ハゼの写真

ハゼ釣りのコツを大公開!ハゼの特徴やシーズンから使用タックル、美味しい食べ方レシピまでご紹介!

FISHING JAPAN 編集部

浅い湾の奥や河口など人が海と接しやすい場所に多く、エサを放り込むとすぐに飛びついてくる魚といえば、ハゼですね。

数が多くて釣りやすい魚なので釣り入門にもピッタリですし、手間をかけてきちんと料理してあげれば驚くほど美味しい一品になります。

江戸前では釣り上げたハゼを天ぷらにしていただける天ぷら船がありますが、関西にもハゼの釣り場が多いので、釣って食べてと欲張れる天ぷら船が欲しいですよね。

そんな無い物ねだりはさておき、これからシーズンを迎えるハゼ釣りのレポートと合わせてタックルや釣り方、美味しい食べ方、レシピを紹介します。

ハゼの特徴

ひと口にハゼといっても日本だけで200種あまり、世界には2000種近くのハゼの仲間が棲息しており、まだまだ新種が見つかっています。

ハゼは海だけでなく汽水域が広がる河口部から純淡水にまで広く分布しているために種類が多いです。

中でも一番親しまれているのがマハゼです。

マハゼは日本全国に広く分布していますが、なぜか干潟の多い九州の有明海には棲息しておらず、かわりにムツゴロウ(ハゼ科)や40cmを超える大きさになるハゼグチが棲息しています。

ハゼ釣りの時期(シーズン)

キスは八十八夜を過ぎてから、ハゼは秋の彼岸を過ぎてから、という釣りの例えがあります。

ただ、これは旧暦の時代に生まれた言葉なので新暦とは1ヶ月あまりのずれがあり、秋の彼岸を待たなくてもお盆を過ぎた頃からハゼ釣りが面白くなります。 

東京湾のマハゼ釣りは、秋の風物詩になるほど人気がありシーズンになると天ぷら船がずらりと並ぶほどです。

7月に入ると関東でデキハゼと呼んでいる新子が釣れ始めますが、この新子が成長して秋になり水温が下がり始めると次第に深場へと落ち始めます。

そのころにはオス、メスとも頭から口の周りが次第に黒みを帯びる婚姻色がでるので、これをお歯黒とかケタハゼ(落ちハゼ)と呼ぶようになります。

ハゼは大半のものが産卵を終えると死んでしまうのですが、まれに越年するものもおり、これはヒネハゼと呼ばれています。

30cm近くまで成長したものはたいていヒネハゼです。

ハゼは海底に直径3、4cm、1mを超える長さの出入口が2カ所あるU字型の巣を掘り、これの中央のややふくらんだ場所で産卵して、卵がフ化するまではオスが付きっきりで守るといわれています。

