ベイトリール最強まとめ!投げ方や使い方、選び方までこのページで全てわかる!
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FISHING JAPAN 編集部メジナやクロダイ釣りのように細いハリスで大きな魚を狙う場合、強引に道糸を巻いて魚を取り込もうとすると、ハリスが切れてばらすことが多いですよね。
このようなアクシデントを防ぐために、スピニングリールにはドラグかレバーブレーキのどちらかが必ずついています。
どちらも魚の強い引きをかわすための装置です。
ではまずドラグシステムから紹介していきましょう!
ドラグ(drag)とは引きずるとか引きずっていくという意味です。
スピニングリールの場合、道糸を引き出していく装置と理解しておけばいいでしょう。
このドラグをあらかじめセットしておくと、魚とのやり取りの最中に走られたとき、ハリスが切れる前にスプールが逆転し、ジリジリと道糸が出ていくようになっています。
このドラグシステムにも2種あります。
ひとつは、フロントドラグです。
ドラグシステムがリールの前部、つまりスプールに内蔵されていて、調節つまみがスプールの前についたものとなります。
もうひとつは、リアドラグです。
ドラグシステムがリールの後部にあるタイプとなります。
スプールは、スプール軸によって固定されていますが、この固定する力を調節するのがドラグでなのです。
基本的には、AとBの2種のワッシャーを組み合わせ、ワッシャー同士の摩擦を利用して滑りを調節します。
ドラグつまみを強く締め付けるほど、AとBのワッシャーの密着度が高まり、摩擦係数が大きくなって、スプールが滑りにくくなります。
つまり道糸が出にくくなり、反対に緩めれば緩めるほど少しの抵抗で道糸が出ていくようになります。
この原理はリアドラグもまったく同じなのです。
しかし、こちらはドラグがリールの後部にあるため、フロントドラグとは少し構造が変わります。
リアドラグがフロントドラグと違う点は、一方のワッシャーがリール本体に固定されていてスプールが回転すると、同じようにスプール軸も回転しながらドラグユニットの中で前後運動を繰り返すのです。
このようにリアドラグは少し構造が複雑になるのですが、ドラグの調節つまみがリールの後部にあるため、魚とファイト中でもドラグ操作が簡単にできるのがメリットですね。
フロントドラグは、構造が簡単でリールの小型化がしやすいですが、そのかわり調節つまみが前にあるため、ファイト中の操作が非常にやりにくいというデメリットがあります。
では、レバーブレーキとはどういうシステムなのでしょうか?
道糸を出すときは、ドラグに頼るほかに、ハンドルを逆転させて下から手のひらを当てて回転を止める方法があります。
これをハンドル操作によってできるのが、レバーブレーキつきのリールなのです。
構造的には、レバーを引くとローターの内側をブレーキバッドで押さえ、回転を止めことができるのです。
そのためドラグのようにジリジリと道糸を出して魚の引きをかわすのではなく、魚に締め込まれて竿が伸されそうになったとき、竿の角度を戻すために、その分だけ道糸を出してやるためのものなのです。
今回はスピニングリールのドラグシステムを中心に解説してきました。
ぜひみなさんも参考にしてみてくださいね!
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