ヒイラギって魚知ってる?釣り方からさばき方、おすすめの料理法まで一挙ご紹介!
みなさんは“ヒイラギ”をご存知ですか? 恐らく最も馴染み深いのはクリスマスに飾る植物だと思いますが、実は魚の中にもその名を持つものがいます。 防波堤釣りなどで群れになって泳ぐ…
FISHING JAPAN 編集部ニシンといえば北海道、産卵期に大量に接岸するシーンは圧巻ですよね。
ショアラインが真っ白になるのは、ニシンの群れが産卵をおこなっているため。
本州エリアでも釣ってみたいのですが、そういうシチュエーションには遭遇したことがありません。
ここでは、ニシンの特徴や生態・釣り方や、おすすめの釣りタックルをご紹介します。
レシピ動画もピックアップしましたので、チェックしてみてくださいね。
ニシンとは、ニシン目ニシン科に属する細長い海水魚のことです。
別の呼び方で春告魚とも言われていまして、アメリカ人にこの魚のことを聞いてみると、
「ヘリング=Herring!」
と応えてくれます。
ニシン漁は各国で盛んにおこなわれていて、貴重なタンパク質を摂取できる食べ物としての認識が高いですね。
群れで行動し、産卵期はエリアによってまちまち。
日本では北海道沿岸への接岸行動が知られていて、冬の終わりから6月くらいにかけて、防波堤からでもカンタンに釣れるところに泳いできてくれますよ。
ニシンの産卵期は、まさに春。
早い年では3月ごろの接岸も聞きますが、北海道ま沿岸部がニシンの精子で真っ白になるのは、4月辺りからでしょうか。
かなりの数のニシンが入ってくるので、釣り竿を差せば入れ掛かりになることも。
体長は30センチ前後にまで成長するので、掛かったら結構引きますよ。
食べる身の部分も多めで、クーラーボックスいっぱいに釣ってしまうと、ちょっと食べ切れないかもしれません。
ほどほどに釣って、あとは逃がしてあげるのがよさそうです。
自然の営みは、人間界の騒々しさとは無関係に動いていることが、よく伝わってくる動画です。
画像も美しくて、北海道の雄大さが満ち溢れていますよね。
ニシンの群れに合わせて、鳥も近寄ってきますしフィッシュイーターの姿も見ることになるでしょう。
もしかすると、未体験の新しい対象魚に出会えるかもしれませんね。
ニシンの釣り方は、至ってシンプルです。
春の接岸情報に合わせて、北海道の沿岸部へ出向きましょう。
持参するのは、延べ竿か振出式のリール付きロッド。
磯竿や長めのルアーロッドでもかまいませんよ。
遠投を伴なう釣り方ではないので、バーチカルに仕掛けをぶら下げられるタックルであればOKです。
ニシンは日頃オキアミを主食にして回遊していますから、釣る際の餌もオキアミに似たものがベースとなります。
オキアミに似たものといえば、ズバリ!サビキ釣り仕掛けがベストマッチでしょう。
ルアーロッドやショアジギング用のロッドでも、カゴと撒き餌とサビキ仕掛けさえあれば、ニシンを釣ることができます。
北海道に住みたい!と思ってしまう理由になる動画ですよね。
こんなにイージーに、しかも楽しそうにニシンが釣れる環境は、アングラーにとって極めて貴重なものに映ります。
産卵前なら、お腹の中に数の子もいっぱい詰まっているでしょう。
ああ、早く食べたくなってしまいました・・。
釣ったニシンの食べ方をご紹介しましょう。
まずは、きっちりさばいてあげなければなりません。
包丁は入れやすく、骨の抵抗もさほどではありません。
頭を落としての大名おろしが、最もカンタンにさばく方法ではないでしょうか。
数の子は潰さないように、しっかりキープしたいですね。
格子状に骨切りをしておくことで、食べやすくなります。
ニシンは、焼いても煮つけにしても美味しく食べられます。
新鮮なものなら、刺身にして食べるのもいいかもしれませんね。
前述の動画のように、骨切り処理は必須となりますから、自分でチャレンジしてみてください。
干物に加工してあるものをゲットできたら、そのまますぐに焼いて食べることができます。
マリネや甘露煮にするケースもあるので、いろいろと自分でレシピを探ってみるのも楽しいでしょう。
それでは、ニシンを釣るのにおすすめのタックルをご紹介します。
サビキ釣りがメインになりますが、実はアジングタックルでジグ単アプローチしても、しっかりとバイトを取れますよ。
小型スプーンルアーでニシンを掛けているアングラーもいますので、ぜひいろいろと試してみてください。
シマノ(SHIMANO) 磯竿 17 ホリデー磯 3号 400 サビキ釣り
シマノからリリースされている振出式のロッドです。
スピニングリールを装着して、4.04メートルまで伸びるようになっていますよ。
これだけ長さがあれば、防波堤や護岸からサビキ仕掛けを突き出すのに適しているのでしょう。
仕舞寸法は、91.0センチと短めなので、持ち運びや保管にとても便利です。
自重は170グラムと軽いですから、女性や子供にもおすすめのタックルですね。
シマノ(SHIMANO) スピニングロッド ルアーマチック 2本継ぎ S90ML オールラウンダー シーバス/エギング/タチウオ/トラウト
