1匹釣ってみることが重要です。

ルアーとほぼ同じサイズのバスが引っ掛かってくることもあるので、ビッグベイトの惹き付けの強さを体感してみましょう。