バス ルアー 写真

真っ黒なルアーってどんな効果があるの?リアルじゃないのに黒いカラーが釣れる理由とは?

FISHING JAPAN 編集部

皆さんの頭の中の、真っ黒なルアーに対するイメージってどんなふうになっていますか?

本物の生き物は、たくさんの色を纏(まと)っていて、キラキラと輝いていたりしますから、黒いカラーとは無縁に感じるかもしれませんね。

真っ黒な生き物が少ないのに、ルアーには昔から黒いカラーが使われています。

これはいったいどういう理由からなのでしょう?

本物そっくりルアー全盛の時代

最近の国産ルアーには、本物そっくりのルアーがたくさん存在しています。

まるで生きているかのようなリアルな仕上がりに、自分の目を疑ってしまうことがありますよね。

本物に似せて誘うのがルアーなら、それもひとつの方法でしょう。

でも本物そっくりでいいのなら、生エサに任せたほうが効率は良さそうです。

生エサなら色や形・ニオイまでも、似せる必要なく最初からそっくりなのですから。

ワーム 写真

真っ黒なワーム

出典:ジャッカル

エサとは違う土俵で勝負してみたい!

そこでルアーの製作者や釣り人は考えたはずです。

生エサではなくルアーを使って釣りをするのだから、ルアーにしかできないことをやってやろう!と。

その答えのひとつが、黒いカラーに秘められていると思うんですよ。

ルアー 写真

手描き模様入りの真っ黒なトップウォータープラグ

出典:スミス

水面を見上げている魚がとらえようとする情報とは?

ルアーを黒いカラーにすれば、どんな効果が得られるのでしょう?

魚は常に水中から水面を見上げています。

その水面にポトリと落ちてきたものを、見逃すケースと見逃さないケースがあるはず。

見逃してしまうのは、やはり存在が希薄で伝える情報がぼやけているからに違いありません。

逆に見逃さないのは、魚にハッキリと存在が伝わる要素を持っているからでしょう。

それがどんなものかは、水面に落ちた対象物の輪郭によって魚に確実に伝わります。

足が生えていたり羽根・触角が伸びていたり、大きかったり小さかったり。

輪郭を形成している情報を的確に魚に伝えるのが、背後の太陽光の中で際立って映る、黒いカラーだといえるのではないでしょうか。

その黒を纏ったルアーなら、着水音の静かさも味方につけて、効率よく魚を引き寄せることができるはず。

ぜひ今シーズンは、真っ黒なルアーをタックルボックスに入れて、釣り場へ通ってみてください。

画像で使われているトップウォータープラグはこちら

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