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FISHING JAPAN 編集部
釣具店やネット通販サイトをチェックすると、数多くのルアーが並んでいます。
この形状やボリュームなら、自分でも作れるのでは?と思い付く人は結構多いでしょう。
ここでは、ルアーを自作するためのノウハウについて、分かりやすくご紹介します。
目次
ルアーは、自作することができます。
完成したそのルアーで、シーバスやバスが釣れたら、ナニモノにも代えがたい喜びが得られるでしょう。
「そりゃそうだけど、カンタンには自作できないんじゃないの?」
そんなふうに感じてしまうのは、仕方のないことです。
でも、実際にはとてもカンタンに自作できてしまうのです。
まずは、頭の中でイメージしてください。
自分はこれまで、どんなルアーでシーバスやバスを釣ってきたのか。
そしてどんなルアーを自作したいのか。
なかなか具体的に絞り込めないようなら、カンタンに作れそうで、なおかつ釣れそうな形状・ボリュームのルアーの製作に取り掛かりましょう。
まず用意するのは、ルアーのボディを構成する素材です。
加工のしやすさでいえば、木材がベスト。
しかも浮力が高くて、カッターナイフでも加工することのできる、バルサウッドがいいでしょう。
バルサウッドといえば、かの有名なラパラのルアーに採用されています。
ミノーが最も知られていますが、ミノーにはプラスチック樹脂製のリップが付いています。
最初の自作ルアーに、リップまで付けようとすると、ちょっとハードルが高いでしょう。
そこでおすすめなのが、リップの要らないペンシルベイトです。
シーバスやバスが追いかけている小魚のカタチ・ボリュームに合わせて、カッターナイフでバルサウッドを削っていけばいいのです。
まさに自作ルアーを手掛ける領域に、足を踏み入れた瞬間といえるでしょう。
自作ルアーとして、ペンシルベイトを製作することにしましょう。
要るのは、ルアーボディを構成するバルサウッドと、それを削るカッターナイフです。
あとは、フックをぶら下げたり、ラインを結んだりする、アイが必要になります。
細いステンレスワイヤーを用意して、各アイをひとつにつないだ状態に曲げていきます。
ルアーの頭部には、ラインアイ。
腹部と最後尾には、フックアイが突き出るようにして、バルサウッドで左右から挟み込めばOKです。
バルサウッドの内側には、ステンレスワイヤーが収まる程度の溝を掘っておけば、接着剤を用いて貼り合わせて固定することができるでしょう。
最後尾に近いところに、ウエイトボールを仕込めば、ほぼ垂直立ちして水面に浮かぶペンシルベイトが出来上がります。
バルサウッドむき出しの自作ルアーでも、魚は反応してくれます。
でも表面に塗装を施しておけば、より一層魚が釣れる確率が高まるでしょう。
まずは、セルロースセメントに自作ルアーをドブ漬けします。
すぐに引き出して、風通しのいい場所でしっかり乾燥させてください。
デコボコした表面は、サンドペーパー=紙やすりで整えます。
このドブ漬け+乾燥+サンドペーパー作業を、5回は繰り返してください。
そうすると、カチカチに固まった自作ルアーが出来上がり、なおかつその表面に塗装がしやすくなります。
好みのカラーやウロコ模様など、筆を使って塗装してみてください。
塗装が完了したら、そのまま釣りに投入してもいいですし、塗装補強のためにクリアーカラーをスプレーで吹き付けてもかまいません。
全長100mm程度で、ウエイト15gぐらいの自作ルアーにすれば、スピニングタックルはもちろん、ベイトタックルでもキャストすることができます。
アイにスプリットリングを装着すれば、好きなサイズのフックをぶら下げられます。
出来上がった自作ルアーでバスを釣るのに適している、おすすめのベイトタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、6ftから7ft程度の長さを持ったベイトロッドがマッチします。
MLパワーからMパワー程度のブランクスなら、15g程度の自作ルアーを操りやすいでしょう。
リールは、14lb程度のモノフィラメントラインをたっぷり巻ける、軽めのベイトリールが合います。
ロープロファイルデザインのベイトリールなら、パーミングしやすくて、トゥイッチやジャークなどのロッドワークを繰り出しやすいでしょう。
シマノ(SHIMANO) バスロッド 20 ゾディアス バーサタイル ベイト 2ピース 166ML-2 ミディアムライト バーサタイル オカッパリ ボート
シマノからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・ゾディアスシリーズのラインナップから、166ML-2を選んでみました。
全長は1.98mと、とても取り回ししやすい長さのブランクスに仕上がっています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は101.7cmにまで縮まります。
ウエイトは100gと、とても軽く作られています。
ブランクスの先径は、1.6mmです。
適合するルアーウェイトは、5gから15gまで。
適合するラインは、7lbから14lbまでです。
グリップの長さは229mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は、98.6%になっています。
実際に手に取ってみると、とても軽くて張りのあるブランクスだと感じました。
継ぎ目でギクシャクするような曲がりではなく、しっかりと胴に乗せたキャストをおこなうことができます。
ガイドにはラインが絡まりにくく、手返しのいい連続キャストでアプローチを繰り返せるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
バス釣りに使えるのはもちろん、チニングゲームやロックフィッシュゲーム、そして水路などでのシーバスゲームにも投入できるベイトロッドです。
キャストする際には、周囲に誰もいないことをしっかり確認して、バックスイングに入ることを心がけてください。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 23 メタニウム 100HG (右ハンドル) ルアーキャスティング
シマノからリリースされているロープロファイルデザイン系ベイトリール・メタニウムシリーズのラインナップから、100番サイズのハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は7.1対1なので、ハンドル1巻きにつき76cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ハンドルの長さは42mm。
ウエイトは175gと軽めで、スプール寸法は直径/幅が、34/19mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを100m巻けます。
ボールベアリングは、10個搭載しています。
実際に手に取ってみると、とても軽くて扱いやすく、パーミングによる安定した保持が良好に感じました。
バックラッシュトラブルは、シマノ独自のSVSインフィニティによって制御されています。
クラッチの切れ・つながりは申し分なく、巻き心地はとても滑らかです。
実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に収まっています。
ソルト対応なので、シーバスゲームやチニングゲームなどに、積極的に投入してみてください。
レベルワインドの周辺に、水面の浮きゴミが溜まりやすいかもしれません。
気づいたら早めに取り除いてください。
そのままにしておくと、キャストの際やリトリーブの際に、余計な抵抗を生み出してしまうかもしれません。
自作ルアーの作り方や、おすすめのロッド&リールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
バルサウッドをカッターナイフで削る際には、ゆっくりと丁寧におこなうようにしましょう。
カンタンに削れるので、刃先が滑りやすく、指先などケガを負わないように注意してください。
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