イノシシのアップ写真

池や渓流でイノシシに遭遇してしまった!どう対処すればいいの?

FISHING JAPAN 編集部

バス釣りや渓流トラウトゲームを楽しむためには、山間部へ足を踏み入れることに。

何事もなければいいのですが、草むらでガサゴソと物音が・・。

その正体は、イノシシ。

しかも結構大きくて、鼻息が荒いのが伝わってきます。

こんなとき釣り人は、どんなふうに対処すればいいのでしょうか?

イノシシに釣り場で遭遇してしまった!

イノシシは、基本的には山に棲んでいて、木の実や草の根・芋などを掘り起こし食べています。

昨今の気候変動の影響からか、そういった食べ物が減りがち。

お腹を空かせたイノシシは、なんと畑に入り込んで、農家さんが作り上げた農作物を食べ荒らすケースが発生するようになっています。

本来は人を恐れる生き物なのに、堂々と畑の中を歩き回っている姿を見かけることが。

人の姿を見ても逃げなくなった原因は、やはり人からエサをもらった経験があるからかもしれません。

また、食べ残しを釣り場に捨てていく人があり、それを拾い食いしているイノシシがいるからかも。

釣り場でのゴミ拾いをしていると、近くにイノシシが現れて、全く離れようとしないことがあります。

コンビニおにぎりや、ソースのべったり付着したハンバーガーのパッケージなど、イノシシが齧った跡のあるものが散乱していたので、味を覚えてしまったのでしょう。

山奥に戻っても食べ物がほとんど無いのなら、釣り場近くに生息域を変えて、人が来るのを待ったほうがエサにありつけると考えている可能性があります。

クルマを停めてボートを降ろしているそばに、一気に間を詰めてくるイノシシ。

これはかなり危険な状態だと、認識しなければなりません。

カメラを向けても逃げようしないことが多く、人に慣れているのかと思ったら、次の瞬間服を噛まれたりします。

野生の生き物なので、表情が温和に見えても、油断してはいけないのです。

イノシシの歯は鋭く、噛むチカラはかなり強いです。

深く噛まれるとケガを負いますし、口から飛び出ているキバは、刃物のような切れ味です。

服や皮膚など、カンタンに切られてしまうので、絶対にイノシシから一定の距離を置くようにしましょう。

自ら近づいていく行為は、厳に慎まなければなりません。

イノシシの対処法を知っておこう!

さまざまな釣り場で、イノシシに遭遇してしまうことは、これから起こり得ます。

そんなとき、どんなふうに対処すればいいのか、具体的にご紹介しましょう。

まず、イノシシがいきなり現れたら、走って逃げようとせずに、そのまま後ずさりしてください。

向かう先は、乗ってきたクルマの中がベストです。

上手くクルマに乗り込めたら、エンジンをかけてクラクションを鳴らしてください。

しばらくクルマの中にいれば、イノシシのほうから遠ざかってくれるでしょう。

もし、クルマが遠い場所にあるなら、高い場所に登ってイノシシがどこかへ行くのを待ちましょう。

おすすめの高い場所は、木の上です。

ただし、あまりに高いと危険なので、先に登れそうな木を見つけておいてから、さまざまな作業に移るのがベターでしょう。

イノシシの弱点は鼻で、唐辛子のような辛いもののニオイにも弱いです。

とはいえ、こちらから攻撃を仕掛けるような無謀な行為は、厳に慎むようにしてください。

イノシシの子供=うり坊にも細心の注意を払おう!

イノシシの子供は、うり坊と呼ばれ、数匹が並んで歩いていることがあります。

見た目がとてもカワイイですから、つい手を差し伸べたくなってしまいますが、絶対にやめてください。

姿は見えなくても、近くにうり坊の親が潜んでいる可能性が高いです。

自分の子供が人に襲われていると判断したら、一気に襲い掛かってくるので、対処しようがありません。

うり坊を発見したら、必ず離れるようにしましょう。

池や渓流には、緩やかな浅瀬の場所が存在するもので、そういうところはうり坊の水飲み場でもあります。

バシャバシャの水の散る音が聞こえたら、釣りを中止してうり坊の有無を確認してください。

イノシシのいる釣り場で身に着けておきたいおすすめアイテムを選んでみた!

イノシシのいる山間の池や渓流において、身に着けておきたいおすすめアイテムをご紹介しましょう。

足元を固める、フィッシングシューズやブーツは、とても重要です。

滑りにくくて、しっかり歩けるラジアルソールのシューズを履くようにしましょう。

当然素早く後ずさりできますし、緊急避難で木にも登りやすいものがベストです。

防水性能の高いものなら、水辺の移動にも向いています。

ダイワ(DAIWA) タイトフィットフィッシングブーツ (ラジアル) FB-3380L-TブラックM

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ダイワからリリースされている釣り専用ブーツ・フィッシングブーツFB-3380L-Tです。

外観フォルムが、とてもスマートなデザインになっています。

微調整がカンタンにできる、フロントレース仕様です。

足周りへのフィット感を追求した、タイトフィット設計を採用しています。

サイドファスナーが配置されているので、脱ぎ履きがとても楽です。

さまざまな釣り場のシチュエーションに対応可能な、ダイワオリジナルのラジアルソールが搭載されています。

内部には、オリジナルウレタンインソールが採用されていて、クッション性や通気性が向上しています。

ブーツを脱ぎやすい、キックオフが付いています。

履き口までが、完全防水設計になっていますから、池や渓流の浅瀬に立ち込むことができます。

あまり強く踏み込むと、水位が履き口の高さを超えてしまうので、注意してください。

釣り場を歩きやすい、タイトフィット設計なのが嬉しいです。

カラーバリエーションは、ブラックカラーとモスグリーンカラーの2種類がラインナップされています。

サイズは、S・M・L・LL・3Lの5種類から選べます。

Sサイズで24.5cm、3Lサイズで28.5cmです。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されているのが嬉しいです。

ダイワ(DAIWA) ゴアテックスフィッシングシューズ(ハイカット) DS-3301G グレージュ 27.0

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池や渓流で動きやすい、ゴアテックスブーティー採用の透湿防水シューズです。

Vibram社とダイワが共同開発した、オリジナルソールを搭載しています。

Vibram MEGAGRIPは、釣り場の水辺で高いグリップ力を発揮してくれます。

内部には、オーソライト・インソールを採用し、歩行しやすくなっています。

かかと部分にホールド感の高い、EVAカップソールを組み込んだハイブリッド仕様です。

オープンセル構造によって、高い通気性を保持しつつ、優れた耐久性も持っています。

軽量性やクッション性も優れていて、表面を滑り止め加工することで履き心地も向上しています。

スピードフィットシステム搭載なので、紐結びが要りません。

新型のEVAミッドソールを採用していて、軽量化に役立っています。

非常に柔らかいシューズに仕上がっていますから、履き心地や屈曲性が良好です。

新型のオリジナルラスト=足形を採用し、防水性の高いハイカット仕様になっています。

カラーバリエーションは、ブラック・グレージュ・リミテッドグレーの3種類から選べます。

サイズは、24.0cmから29.0cmまで、8種類用意されています。

実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。

イノシシが危険生物であることを認識して山間の釣りを楽しもう!

イノシシの特徴や危険度、遭遇したときの対処法、おすすめの着用アイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?

山でイノシシに出会っても、エサは与えないでください。

人はエサを与えてくれる生き物だ!と認識してしまえば、人の姿を見ても逃げなくなってしまいます。

当然釣り場に食べ残しなどのゴミを残していくのも、絶対にやめましょう。

それから農家さんが設置した獣除けの柵には、触れないようにしてください。

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