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春エギング“梅雨時期”攻略法を、エギング大好きヤマシタスタッフが徹底解説!!
エギングが大好きな、ヤマシタスタッフの木原です。
今回は、春エギング終盤となる6月、「梅雨時期攻略」について解説していきます。
梅雨といえば長雨が続き、海が濁りやすくなるため、「アオリイカは釣れないのでは?」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし実は、タイミングとポイントさえ見極めれば、大型のアオリイカを比較的簡単に狙えるのがこの時期なのです。
そこで今回は、梅雨時期における釣り場の選び方や狙うべきタイミング、そしておすすめのエギについて、詳しくご紹介していきます。
梅雨時期のエギングについて
梅雨時期は地域によって多少の差がありますが、私の住む九州では春エギングシーズンの終盤にあたるタイミングです。
この時期も、メインターゲットは「イカの王様」と呼ばれるアオリイカ。
4・5月に比べるとアベレージサイズはやや小さくなりますが、それでも2キロオーバーを狙うことができ、むしろ春本番よりも比較的簡単に釣れ、数も出やすいシーズンです。
とはいえ、梅雨といえば「雨」。
長雨が続くと河川が増水し、茶色く濁った水が海へと流れ込むことで、エギングが成立しにくくなる釣り場も増えてきます。
また、海では水温が上がるタイミングでプランクトンが増え、緑っぽく濁った潮になることもあります。
このような濁りにどう対応するかが、釣果を伸ばすための重要なポイントとなります。
雨天時のエギング
梅雨時期に狙う場所・タイミングついて
私が梅雨時期に狙う釣り場についてお話しします。
連日の雨で河川が増水しているような状況では、河川の近くを避け、茶色い濁りが入っていない場所を選びます。特に、沖からの潮が入りやすい釣り場が狙い目です。茶色く濁った水の中では、アオリイカにエギの存在をアピールするのが難しく、釣果につながりにくいためです。
具体的には、外洋に面した場所や、半島の先端・岬などの潮通しが良い釣り場がおすすめです。また、時期的にアオリイカの産卵シーズンでもあるため、ホンダワラやアマモなどの海藻が生えている磯場や防波堤も好ポイントになります。
このような藻場の攻略については、前回の投稿でも詳しく解説していますので、ぜひ下記URLからご覧ください。
狙うタイミングについてですが、もちろんナイトゲームでも釣れます。ただ、日中の方が潮が大きく動く時期なので、私はマヅメから日中にかけてエギングをすることが多いです。
天候については、晴天でも釣れますが、特におすすめなのは、雨が降る前や雨が止んだ直後など、曇りがちなタイミングです。このような状況では、アオリイカの活性が高くなりやすい傾向があります。
雨天時でも釣れますが、雨に濡れたくない方は、雨が止んでいるタイミングを狙うと良いです。
※雷が近づいている場合は、落雷の危険があるため、釣行は控えてください。
潮の動きも非常に重要です。満潮や干潮の前後など、潮が変化するタイミングはイカの活性が上がりやすく、また海面に潮目ができている時は、沖からイカが接岸しやすいチャンスタイムとなります。
私はランガンスタイルで釣ることが多く、潮目が出ている釣り場にエントリーして、潮目周辺を攻めたあと、次の釣り場へと移動するスタイルでエギングしています。
梅雨時期特有の緑っぽい潮色
梅雨時期におすすめのエギについて
が梅雨時期に使用するエギのカラーは、緑っぽい濁り潮の中で目立つカラーと馴染むカラーを、アオリイカの反応に応じてローテーションしています。
梅雨時期はプランクトンの増加により潮色が緑がかるため、その中でもしっかり目立つ「背中がオレンジ系のエギ」や、自然に馴染む「グリーン系・オリーブ系のエギ」をメインに使用しています。
オレンジ系は、アングラーからの視認性も良くイカの追尾も確認しやすい。一方、グリーン系やオリーブ系は、イカに違和感を与えにくく、低活性時にも効果的です。
ボディカラーとしては、以下のようなものを使い分けています:
濁りの中でもしっかり反射し、遠くのイカにも存在をアピールするゴールドボディ
紫外線発光し、濁り潮に馴染むケイムラボディ
ボディの発光で濁りの中で目立ちやすいグローボディ
背中がオレンジ・グリーン系で、ボディがゴールド・グリーン・ケイムラ・グローで組み合わせながら濁り潮を攻略しています。
ここで、私が梅雨時期に特に信頼しているエギを3つご紹介します。
・エギ王 SEARCH オリーブアッシュ
背中は潮色馴染むオリーブ系カラーで、プレッシャーの高い状況でも違和感を与えにくい一方、ラトル音とフラットサイドのゴールドボディが濁りの中でもしっかりアピール。梅雨時期におすすめのエギです。
・エギ王 LIVE オレンジソルベ
目立つオレンジの背中と紫外線発光ボディで、視認性とアピール力が抜群。イカの追尾も確認しやすく、私の中ではイカからの反応を確認したい時に使用するイチオシアイテムです。
・エギ王 K ネオブラ マッディキング
背中のグリーンに加え、ネオブラグリーンのボディで、濁った潮に自然に馴染みます。特に、低活性時のイカを攻略しやすいアイテムです。
どれも私の中で信頼度が高く、釣果実績も十分なアイテムです。
ぜひ、皆様の梅雨エギングにも取り入れてみてください!
エギ王Kマッディキングでの釣果
まとめ
今回は、春エギング終盤戦となる梅雨時期の攻略法について解説させていただきました。
雨後の釣り場選びや、狙いやすいタイミング、そして濁り潮に強いエギの選定などを意識すれば、梅雨時期でもアオリイカをしっかり狙っていくことができます。
まだまだ大型のアオリイカも釣れるシーズンです。ぜひ皆さんも梅雨エギングにチャレンジしてみてください!
ライター紹介
ヤマシタ
YAMASHITAスタッフがお役立ち情報をお届けします。
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