長さ9フィートを超えるルアーロッドで、とても軽量に作られています。
自重155グラムですから、疲れ知らずで長時間ニシン釣りを楽しめそうですね。
シーバスゲームやエギングなどに活用する目的でプロデュースされていますが、この取り回しの良さならサビキ仕掛けをぶら下げて操るのも容易でしょう。
常にクルマにサビキ仕掛けを積んでおくことで、メインのルアー対象魚が釣れなかったケースでも、ニシン釣りに切り換えることができます。
あまりに短いロッドだと、防波堤や護岸から仕掛けを突き出すことができませんから注意してください。
上げ下げのストロークにも関わる話なので、長めのロッドがキモになります。
シマノ(SHIMANO) 19 ボーダレス BB GL Vモデル V450-T ガイドレス仕様
シマノのボーダレスシリーズ・延べ竿仕様です。
仕舞寸法が128センチとコンパクトで、全長4.50メートルまで伸びるタイプですね。
これだけ長さがあれば、サビキ仕掛けを上下させるのにも適しています。
自重は128グラムしかないですし、しかもリール要らずですから、手首やヒジの疲れをあまり感じることなく、ニシン釣りを楽しめるでしょう。
ダイワ(DAIWA) 磯・波止釣りロッド リバティクラブ磯風・K 3-45・K 釣り竿
ダイワから発売中の防波堤釣り専用ロッドです。
振出式になっていて、全長は4.46メートルもありますから、しっかりとサビキ仕掛けを動かすことができますよ。
仕舞寸法は101センチとコンパクト、自重は195グラムと軽めの設定です。
オモリ負荷が10号までの設定になっていますから、サビキカゴも重めで容量の大きなタイプも使えるでしょう。
3号前後の振出式ロッドを1本携帯しておくと、さまざまな釣りに対応できるので便利ですよ。
ダイワ(DAIWA) 万能振出ロッド ライトゲーム XT M-360・R 釣り竿
こちらもダイワの振出式ロッドで、船釣りから防波堤釣り・ルアーゲームまで幅広く扱える仕様になっています。
全長が3.6メートルで自重は186グラムと軽量。
40号までの錘負荷設定ですから、頑丈そのものです。
大胆に操りながら、ニシンの数釣りにチャレンジしてみてください。
仕舞寸法は、103センチしかありませんから、クルマに積んで置いても邪魔になりませんね。
全長4.95メートルもの長さのあるダイワの延べ竿です。
超硬仕様なので、サビキカゴをぶら下げたアプローチにも、難なく対応することができますよ。
自重160グラムと軽量ですから、腕の力の弱い女性や子供でも扱いやすいでしょう。
極太のチューブラー穂先が搭載されているので、安心してニシンとのやり取りを楽しむことができます。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 18 レガリス LT3000D-C(2018モデル)
ダイワの汎用型スピニングリールです。
3000番サイズで、12ポンド200メートルのラインキャパがありますから、さまざまな釣りに適用することができますよ。
自重も220グラムに抑えられているので、ロッドに装着してもトータルウエイトを軽めにできるのがメリットです。
常温で保存可能な携帯型サビキ釣り用の撒き餌です。
小さな出口からサビキカゴへ、必要なぶんの撒き餌を絞り出すだけで、ニシン釣りを始めることができますよ。
ニオイもフルーティーですから、餌の臭みが苦手な人でも気軽に使えるのがいいですね。
サビキ釣りを、より身近なものにしてくれる大ヒット製品です。
ニシンの特徴や産卵時期・釣り方・食べ方などをご紹介しましたが、いかがでしたか?
春の北海道まで出向けば、ニシン釣りを気軽に楽しめそうです。
県をまたいだ釣行は、まだ慎重にならざるを得ませんが、状況が変わったらぜひチャレンジしてみたいですよね。
ヒイラギって魚知ってる?釣り方からさばき方、おすすめの料理法まで一挙ご紹介!
みなさんは“ヒイラギ”をご存知ですか? 恐らく最も馴染み深いのはクリスマスに飾る植物だと思いますが、実は魚の中にもその名を持つものがいます。 防波堤釣りなどで群れになって泳ぐ…
FISHING JAPAN 編集部オジサンってどんな魚!?ババアって名前の魚もいるの!?変な名前の魚の由来や捌き方をご紹介します!
釣り人の皆さん、オジサンという魚を釣ったことはありますか? オジサンなんて面白い名前がついている魚って、珍しいですよね! 名前のイメージからは裏腹に、見た目は赤い色をしていて…
FISHING JAPAN 編集部エソってどんな魚?実は高級食品の原材料!?エソの食べ方をご紹介!
上の写真に映っている魚の名前をご存知ですか。 この魚の名前はエソです。 エソはタチウオやアジ等を狙っている時に外道として釣れるので、実際に見たことがある方もいるかもしれません…
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング