ショアジギング用リーダーの選び方特集!人気ラインメーカーのおすすめアイテム10選
ショアジギングに適しているのはPEラインですが、細くて伸びがないので、岩などに擦れると破断しやすいデメリットを持っています。
それをカバーするのが、ショックリーダーラインです。
リーダーがあれば、岩に擦れてすぐにラインが切れてしまうことを防げますし、対象魚に合わせて太くすることで、その強度を上げることも可能です。
「えーと、どの魚にはどんな太さのリーダーが適しているの?」
対象魚にリーダーの太さを適合するための知識が、必ず求められますよね。
そこでここでは、ショアジギングに必要なリーダーの知識や、おすすめアイテムをご紹介しましょう。
目次
ショアジギングのリーダーとは
ショアジギングにおけるショックリーダーの役割とは、根ズレによる破断を防ぐことです。
飛距離を伸ばすことを最優先に組まれるショアジギングのラインシステム。
その中心にいるのは、撚り糸であるPEラインです。
PEラインはその特性上、伸びがほとんどなく強度が高い。
ということは、より細い状態で高い強度・感度を保てることになります。
それがもたらす効能は大きく、遠く離れたとろでの魚のバイトを、アングラーの手元へ明確に伝えることができますよ。
その反面、横っ腹を直接叩かれることにはとても無防備で、いくらPEラインに滑らかなコーティングを施しても、岩の上をスルリと滑るわけにはいかないのです。
撚り糸の構造上、細かな段差が表面に発生していますから、それぞれが岩の凹凸と接触を繰り返すことに。
ついには破断してしまうことにつながるわけですが、PEラインの先端部分に別のラインを結べば、状況は全く違うものに変わりますよ。
リーダーの役割
根ズレに弱いPEラインを、その先端部分に違うラインを結ぶことで、デメリットをしっかりと抑え込むことができます。
その役割を果たすのが、ショックリーダーラインです。
根ズレにめっぽう強いラインといえばナイロンラインが思い浮かびますが、ナイロンはとてもよく伸びますし、水に浮こうとする特性があります。
ショアジギングではシンキングタイプのメタルジグを使うのですから、リーダーに浮こうとする素材のものを使うのは、フィットしているとは言い難いですよね。
しかもナイロンは伸びますから、せっかく魚から獲得した情報を、伸びでスポイルしてしまうかもしれません。
フロロカーボンラインをショアジギングのリーダーに使う理由
そこで白羽の矢が立ったのが、フロロカーボンラインです。
フロロカーボンラインなら、伸びは少なめで水に沈もうとする特性を持っていますよ。
これなら魚から得た情報をしっかりと伝え、なおかつPEラインを根ズレから守ってくれるでしょう。
リーダーに使う太さの目安は、サバやサゴシ程度の小型サイズなら、30ポンド程度=5号~8号程度もあればじゅうぶんでしょう。
それがブリやヒラマサクラスの大型になってくると、40ポンド=8~12号を超える太さのラインを用意する必要が出てきます。
リーダーの長さは、使うロッドの長さの3分の1から3分の2程度でかまわないのではないでしょうか。
PEラインとリーダーとの結び目=ノット部分が、ひんぱんにロッドガイドと擦らないようにすることが肝要です。
結び方は、FGノットを習得すればOKですよ。
おすすめのショアジギング用リーダーはこちら!
それでは、ショアジギングにおすすめのリーダーを取り上げてみましょう。
フロロカーボンラインがメインとなりますが、ナイロンラインもラインナップされていますよ。
釣り場のシチュエーションや対象魚に合わせて、豊富な種類から選択できるようになれば、あなたのショアジギングスキルは、かなりハイレベルになったといえるかもしれません。
シマノ(SHIMANO) ショックリーダー オシア EX フロロカーボン 50m 8号 30lb クリア CL-O36L 釣り糸
- 最安値価格
- ¥1,477(amazon)
シマノからリリースされている、フロロカーボン素材のリーダーラインです。
中心部が硬く、外側が柔らかい2層構造になっていますよ。
ですからPEラインでリーダーを縛り上げていくイメージで結束すると、PEラインが食い込んで安定します。
これで滑ってほどけてしまうトラブルが防げるというわけです。
ノットの強度をシンブルに上げることのできる、優れたリーダーといえるでしょう。
モーリス(MORRIS) ショックリーダー バリバス フロロカーボン 30m 8号 30lb ナチュラル
- 最安値価格
- ¥1,540(楽天市場)
バリバスの馴染み深いパッケージで知られている、フロロカーボン素材のリーダーです。
高感度・低伸度というフロロカーボンの特性によって、メタルジグの操作性が向上しますよ。
ノンストレスコーティングが表面に施されているので、魚の歯や岩などのカバーと接触しても傷つきにくく仕上がっています。
耐摩耗性能を重視するなら、このリーダーで決まりでしょう。
モーリス(MORRIS) ショックリーダー バリバス ナイロン 50m 22号 80lb ミストグレー
- 最安値価格
- ¥1,384(楽天市場)
フロロカーボンが適しているといいながら、しっかりとナイロン素材のリーダーラインも存在しています。
どちらもバリバスが手がけているところに、ラインメーカーとしての本気度が伺えますよね。
ナイロンリーダーのメリットは、ズバリ!しなやかさです。
フロロカーボンラインは、どうしてもゴワゴワした使用感になってしまいがちですから、それを嫌うアングラーはこちらを選択するでしょう。
しかしながら、ペンシルやポッパーなどの水面で使うルアープラグの場合が多いようで、メタルジグを結んで使っているケースは、あまり聞くことができませんでした。
シーガー(Seaguar) リーダー シーガー フロロショックリーダー 20m 16lb クリア
- 最安値価格
- ¥340(楽天市場)
クレハから出ている、フロロカーボン系リーダーラインです。
意外としなやかなので、PEラインと結ぶ際もスムーズに仕上げることができますよ。
とてもシンプルで、あまりクセのない扱いやすいリーダーといえるでしょう。
ショアジギング以外にも、シーバスゲームやエギングなどに使っているアングラーが多いのではないでしょうか。
スプールがコンパクトなので、携行性が高いのもメリットですね。
サンライン(SUNLINE) ハリス ソルティメイト システムショックリーダーFC 50m 14号 50LB
- 最安値価格
- ¥2,421(Yahoo!)