ハゼ釣りのエサやコツ

関東や名古屋周辺では船からのハゼ釣りが盛んですが、関西ではもっぱら河口の釣り場で陸っぱりが中心です。

昔からハゼは、子供か老人の釣り物といわれるぐらい釣りやすい魚だったので、釣り入門にもうってつけでした。

4.5mぐらいの軽い振り出し竿にゴカイのエサを刺してウキ釣りや脈釣りで狙うのですが、昔から好餌といわれたミズゴカイが手に入れば最高です。

ないときにはイシゴカイの餌で代用出来ます。

ハゼは上げ潮に乗って岸近くに寄ってくるので、出かける前に潮時を調べて上げ5分ぐらいから下げ3分ぐらいの潮時を釣るようにしましょう。

もし、潮が引いてハゼが沖へ出てしまったときは、短いワンハンドロッドで仕掛けを投げて探ってもいいですよ。

ハゼ釣行レポート 

ハゼは陸っぱりでも沢山釣れる魚ですが、ボートなどから沖の深みを狙うと良型が多いし数も釣れます。

そこで、友人にボートを出してもらって和歌山県の紀ノ川河口でハゼ釣りを堪能してきました。

そのときの模様をレポートしておきましょう。

紀ノ川は奈良県の吉野山地を源に持つ大河のひとつで、下流部は大阪府と和歌山県の府県境に沿って東西に流れる清流です。

汽水域が広がる河口にはハゼだけでなく、クロダイやキビレ、スズキやキス、マゴチなどいろんな魚が棲息している人気の釣り場です。

ハゼ釣行のポイントは潮とエサ

お盆が過ぎ涼しい秋風が吹き始めた9月初旬、釣り仲間を誘って紀ノ川河口へとやってきました。

ハゼが多いのは旧国道に架かる北島橋から上流、南海電鉄の鉄橋までの間です。

深いところでも水深は3、4mしかないので、キス用のスピニングタックルで少し投げて探ることにしました。

潮は上げ三分といったところです。

下げ潮になると川の流れが加わって潮がさらに速くなるので、上げ潮を釣る方が具合がいいのです。

上げ潮の時は下流へ向かう川の流れと上げてくる潮がせめぎ合う状態の潮になるので、比較的釣りやすいのです。

ハリ一杯にイシゴカイのエサを刺し、2cmほど垂らしてから切っておきます。

タラシが長いと投げるときに切れたり、ハゼがエサの端だけをくわえてなかなか食い込んでくれないことがあるからです。

上流へ向けて軽く投げ、オモリが底へ着いたらすぐに糸フケを取ってリールをゆっくり巻きながら誘います。

リールを2mも巻かない内にチョンとアタリがありました。いけないクセですが、つい反射的に合わせてしまいます。

こんなときは、一呼吸待ってから合わせる方がハリ掛かりがいいです。2本バリなので、まだエサが残っているだろうと読んでさらに引き釣りを続けました。

満潮の潮止まりまでが釣れ時です!

ブルンと今度は大きく竿先を揺するアタリが出ました。

そこでワンテンポ遅らせて竿を立てます。竿が柔らかく曲がり込んでブルブルと震えています。

ハゼにしてはよく引くなと思ったら、7、8cmの小チヌがしっかりエサをくわえて上がってきました。

こいつはもう一度海へとお帰り願って、本命のハゼを狙います。

それからはちょっと投げてゆっくり引き釣りをすると、ブルンと竿先を震わせてハゼが食ってきます。

さすがに陸っぱりより水深があるせいか10cm以下の新子はほとんど交じりません。

12、13cmがレギュラーサイズでときどき15cm近い良型が交じります。

ハリを外そうとハゼを握り、その顔を見ているとまるでエメラルドのような綺麗な緑の目をしていることに気付きました。

今まで真剣にハゼの顔など見たことがなかったので、新鮮な感動でした。

こうして満潮の潮止まりまで30匹近いハゼと遊びました。

ハゼだけでなくキスも釣れましたし、マゴチにハゼを盗られたこともありました。

秋が深まればさらに良型のハゼが期待できそうなので、再訪したい釣り場になりました。

釣り場までのアクセス

交通=南海本線和歌山市駅下車、河口まで徒歩で約15分。 

ハゼ釣りに使用したタックル

【ロッド】シマノ リアランサーX キスKAKE170
 
柔軟な穂先で食い込みを良くし、腰に張りを持たせて操作性も向上させています。

オモリ負荷は10号から対応できるので、軽く投げて探る釣りにも向いていますよ。

シマノ リアランサーX キスKAKE170

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【リール】シマノ アルテグラ1000

竿とのバランスを考えると、出来るだけ軽いリールが向いていると思います。

アルテグラの1000番クラスだと重さは200gしかないので一日竿を振っても疲れないですし、操作しやすいのがメリットです。

シマノ(SHIMANO) アジング リール 17 アルテグラ 1000

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【ライン】シマノ タナトル8

しなやかな8本よりのPEライン。

太さは0.8号で十分。リールに100mも巻いておけば長く使えます。

シマノ(SHIMANO) PEライン タナトル8 200m 1.0号 22.4lb PL-F68R 釣り糸 ライン 1号

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ハゼの美味しい食べ方とレシピ

ハゼの刺身

ウロコを取り頭を落として三枚に下ろします。

身が小さいので小出刃があるとやりやすいですね。

おろしおわったら適当な大きさに切って皿に盛りつけたら出来上がりです。スダチをしぼってわさび醤油で頂いてください。

ハゼの骨せんべい

お造りを作ったあとに出来る中骨は、骨せんべいにして美味しくいただきましょう。

ビールのあてにも最高ですよ。

中骨に軽く片栗粉をまぶし、170~180度の油で揚げます。

ハゼの中骨は軟らかいので二度揚げしなくても美味しくいただけますよ。

ハゼの天ぷら

ウロコを取り頭を落としたハゼは、背開きにします。

背開きにしたハゼの両面に小麦粉をまぶし、天ぷら粉を付けてから170~180度の油で揚げます。

身が丸まらないように注意し、泡が余りでなくなってきたら油から引き上げます。

今回はゴーヤもいっしょに揚げてみました。

ハゼの美味しい食べ方やレシピについても紹介させていただきました。

ハゼは釣り初心者でも比較的釣れやすく、挑戦しやすい釣り物です。

釣り人の皆さんも、ぜひ機会があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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