サンラインから発売中の、リーダーラインです。
フロロカーボン素材で耐摩耗性に優れていますよ。
岩やコンクリートブロックで擦っても、カンタンには破断しないのには驚かされます。
これなら魚のヒレや鋭い歯に当たったとしても、慌ててランディングに入る必要はなさそうです。
サンライン(SUNLINE) ハリス ソルティメイト システムショックリーダーNY 50lb12号
- 最安値価格
- ¥997(Yahoo!)
こちらもサンライン製のリーダーですが、素材にはナイロンを選択しています。
異種特殊コポリマーナイロンをブレンドして作られていて、低い吸水率を実現しています。
高強力で高耐磨耗特性を保持、いわゆるナイロンの弱点を克服しているラインといえるでしょう。
吸水によるダメージを抑えて、ノットの強度も上がっていますよ。
メタルジグのアクションを損なわずに、フッキング後のファーストランによる強烈なショックに耐えることができます。
ナイロンリーダーの可能性を体感したい人におすすめですね。
DUEL(デュエル) HARDCORE(ハードコア) フロロライン 40Lbs. HARDCORE POWERLEADER FC 50m 40LbS. ナチュラルクリアー H3343
- 最安値価格
- ¥1,173(amazon)
デュエルから発売中のリーダーラインで、フロロカーボンが採用されています。
太い号数になるとも柔らかめの質感に変えられていて、ゴワゴワした扱いにくさが解消されているのが特徴です。
PEラインとの結束もやりやすく、ノットの強度も上がっていると実感できますよ。
ジャストストッパー付きのスプールですから、使うぶんだけ引き出せるのが嬉しいですね。
Rapala(ラパラ) リーダー ラピノヴァ ショックリーダー フロロカーボン 20m 8.0号 30lb クリア RFL20M30
- 最安値価格
- ¥689(Yahoo!)
ラパラのブランドから発売されている、リーダーラインです。
ショアジギングはもちろん、さまざまな釣りに使える汎用性の高いアイテムですね。
コンバクトなスプールに収められているので、ゲームベストのポケットなどにも入れておくことができますよ。
やや張りが強めなのが特徴で、しっかりとノットを作り上げるようにしましょう。
ヤマトヨテグス(YAMATOYO) リーダー フロロショックリーダー フロロカーボン 20m 4号 16lb クリア
- 最安値価格
- ¥337(楽天市場)
ヤマトヨテグスが製作している、フロロカーボン製のリーダーラインです。
クリアカラーでノットも結びやすい印象ですね。
コンパクトスプールなのは、他メーカーのリーダーと同じ。
カバーに擦ってみた感触は、すごく敏感に変化を伝えてくれるという感じでしょうか。
破断してしまうようなトラブルはありませんが、ややコシがあるのでそれを念頭において操るようにしたいですね。
ダイワ(DAIWA) フロロライン ソルティガリーダー タイプF 30lb. 50m ナチュラル
- 最安値価格
- ¥1,550(Yahoo!)
ダイワから発売されているリーダーラインです。
ナイロンとフロロカーボンがありますが、こちらはフロロのほうですね。
どこでもストッパーが装備されているので、ラインが膨らんでバラケてしまうの防いでくれますよ。
リーダーを駆使してショアジギングをマスターしよう!
ショアジギングのリーダーの特徴や、おすすめアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
フロロカーボン素材やナイロン素材の特性を理解できれば、釣り場や対象魚によって柔軟に使い分けることが可能です。
それもショアジギングをマスターするために必要なスキルと心得て、日々習熟に努めるようにしたいですね。
大きな魚をバラした瞬間に、アングラーはどうにかしなければ!という意識が芽生えて成長します。
リーダーラインとは、そういう成長過程で生まれた釣り道具といえそうですね。
ショアジギングの関連記事はこちら
ショアジギングリールの選び方とおすすめ10選!人気のダイワやシマノからご紹介
ショアから沖に向かってメタルジグをキャストし、マダイや青物などの強い引きを楽しめるショアジギング。 岸から狙う釣りの中でも特に大型の魚種をターゲットにするため、使用するタックル…
FISHING JAPAN 編集部
「ショアジギング」カテゴリの人気記事
WEEKLYランキング